エンドユーザーが住まいに求めるもの
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不満ポイント |
1 |
遮音性 |
31.9% |
外からの音・隣上下からの音がうるさい |
2 |
道路 |
25.0% |
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3 |
収納 |
23.6% |
全体の収納・各室内の収納不足 |
3 |
生活利便性 |
23.6% |
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3 |
駐車場 |
23.6% |
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6 |
駐輪場 |
22.2% |
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7 |
結露 |
15.3% |
通風・断熱性不足から結露発生 |
8 |
広さ |
15.3% |
実際に使える広さが狭い |
9 |
柱・梁の出っ張り |
15.3% |
家具の配置の失敗や狭さの原因が柱・梁 |
10 |
管理状況 |
13.9% |
長期修繕計画や管理費があいまい・管理形態や状況が曖昧 |
(網掛け部分は性能に関する部分)
● 一戸建てはアフターサービスいよる性能保証、日当たり、道路による日照・プライバシーの確保、結露に対する不満が高い。
*新築一戸建購入者の具体的不満ベスト10
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不満ポイント |
1 |
間取り・プラン(特に水回り) |
56.4% |
狭い・使いにくい |
2 |
収納 |
29.1% |
全体の収納・各室内の収納不足 |
3 |
アフタ−サ−ビス |
23.7% |
保証の内容・責任の所在が明確でない |
4 |
生活利便性 |
20.0% |
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5 |
日当たり |
16.4% |
日照時間が少ない・屋根の断熱効果が悪く、温度差が激しい |
5 |
道路 |
16.4% |
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5 |
電車・バスの本数 |
16.4% |
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8 |
結露 |
14.6% |
とくに夏・冬にトラブル発生 |
8 |
駐車場 |
14.6% |
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8 |
テレビ・電話端子 |
14.6% |
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8 |
近所づきあい |
14.6% |
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(網掛け部分は性能に関する部分)
● 良好な室内環境を満たした高性能質の住宅供給をより促進するための公庫融資の優遇
● 住宅設計制度による容積率アップのインセンティブを更に一歩進め、緑化率が高い・街並みデザインが優れているといった景観重視型開発への容積率アップ、公的融資優遇
● 中古住宅売却時の査定評価における住環境評価項目を重視し、環境の良い住宅は価値が高いという経済性の認識を市場に浸透させる
● 室内・外の環境をユーザーに分かりやすく伝えるための、環境・性能基準の定量化とそれを分かりやすく伝える表示の工夫
*住宅購入者が情報収集段階で必要だと感じる項目
項目 |
内訳 |
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住み手が知りたいポイント |
住戸構成 |
階高 |
高さ・阻害物の有無 |
階数 |
面積 |
広さ |
プラン別・間取り平均専有面積 |
住戸の面積 |
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バルコニ− |
バルコニー奥行き・面積、数、ルーフバルコニー付数 |
バルコニ−の広さ |
通風・採光 |
開口部の向き |
東西南北 |
窓の向き |
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日照時間 |
階層別・住戸別・ライトコ−トの有無 |
日照時間 |
間取りプラン |
プラン設定 |
Zプランや変形プラン、LD間口サイズ |
間取りプランの使いやすさ(フルフラットや可動壁など) |
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室内空間 |
天井高・梁の突出 |
天井高(アンボンド工法かなど) |
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居室の広さ |
LD・洋室・和室などの広さ |
リビングの広さ |
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キッチン |
タイプ数・面積・導線ルート・開口(窓)・キッチンサイズ |
キッチンの広さ |
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バスル−ム |
ユニット面積・開口(窓)・付加機能(ジェットバスなど) |
バスル−ムの大きさ |
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収納 |
収納総面積・収納数・大型収納・用途別機能 |
収納の大きさ |
構造 |
防音・耐久性 |
スラブ厚基準・戸境壁厚・配管性能・二重サッシ・外壁 |
防音対策(壁厚・床厚)・ 長く住めるかどうか・手すり設置など可能か・配管など水周りの構造(さや管ヘッダ−など) |
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耐震性 |
地盤・基本構造(免震・耐震) |
耐震設計かどうか |
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断熱・結露対策 |
壁仕上げなど |
断熱・結露対策 |
設備・仕様 |
仕様と素材 |
建具素材・仕上げ素材・オプション・カラーオーダー・ブランド |
壁や建具などの仕様 |
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各種室外設備 |
トランクルーム・宅配ロッカー・オートロック・BS |
オ−トロックの有無 |
管理 |
日常管理 |
セキュリティーシステム・管理形態と内容・管理員数・清掃員数 |
日常の管理形態 管理サ−ビス |
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長期修繕計画 |
修繕金(一時・積立の計画性)・修繕計画 |
長期修繕計画の内容 |
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アフタ−メンテナンス |
修繕システム・定期検診 |
アフタ−メンテナンスの内容 |
*住み手の不満・トラブルをからみる性能表示項目案
居住性(建物・住戸内) |
外部・上階・隣戸に対する遮音性能・断熱性能・気密及び換気性能・通気及び通風性能・結露防止性能・日当たり性能・健康配慮性能・リフォ−ムのしやすさなど将来の変化への配慮 |
空間利用 |
収納比率・天井高・アンボンド工法や柱梁の出っ張りなどスパンの広さ・バルコニ−の広さや奥行き |
構造安全性(建物・住戸内) |
耐震性能・火災安全性(火災感知・避難の安全・建物内の延焼抑制)・防犯安全性・日常安全性・高齢者への安全性(出入口・通路幅員・設備・フルフラット・段差) |
耐久性 |
主体構造・躯体・給排水管などの耐久性 |
保証・管理 |
長期修繕計画・日常管理形態・アフタ−サ−ビス・アフタ−メンテナンス |
*検討中の性能表示項目の大分類(建設省)
構造安全性 |
地震・強風等からの人命・財産の保護等 |
火災安全性 |
早期火災感知、非難の安全、建物内の延焼抑制等 |
温熱空気環境 |
防寒、防暑、空気清浄、冷暖房の省エネルギー等 |
音環境 |
騒音防止、生活音に関するプライバシーの確保等 |
光・視環境 |
明るさの確保等 |
耐久性 |
建物の劣化の防止・遅延、維持管理や増改築の容易さ等 |
移動・操作 |
日常の安全性、高齢者等への対応等 |