意見公募

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住宅とエネルギーについて

MessageType: その他
Username: 田中 那美
UserAff: 九州大学 工学部 建築学科 1年
UserEmail: Tomomi.Tanaka@ma9.seikyou.ne.jp
日付: 99/08/07
時刻: 11:46:15
リモート名: 202.211.162.73

Comment

九州大学 建築学科 1年    田中 那美 (1TE99036P)

建築の環境:レポート 課題;住宅とエネルギーについて

 今、エネルギー不足や環境破壊が深刻な問題となっており、早急に民生用のエネルギーを大幅に削減しなければならなくなりました。民生用のエネルギーの大部分を占めているのは冷暖房・給湯のエネルギーであり、まず初めにこれらのエネルギーを減らさなければならないと思います。  まず、給湯のエネルギーは、できるだけ太陽熱を利用すべきだと思います。太陽電池はコストがかかるかもしれませんが、水を温めるくらいなら手軽にできると思います。そして、足りない分だけガス・電気エネルギーで補えばいいと思います。  次に、冷暖房のエネルギーについてですが、最近では人の集まるところでは冷暖房を入れるのが当たり前となっています。このような年中冷暖房を必要とするところでは、高断熱・高気密を義務付けるべきだと思います。私の通っていた高校はとても古くいため窓は木製の枠で隙間風がひどく、冬に暖房を入れても効き目が悪く、効率も悪かったのを覚えています。古いものを大切にすることも重要ですが、エネルギーの面から考えると、改善した方がいいと思います。  一般の家庭などそこまで頻繁に冷暖房を使用しないところでは、高断熱・高気密住宅であることも望ましいが、風通しがいいことも重要だと思います。冷暖房の効率を上げてエネルギーを節約するよりも、冷暖房の使用回数を減らせるようなつくりにして消費するエネルギーを減らすべきです。軒の長さを調節して、夏は直射日光が入らないようにし、冬だけ建物の中に日光を取り入れるようにしたり、また、日照量不足や結露の発生・自然換気量の不足等の問題がありますが、 土地不足を解消したり地表面の利用が可能になったり、プライバシーの侵害や騒音が減ったり、そしてなんと言っても、熱損失が少なく年間を通じて少ないエネルギーで快適な熱環境が得られるという長所がある地下も利用すべきだと思います。  私は、このように建物の利用の用途に応じた基準を設けて、少しでも多くのエネルギーの削減につなげて欲しいと思います。

 


最終更新日: 2000/07/21