日本建築学会北陸支部広報誌 Ah!35号
2009年度日本建築学会北陸支部総会記念講演報告
「民家はどのように造られてきたか
−経済合理性からみる民家の歴史−」
講師: 平山 育男 (長岡造形大学 教授) |
講師近影
図1 研究の切っ掛けとなった稲城市森家住宅
18 世紀初期に建てられたものが明治時代初期の
火災後、 2km 程の地から移築された。
図2 柏崎市 黒崎家住宅
中越沖地震で倒壊。明治時代中期の火災後、
移築された土蔵造の町家
図3 長岡市 川上家住宅
大正5(1916)年の新築であるが、
小屋組は古材を用いる。
図4 長岡市 朝日酒造松籟閣
昭和9(1934)年建築。壁、天井に工業製品に
アールデコの意匠と工業化社会における
住宅建築のあり方を先進的に示す。
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