シンポジウム 定期借家制度による住宅市場への影響

 諸外国に比べて日本の借家は著しく規模が小さいくなっていますが、
その原因は、現行の借地借家法にあるとして、定期借家制度が検討され
ています。定期借家制度では、契約期間の満了により借家権が消滅する
とされています。そのため、家主は継続居住に伴う借家権の発生という
リスクがなくなり、家族向けの規模の大きい借家を供給するようになり、
市場家賃が低下すると制度の主導者は予測しています。しかし、一方で
は、社会的、経済的弱者が多い借家居住者への悪影響を予測する見方も
あります。
 本シンポジウムでは、法学、建築学、ジャーナリストの各立場から、
定期借家制度の導入に伴う住宅市場への変化について予測していただき、
その影響について論議します。

主催:社団法人 日本建築学会関東支部 住宅問題専門研究委員会
日時:2000年 3月 3日(金) 午後1時30分〜4時30分
会場:日本建築学会201−2会議室(港区芝5ー26ー20、田町駅より徒歩5分)
講師:内田勝一(早稲田大学法学部教授)
   森本信明(近畿大学理工学部教授)
定員:100名     会場の制限から定員を設け、申込制と致します
参加費:学生1,000円 会員2,000円 会員外2,500円(当日徴収・資料代含む)
申込方法:関東支部ホームページのイベント受付にてお申し込み下さい。
インターネットをご利用出来ない方は往復ハガキ等で「氏名」「所属」「連絡先」
(e-mail、FAX、住所等)を明記して、日本建築学会関東支部宛にまでに申し込む。
問い合せ−関東支部事務局 野口

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