昼光照明シミュレーション公開研究会のご案内
(Workshop
on Daylighting Simulation)
環境配慮型建築の手法として、昼光照明は優先的に採用されるべきである。しかし、昼光による光環境の実際的な予測は容易でない。これまで、Radiance、Adelineなどの種々の昼光照明シミュレーション・プログラムが開発され、日本でも昼光シミュレーションシステムの開発が進められている。本研究会では、CIE(国際照明委員会)で昼光照明シミュレーション・プログラムの性能検証ベンチマークを作成したマーマリ氏(仏)を招き、昼光照明シミュレーション開発の現状と課題を議論する。なお、発表は英語で行われるが、質疑応答および討論では日本語も使用できる。
日 時:11月11日(木)13:30〜17:00
場 所:大阪市立大学・文化交流センター
(〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階)
主 催:九州大学21世紀COEプログラム「循環型住空間システムの構築」
環境工学委員会 光環境小委員会
共 催:日本建築学会近畿支部光環境部会
定 員:50名(当日先着順)
参加費:会員・会員外・学生1000円(資料代を含む)
プログラムおよび講師
13:30〜13:35 開会の挨拶
13:35〜14:15 CIE TC3-33の成果について(Fawaz Maamari・照明コンサルタント)
14:15〜14:40 昼光シミュレーションソフトウェア精度検証のためのテストケースの提案
(吉澤望・東京理科大学)
14:40〜15:05 建築の社会動向が求める昼光シミュレーションの役割(三木保弘・国土交通省)
15:05〜15:15 休憩
15:15〜15:40 昼光シミュレーションシステムの開発
- 入出力インターフェースおよび計算エンジンの開発(鈴木広隆・大阪市立大学)
15:40〜16:05 全天型輝度分布モデルAll Sky Modelの応用(古賀靖子・九州大学)
16:05〜16:30 天気応答型昼光照明制御システムに関する基礎的研究(上谷芳昭・京都大学)
16:30〜16:55 総合討論
16:55〜17:00 閉会の挨拶
申込み・問合せ:九州大学大学院 人間環境学研究院 都市・建築学部門 古賀靖子
E-mail:koga@arch.kyushu-u.ac.jp