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「埼玉住まい・まちづくり交流展2010in深谷」の活動報告
交流展は、埼玉県内の住まい・まちづくりに関わる団体が2000年から毎年秋に集まり、日頃の活動や勉強を公開で行います。
2010年は、昨年に引き続き深谷で、市民団体が運営している旧七つ梅酒造を会場としました、
コミュニティシネマの深谷シネマも新装になったことから、「映像」を主なテーマに企画しました。
主催:関東支部埼玉支所
共催: NPO法人深谷シネマ、NPO法人木犀、NPO法人深谷にぎわい工房
日時:10月16日(土)14:00〜17:00、10月23日(土)10:00〜17:30、
10月24日(日)10:30〜15:00
会場:深谷市内の旧七つ梅酒造。
(深谷駅から徒歩10分、旧中山道に面する建物)
10月16日(土)14:00〜17:00
・「世界ホーム・ムービーの日」の事業(世界ホーム・ムービーの日が全国各地で開催されます。)として、
深谷煉瓦ホールにて、個人などが保有する昔の8ミリなどを映写し、「記憶」への思いを共有しました。
10月23日(土)
・10:00〜12:00:「街を知る・見せるガリバーマップの制作WS」(芝浦工業大学・桑田仁氏)
・12:00〜14:00:住まいまちづくりに関わる参加団体の活動展示紹介
・14:00〜17:30:シンポジウム「映像・記憶・まちづくり」
■第1部:「地域資源としての映像、記憶の再生」
■第2部:「街を共有する映像の力」
*貴重な16ミリフィルム「中山道」(1976年、30分)を上映
内容:第1部では、まちの記憶の継承について映像を通じて議論を展開。
第2部では、まちづくりを牽引する映像の力について議論した。
地元情報の発信がローカル映像の強みであること。
同じ時間を共有でき、共感、共鳴を生み出す映像の力は地域の課題提起のきっかけになってきたことが紹介された。
・挨拶: 樋口和男 建築学会関東支部埼玉支所長
・パネリスト:石原香恵 NPO法人映画保存協会代表、
松下明正 東上線まちづくりフォーラム・映像助っ人隊、市民映像フォーラム理事長、
竹石研二 深谷シネマ代表、NPO法人市民シアター・エフ理事長
・コーディネーター:斉藤哲也 ローカルデザイン研究会事務局長、(株)地域活性プランニングプランナー
○交流会(懇親会)17:30〜
・本庄まちづくりNETの戸谷さんが取り組まれた酒蔵の赤煉瓦ホールとしての再生を記念して作られた「本庄赤煉瓦ービール」で乾杯。
フルーティーな味わいが大好評。
そして、空き店舗活用事業で出店している「あいん」の地元ご婦人方の心のこもった手料理を肴に、交流を深めた。
・交流会の中では、日光街道幸手宿の歴史的建造物を残し活用しようとしているグループの方が、
旧中山道深谷宿七つ梅の酒蔵を映画館「深谷シネマ」に再生させた深谷にぎわい工房のメンバーから、
その事業スキームを学ぶ相談が始まっていた。
▲ 深谷シネマ ▲深谷シネマ内交流スペース
10月24日(日)
・10:30〜12:00:公開勉強会(私塾木造住宅耐震研究会)佐久間順三氏、板橋清子氏他
・12:30〜13:30:ポスターセッション(展示作品の解説を集中的に行った)
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