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MessageType: その他
Username: 山田 密加
UserAff: 九州大学 工学部 建築学科 一年
UserEmail: te199060@cse.ec.kyushu-u.ac.jp
日付: 99/08/15
時刻: 14:43:22
リモート名: 210.162.156.226
最近家だけで、8千万円位する家が出回っているそうです。初めそれを聞いたとき、その家は、これまでの コンクリート、密閉型、エネルギー大量消費の住宅に取って換わる昔ながらの過ごしやすい家かと思いました。しかし残念ながら、完全空調設備の別の意味で今までとは違う家でした。今や空調設備の必要無い家は不可能でしょうか。 私の父方の本家は、昔から山中にある、大きな窓の多い、続き間座敷の古い家です。ここに、空調設備は何もありませんが、吹き抜ける風と、川のせせらぎ、木々の揺れる音、また開放的な間取りが、とても涼しく感じさせてくれます。標高が高いと言えばそれまで ですが、私はここで間取りと音環境そして匂環境なるものが、人に涼感を与える役割は大変大きいと思いました。 今都市で 生活する人にとって、エアコンなしで、真夏を過ごすのは、難しいかと思います。しかし限りあるエネルギーを考えたとき、このような間取りや、音、匂を効果的に利用することで少しは空調にかかるエネルギーを抑えられたら、素晴しいとおもいます。昔 人々が風鈴に涼を感じたように、科学の発達した現在は 今のやりかたで、、、。