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■展示期間・時間
開館時間10時−19時(土、日、祭日は17時まで)*休館 12月29日−1月4日
■企画の背景
2007年は朝鮮通信使発足400周年であり、日韓各地でさまざまにイベントが行われています。
徳川将軍の交替にともない、朝鮮王室から慶賀のための外交使節として江戸に派遣された朝鮮通信使の存在は、鎖国の時代といわれた江戸時代に東アジアの間で豊かな国際関係が築かれていたことを物語っています。
500人前後の朝鮮外交団に加えて、嚮導役の対馬藩士、各藩の随行員など、都合1500人が海路と街道を約10ヶ月をかけて動くことから、通信使の往来は華やかなページェントを散りばめた国際イベントとなり、多大の施設やインフラの整備をともなうこととなりました。
そうした建築物や土木構築物の中には今日まで継続されているものも少なくなく、全体で「朝鮮通信使遺産」とでも呼べるような遺産の系をかたちづくっています。
本展覧会は、日韓にまたがるこれらの遺産に着目し、その形成プロセスと利用のされ方、その後の継承の仕組み等について「朝鮮通信使の道」という見方から再評価を行うものです。
今日、日韓にまたがる「道」としての共同遺産を、サンチャゴ・デ・コンポステラに連なる巡礼の道になぞらえ、リニアな世界遺産として認知させようとの動きも活発になってきています。
本企画はそのための具体的は裏づけを提供するとともに、近世東アジアの国際的な遺産を広く世に知らしめる役割を果たすこととなります。
朝鮮王朝の都ソウルから江戸に到る長い道のりの間に展開する港町や街道町、城下町などに着目し、国境を越えたリニアな世界遺産の可能性を論じます。
日朝の密な交流が、都市計画や建築デザインに強い影響を与え、日朝混合様式ともいえる新たなスタイルを生み出した事実についても具体的に示すことになります。
■展示の内容
・ 朝鮮通信使に関わる古地図、絵図、指図、写真
・ 朝鮮通信使遺産の復元図、模型
・ 草梁の倭館の復元図、模型
(全体として日韓から50点程度の展示物)
■シンポジウム
期日 1月12日(土)13:30-16:30
場所 建築会館ホール(港区芝5-26-20)
開会の辞:三宅理一(慶應義塾大学教授、日本建築学会理事)
挨拶: 原田令嗣(「朝鮮通信使」交流議員の会事務局長)
韓国大使館から
基調講演:前野まさる(日本イコモス国内委員会委員長)
セッション1−朝鮮通信使を振り返る
金光植(韓国イコモ国内委員会)
東原和郎(瀬戸内市助役)
遠藤靖夫(朝鮮通信使日韓友情ウォーク本部隊事務局長)
毛利和雄(NHK解説委員)司会
セッション2−朝鮮通信使と歴史遺産
金晶東(牧園大学校教授)
夫学柱(慶應義塾大学講師)
西村幸夫(東京大学教授)
渡辺洋子(芝浦工業大学教授)司会
■参加申込み 展示会、シンポジウム(定員180名)とも入場無料です。
■問い合わせ 日本建築学会事務局 中村
電話03-3456-2019
e-mail:mikihisa@aij.or.jp