水環境運営委員会blog
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第35回水環境シンポジウム「防災と雨水」
2011年9月10日土曜日
チラシPDFはこちらからダウンロードできます。
第35回 水環境シンポジウム「防災と雨水」
〜「雨水活用建築ガイドライン」の制定と普及に向けて〜
東日本大震災は、あらゆる分野でこれまでの基本的な考え方の見直しを迫る多くの課題を投げかけました。日本建築学会においても、すべての部門で見直しが行われました。雨水建築規格化小委員会においては、4年にわたり検討してきた「雨水活用建築ガイドライン」の発行間際に起きた出来事であり、その教訓を加味して7月に発刊しました。雨水利用はもともと防災の要素を多く含んでおり、近年の集中豪雨や異常渇水の対策として新たな環境性能を有する「雨水活用建築」の提案を行いました。加えて、放射性物質による雨の汚染などの問題にも対応しなければなりません。本シンポジウムでは、ガイドラインの内容を解説するとともに、その意義や普及について議論を行います。
主催:(社)日本建築学会環境工学委員会水環境運営委員会
日程:2011年9月17日(土)13:00-17:00
会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20, JR田町駅、都営地下鉄三田駅 徒歩3分)
参加費(資料代込・当日徴収):会員1,000円、会員外2,000円、学生500円
(シンポジウム終了後、交流集会を別途参加費3,000円で開催します)
定員:150名(申込先着順)
申込方法:E-mail/FAXにて「催物名称、氏名、会員種別(会員番号)、勤務先名、電話番号、 FAX番号、E-mail」を明記のうえ申し込んで下さい。定員に達した場合のみ、お断りのご連絡を差し上げます。
申込み・問合せ 事務局研究事業G 一ノ瀬(E-mail:ichinose@aij.or.jp, Fax.03-3456-2058)
■プログラム
挨拶・主題説明:小瀬博之(水環境運営委員会前主査)
1. 基調講演
岡田誠之(東北文化学園大学教授):「東日本大地震の体験と雨水」
2. 報告
1) 神谷博(雨水建築普及小委員会主査):「雨水活用建築ガイドライン」
2) 鈴木敦子(雨水建築普及小委員会):「雨の建築道」
3) 大西和也(雨水建築普及小委員会):「雨水活用建築製品便覧」
3. パネルディスカッション「雨を活用する新たな建築を目指して」
パネリスト
1) 渡邉亮一(福岡大学准教授):「雨水ハウスの実践」
2) 中臣昌広(文京保健所):「雨水の水質と放射性物質」
3) 屋井裕幸(雨水貯留浸透技術協会):「雨水業の防災支援」
4) 和田真治(東京都建設局河川部計画課):「東京都における雨水浸透貯留に関する取り組み事例」
コーディネーター:神谷博(雨水建築普及小委員会主査)
第 35 回水環境シンポジウム「防災と雨水」を2011年9月17日(土)午後に建築会館(東京・田町)で開催します。