インパルス応答データベース
 背景
音声伝送(話が苦労なく聞き取れること)は公共空間の重要な問題である。
建築計画・設計に「音声伝送性能の確保をするための音響設計」を取り入れていくことが重要である。

 しかし、現状は十分に考慮された設計は行われていな。

理由:
 建築空間を評価する際の各指標の適用限界が明確でない
 音声伝送性能の可否を判定するガイドラインが明確でない
 設計資料が不足している

音声伝送評価手法を確立し、設計資料の整備を行うことが急務である。
 目的
 「評価指標の適用限界」「音声伝送の可否の判断資料」「設計資料」の基礎データの収集を行う。

客観性:「物理指標値算出方法」と「音場の良否判断」に客観性をもたせたい
音場のインパルス応答自体をデータベース化することを試みる。
   ↓活用
 *物理評価指標:同一方法で算出する。
 *主観評価指標:インパルス応答を用いた主観評価実験
   ↓分析
音声伝送評価手法のガイドラインを示す基礎資料になる。
 
 概要
 本データベースは下記の5項目で構成している。
 1) 室の条件
 2) 測定条件
 3) インパルス応答データ
 4) 物理評価指標
 5) 図面
 シンポジウムの発表資料(2003.1.17)
 PPTパワーポイントファイルでインパルス応答DBの概要を見られます。目的や前SWG(〜2002年度)までの成果確認出来ます。2003.1.17AIJシンポジウム発表

 2003.1.17 AIJシンポジウム原稿