日本建築学会北陸支部広報誌 Ah!40号

■北陸支部活動報告

2012年度北陸支部大会(長野) 開催報告



梅干野成央 (信州大学)


写真1 シンポジウム


写真2 学生による語り合いのシンポジオン


写真3 北陸支部大学高専卒業設計優秀作品展示

 2012年7月21・22日(土・日)に、信州大学工学部を会場として、2012年度北陸支部大会(長野)が開催された。

■7月21日(土)
 12:45-13:00 開会式
 13:00-17:00 シンポジウム【※1】(写真1)
 17:30-18:30 懇親会
■7月22日(日)
 09:00-11:00 学生による語り合いのシンポジオン【※2】(写真2)
 11:10-11:45 北陸建築文化賞の表彰式と表彰作品の発表会
 12:30-17:40 研究発表会
■併設行事
 北陸建築文化賞受賞作品展示
 北陸支部大学高専卒業設計優秀作品展示【※3】(写真3)
 2011年度支部共通事業設計競技優秀作品展示

【※1】シンポジウム:「北陸・信越地方の自然災害とその備え」の主題のもとに、加藤大介氏(新潟大学)「地震動と被害」、五十田博氏(信州大学)「風・竜巻と被害」、西村督氏(金沢工業大学)「積雪と被害」、小林弘幸氏「自治体の取り組み事例」の話題提供があった後、主題にもとづいてパネルディスカッションが行われた。
【※2】学生による語り合いのシンポジオン:「地域における学生の建築活動」と題して、「小原ECOプロジェクト2011」(福井工業大学)、「Rest Stop 河北潟干拓地生活風景創成活動」(石川工業高等専門学校)、「信州大学・小布施町地域環境研究室の環境・地域貢献活動報告」(信州大学)、「新潟県産木材のライフサイクルアセスメント調査」(信州大学)、「寒冷地におけるLPガスを燃料とした家庭用燃料電池コージェネレーションシステムと太陽光発電システムの冬期における性能評価に関する研究」(信州大学)の発表と意見交換があった。
【※3】北陸支部大学高専卒業設計優秀作品展示:出典申し込みのあった、武石和真(金沢工業大学)「錯覚の美術館」、鎌仲諒(金沢工業大学)「失われた31670u」、倉重翔太(新潟工科大学)「水の楽校〜場所との共生のあり方〜」、阿部浩子(新潟工科大学)「そそり立つ子どもの閣〜放課後の場面の集積〜」、黒川奈緒美(福井大学)「ヨルトコロ」、那須泰樹(福井大学)「サカエノキオク 名古屋市中区—1年8ヶ月の記憶を紡ぐ建築」、石井広侑(福井工業大学)「街のような」、鳴海敬大(信州大学)「dam × museum」、峯村廣紀(信州大学)「木で建築をつくる。—木の魅力を伝え、発信源となる建築の提案—」の計9作品が展示された。