第8回「震災対策技術展」関連講演会(横浜)
どう活かす地震の教訓
−建物の耐震性向上にむけて−
主催:日本建築学会
地震防災総合研究特別調査委員会
危険度・耐震安全性評価小委員会
兵庫県南部地震では耐震性の低い建物が倒壊し、多くの人命が失われました。このような耐震性の低い建物は全国に多数存在していることから、これらの建物を耐震補強したり、耐震性の高い建物を建設していくことが地震防災上重要です。しかしながら、耐震補強などはあまり進んでいないのが現状です。
耐震補強や耐震性の高い建物の建設には、それに関係する人々の理解と協力が必要と考えられます。そこで本講演会では、建物の耐震性向上をはかるために、理解しておきたい地震や被害に関する知識、耐震性向上のための方法や社会的な仕組み等について解説していただきます。さらに、パネルディスカッションを通じて、建物の耐震性向上のために何が出来るのかを皆さんとともに考えます。
1.日時:2004年2月6日(金)13時30分〜16時30分
2.場所:横浜国際平和会議場 パシフィコ横浜・アネックスホール(F205・206室)
(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
3.プログラム:
挨拶 翠川三郎(東京工業大学教授)
基調講演 「自助・共助・公助」 (13:35-14:05)
重川希志依(富士常葉大学環境防災学部教授)
第1部 基調報告(14:05-15:05)
1)地震動と建物被害 --------石井 透(防災科学技術研究所)
2)木造住宅の耐震性と耐震補強--------大橋好光(熊本県立大学環境共生学部助教授)
3)行政の取り組み --------飯田直彦(国土交通省国土技術政策総合研究所室長)
4)市民の意識と対応 --------池田浩敬(富士常葉大学助教授)
第2部 パネルディスカッション(15:20-16:30)
−建物の耐震性向上のために何をすべきか−
講演者+会場
司会:翠川三郎(東京工業大学教授)
記録:片岡俊一(弘前大学助教授)
■参 加
費:参加無料(資料代1,000円)
■定 員:250名(申込み先着順)
■申込方法:参加希望者は、氏名・所属・電話番号等を明記のうえ、
下記にFAXか E-mail:shigihara@aij.or.jp で申し込む。
■申込・問合せ:日本建築学会事業部 鴫原
毅(しぎはら)
〒108-8414 東京都港区芝5-26-20
Fax:03-3456-2058 E-mail:shigihara@aij.or.jp
Tel:03-3456-2051