建築物の振動に関する居住性能評価規準(案)

パブリックコメント募集


本小委員会では,環境工学委員会のAIJES(日本建築学会環境基準)作成推進方針に則り,建築物に日常的に発生する振動を居住性の観点から評価するための指針である「建築物の振動に関する居住性能評価指針」を,前回制定(2004年)後の学術研究の進展や,環境振動を取り巻く情勢の変化に応じて,改定する作業を行っております。
本指針の改定については,2016年8月25日にパネルディスカッション「建築物の振動に関する居住性能評価指針の改定に向けて」を開催し,その後も2017年1月27日,および2018年1月23日に開催された2回のシンポジウムなどを通して改定案の概要を説明するとともに,広く会員の皆様の御意見をいただきました。また,今回の改定案では,改定前の指針から設計的要素が別の指針として切り離され,振動とそれに対する居住者の評価との関係に内容が特化されたことから,位置付けを「指針」から「規準」に変更することになりました。 その後も関連分野の研究者や専門家の御意見をいただきながら内容の検討を進め,この度,本規準の最終案(FDS)の完成の運びとなりましたので,ここにパブリックコメントを募集いたします。
多数の皆様からの御意見をお待ちしております。
御意見は、日本建築学会会員番号および氏名を御明記の上,下記宛にEメールでお送りください。

一般社団法人 日本建築学会
環境工学委員会 企画刊行運営委員会
居住性能評価指針改定刊行小委員会
主査 横山 裕

2018年5月22日

本件の意見受付

 2018年6月20日(水)に意見受付を終了いたしました。ご協力ありがとうございました。