□1日目 11月29日(金)
10:00〜10:10
開会の挨拶 宮原真美子(佐賀大学)
10:10~11:55
セッション1 「生活空間の構成と変容」6題
司会:高道昌志(東京都立大学) コメンテーター:益尾孝祐(愛知工業大学)
13:00~14:15
セッション2 「居住地の持続可能性とコミュニティ」4題
司会:益尾孝祐(愛知工業大学) コメンテーター:松浦健治郎(千葉大学)
14:30~15:45
セッション3「空き家・不動産の流通」4題
司会:後藤智香子(東京都市大学) コメンテーター:碓田智子(大阪教育大学)
16:00~18:00
パネルディスカッション
【テーマ】「住まいのコモニング―住宅の私有化・商品化を乗り越える」
【主旨】
近年,わが国では居場所づくりの取り組みが盛んである。例えば,市民による子ども食堂等の地域の居場所づくりは2010 年代以降急増しており,また,建築家が自身のアトリエの一部を開放するなど,私的な領域を他者に開く,いわゆる「住み開き」の魅力的な例も増えている。一方で,物価の上昇や市場経済の一層の浸透,外部サービスへの依存により住宅の私有化・商品化が進み,住宅は身近な存在でありながらどこか私たちの手から離れ,手の届かない存在になってきてはいないだろうか。近年の居場所づくりのムーブメントは,このような「住宅からの疎外」へのある種の抵抗とも言えるかもしれない。
コモニングとは,コモンズ(共有資源)そのものとコモンズを編み直し続ける実践,そしてそれを取り巻く関係性を指し示す用語である。本パネルディスカッションでは,「住宅からの疎外」に対するコモニングとは何か,制度で担保できる/できないコモニングとは,コモニングを受容する社会の側に求められる態度とはなど,具体的な実践と理論の両面から議論し,住宅の過度な私有化・商品化を乗り越え,住まいをもう一度ひらかれたものにする手立てについて議論したい。
【講演】 松村淳(神戸学院大学)
田中康裕(合同会社Ibasho Japan)
後藤智香子(東京都市大学)後藤治(工学院大学)
【主旨説明】前田昌弘(京都大学)
【司会】 深井祐紘(明星大学)
【コメンテーター】藤岡泰寛(横浜国立大学),関川華(近畿大学)
【まとめ】 宮原真美子(佐賀大学)
【企画・コーディネート】住宅系研究報告会 建築計画委員会・幹事
(手話通訳付き)
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□2日目 11月30日(土)
10:00~11:15
セッション 4「住まいづくりの担い手・支援」4題
司会:内海康也(国土技術政策総合研究所) コメンテーター:長谷川洋(国土技術政策総合研究所)
13:30~12:45
セッション 5「住まいの修繕・改修とその評価」4題
司会:関川華(近畿大学) コメンテーター:高井宏之(名城大学)
13:45~15:15
セッション 6「被災による生活の変容と支援」5題
司会:林和典(近畿大学) コメンテーター:友渕貴之(宮城大学)
15:30~17:15
セッション 7「住宅ストックの活用・再生」6題
司会:深井祐紘(明星大学) コメンテーター:藤岡泰寛(横浜国立大学)
17:15~17:25
閉会挨拶:関川華(近畿大学)