2010年5月24日
主催:日本建築学会環境工学本委員会空気環境運営委員会
2009年世界でブタ由来の新型インフルエンザの爆発的な流行(パンディミック)が起きている。新型インフルエンザの病原体はブタ由来のA/H1N1であり,流行の防止にそのウィルス粒子の空中での挙動を明らかにし,的確な対策を施すことが極めて重要である。一方,従来型の微生物汚染に代表されるダニ・カビ汚染においては,近年,いわゆるダンプビルと居住者の健康影響について世界的に注目を集めている。本シンポジウムは,建築環境分野におけるウィルス,真菌,MVOCに関する最新の研究成果を発表し,微生物汚染対策における建築環境分野での対応について討議を行う。
2010年9月8日(水)(建築学会大会前日)
シンポジウム:午後1時〜午後5時30分
懇親会:午後6時30分(シンポジウム終了約1時間後)〜
会場: 金太郎温泉
住所: 富山県魚津市天神野新6000 TEL
0765-24-1220(代)
地図:
研究者、大学院生、設計者、行政関係者等の幅広い方々の参加を希望します。
@シンポジウム+懇親会+宿泊
会員:18,000円/会員外:20,000円/登録メンバー:19,000円/学生:13,000円
Aシンポジウム+懇親会
会員:13,000円/会員外:15,000円/登録メンバー:14,000円/学生:8,000円
Bシンポジウムのみ
会員:5,000円/会員外:7,000円/登録メンバー:6,000円/学生:5,000円
120名 (なお、定員になり次第締め切らせて頂きます。)
第19回空気シンポジウム申込書をダウンロード後、必要事項を記入の上、
大成ツーリスト小山宛にFAX(03-5330-5051)でお申し込みください。
後日、請求書とご案内書をお送りします。
申し込み用紙: こちらをクリックして下さい。
申込締切: 2010年7月30日(金)
1 開会の挨拶 近藤靖史(東京都市大学・空気環境運営委員会主査)
2 主旨説明 柳 宇(工学院大学・室内空気環境小委員会主査)
3 ウィルスに関する最新研究成果の紹介
3.1 医療施設の建築計画と感染制御の現状 筧 淳夫(国立保健医療科学院)
3.2 絶対湿度とインフルエンザウィルスの活性 倉渕 隆(東京理科大学)
3.3 インフルエンザ対策と空気−感染制御 田辺 新一(早稲田大学)
3.4 感染症対策としての紫外線殺菌(UVGI)と殺菌効果の評価 加藤 信介(東京大学)
3.5 空気清浄機などによるウィルス対策の効果検証事例
香川 兼一(ダイキン工業),山内 俊幸(パナソニック電工),西川 和男(シャープ)
4 ダニ・カビ・MVOCに関する最新研究成果の紹介
4.1 ダンプビルの室内環境と健康に関する全国調査
吉野 博(東北大学),長谷川 兼一(秋田県立大)
4.2 微生物からの揮発性有機化合物(MVOC)の発生特性 鍵 直樹(国立保健医療科学院)
4.3 反応拡散系モデリングによる真菌増殖予測 伊藤 一秀(九州大学)
5 全体に対する質疑・討論 柳 宇(前掲)
6 まとめ 池田 耕一(日本大学)
(1) 講演内容および講演者は都合により変更となる場合がありますので御承知おき下さい。
(2) 本シンポジウムに関するお問い合わせは以下へお願いします。
室内空気環境小委員会主査 柳(工学院大学) e-mail: yanagi-u@niph.go.jp
空気環境運営委員会幹事 吉野(東洋熱工業) e-mail: hyoshino@tonets.co.jp
学会事務局研究事業部 酒井(日本建築学会) e-mail: sakai@aij.or.jp
※上記問い合わせ先のメールアドレスは@(アットマーク)を全角表示しています。メール送信の際は@を半角にし、送信下さい。