2011年8月28日更新
主催:日本建築学会環境工学本委員会空気環境運営委員会
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では,地震そのものによる被害もさることながら,その後に起こった未曾有の規模の津波や福島第一原子力発電所の事故の引き金となり,その被害は現在進行形で続いていることは周知の通りである.日本建築学会空気環境運営委員会では,この問題に対して我々には何ができるか,何をすべきか議論した.結果,当初の予定を変更し,委員会委員及び被災地に近い研究者の協力を得,東日本大震災に関連した空気環境問題についての情報収集,現場実測,シミュレーションなどを行い,被災状況と放射性物質の拡散,既設・仮設住宅の空気環境に関する研究成果を空気シンポジウムの場で公開することにした.シンポジウムでは,この問題に今後どのように向き合って行くべきか討論したい.
2011年8月22日(月)(建築学会大会前日) 午後1時〜午後5時
・12時(PM0時)より受付開始予定です
会場: 早稲田大学 理工キャンパス(西早稲田キャンパス)55号館N棟1階 大会議室
住所: 東京都新宿区大久保3-4-1
地図:
研究者,大学院生,設計者,行政関係者等の幅広い方々の参加を希望します.
会員:2,000円/会員外:3,000円/登録メンバー:2,000円/学生:1,000円
※資料代を含みます.当日,会場でお支払い下さい.
150名 (定員になり次第,締め切らせて頂きます)
下記の申込み記入フォームの事項をメール本文に記載し,20airsympo@gmail.com宛にお送り下さい.
※定員を超えた場合のみ,ご返信させて頂きます.
申込締切: 2011年8月7日(日)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【第20回空気シンポジウム参加申し込み記入フォーム】
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【注意事項】
メールのSubject(件名)は 『第20回空気シンポジウム申し込み』 として下さい.
○参加者氏名(ヨミガナ):
○参加者所属:
○参加者TEL:
○参加者住所:〒
○参加者Eメール:
○参加種別(該当する種別のみ残し、他は削除して下さい)
・会員:2,000円
・会員外:3,000円
・登録メンバー:2,000円
・学生:1,000円
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
1.開会の挨拶・趣旨説明 倉渕 隆(東京理科大学・空気環境運営委員会主査)
2.東日本大震災被災状況と放射性物質の拡散問題
2.1 東日本大震災被災状況報告 内海康雄(仙台高等専門学校)
2.2 オフサイト避難所における生活環境の実態 飯野由香利(新潟青陵大学)
2.3 放射性物質拡散の現況と予測 義江龍一郎(東京工芸大学)
2.4 教育施設を中心とした建物内外放射線環境の実態 田中正敏(福島県立医大名誉教授)
3.既設・仮設住宅の室内空気環境
3.1 既設・仮設住宅の環境問題 吉野 博(東北大学)
3.2 仮設住宅における室内空気質問題 鍵 直樹(国立保健医療科学院)
3.3 仮設住宅建設地域における放射線環境 野崎淳夫(東北文化学園大学)
3.4 放射線のリスク評価 緒方裕光(国立保健医療科学院)
4.質疑・総合討論 司会:清田誠良(広島工業大学)
5.まとめ 持田 灯(東北大学)
(1) 講演内容および講演者は都合により変更となる場合がありますので御承知おき下さい.
(2) 本シンポジウムに関するお問い合わせは、学会事務局(担当:一ノ瀬)へお願いします.