「埼玉・住まい・まちづくり2002交流展」102529

10月27日(日)バリアフリー住宅改修相談会・高齢者擬似体験会

日  時:1027日(日)午前10:30〜午後4:00

会  場:さいたま新都心8番館産学交流プラザ

主催団体:日本建築学会埼玉支所

共催団体:(社)埼玉建築設計監理協会(社)埼玉建築士会(社)埼玉建築士事務所協会  

埼玉県医療社会事業協会(社)埼玉県介護支援専門員協会(社)埼玉県作業療法士会

()埼玉県介護福祉士会 高齢者住宅改修相談ネットワーク<幹事団体> 順不同

 

■催しについて

三分野の専門職による協働と連携、地域支援 

 福祉(高齢者や障害者)の住環境は介護保険法の施行によりクローズアップされてきましたが、その考え方や方向性において未だ確立されたものとなっておりません。何よりも、これに係わる建築、医療、福祉という組織相互での連携はほとんど出来ていない状況であるといえます。

 今回、「埼玉・住まい・まちづくり2002交流展」への取り組みを機会に建築、医療、福祉の三分野が協働して相談会・体験学習を行ない、このことをとおして得られるであろう発見(問題点等)を共有し、考えていくことが今後の進展(地域支援、行政への連動)につながるものと思っております。

・お悩みの方は、是非お出かけください。

・専門家の方や高齢者の住宅環境に関心のある方も会場でいろいろな情報を収集できます。

 

〜・〜・〜・〜・〜「埼玉・住まい・まちづくり2002交流展」の催し案内〜・〜・〜・〜・〜

http://news-sv.aij.or.jp/kcaij/s12/kouryuu2002/index.htm

27日(日)10時半〜16時 福祉・医療・建築の専門家が行うバリアフリー住宅改修相談」高齢者疑似体験   高齢者住宅改修ネットワーク企画共催] の欄を開いてください。

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■バリアフリー住宅改修相談会の趣旨

高齢者や障害者の住宅改修は、住宅の状況・経済の状況・日常の生活動作などが個々に異なり、各々の専門的な立場から出された意見を調整し、集約した中で本人並びに家族が、方向性を選択しながら進めていくことが求められます。しかしながら、これまでは専門職の個別での相談は開催されることはあっても、建築(建築士)や医療(作業療法士)・福祉(ケアマネージャー、医療ソーシャルワーカー)の専門家が一堂に会したなかで相談できる機会は皆無であったと思われます。今回それぞれの団体の協力を得て、この相談会が開催できることは、バリアフリー住宅のことで困窮している方にとって、またとないチャンスです。また、今回こうした取り組みを契機に、間近に迫る超高齢化社会へのそなえとして、県下に良好なネットワークが生まれる第一歩となることを熱望するところです。一方、健康な(身体が不自由でない)人が、高齢や障害の疑似体験を通して、少しでもハンデを持った方の生活を理解し、同じ目線でこれからのまちづくり・住まいづくりを考えていければと思います。

相談の事前予約を受け付けいたします※

予約受付先:高齢者住宅改修相談ネットワーク石井健一(武蔵野建築研究所)TEL 042-957-8457

 

 


■高齢者擬似体験会の内容

建築士と介護福祉士が一緒になって擬似高齢者、介助者の行動を見守りアドバイスを行い4者が一緒に考えていく事をテーマにしてます。

<体験会プログラム>

 1) シニアコース(約30分)    参加者 5組10人を1ユニットとする

 ◇シニア体験{高齢者役と介護者役の2人にスタッフが付き添う}

   説明階段室で2階へ2階廊下2階湯沸し室2階便所階段室で1階デスクワーク

2)車椅子コース(約10分)

 ◇外階段とスロープの体験 {高齢者役と介護者役の2人にスタッフが付き添う}

 

■住宅改修パネル展示(交流展期間中

住宅改修事例を中心に展示しています。住宅改修は利用者の身体状況はもとより経済、本人・家族の意向、建物の状況等を把握するとともに(社会保障)制度を活用しながら総合的な判断の元に最も適切な改修が行われることが望ましい姿です。そしてさらには、正確に工事は施工されたか、正しく使用されているか、効果はあったかなどの検証(フォローアップ)までを行なう必要があります。

 こうした内容とコストを公開する事によって、福祉・医療・建築の連携の必要性を啓示し改修の質的向上を進めていくことを提示しています。

 

■記事掲載へのお願い

 最近では相談・体験の催しも増えて来ました。当然、利用者のために行なうのが主ですが、今回は相談者、利用者と共に、回答者、運営者も意識の共有をはかる共同作業の勉強です。こうした3分野が一緒なって催しを行なうのは県内ではてかと思います。多くの人に相談・体験をしていただければ、今後は行政、各団体も合同相談会等の必要性を認めていただけると期待する次第です。それと共に、高齢者の住環境への進展がはかれるものと感じています。会では多くの人と協働した住まいづくり、まちづくりを考えており、ひとりでも多くの市民にこの催しを知っていただきたく、報道からのご支援をお願いします。

 

 

 

■高齢者住宅改修相談ネットワークの紹介

「高齢者住宅改修相談ネットワーク」長いので通称「高住ネット」とよんでいます。昨年より始まった会です。会は県内の高齢者(障害者を含む)の住宅環境の向上をはかる事を目的にしています。それと共に、各地域で高齢者の住宅改修に頑張っている人たちを支援する事を考えています。

メンバーは建築士、工務店、行政、都市計画、福祉関係者、大学等々約20名程度のそれぞれの分野の専門職です。会は成長途上にあり、基礎工事中といったところでしょうか。現時点では、確立した組織体というより柔らかな組織体で運営しています。

 

 [問合せ先]  ・・・・・・・高齢者住宅改修相談ネットワーク・・・・・・・

大島健次(大島設計・計画室)           小野幸一(県リハビリセンター工学研究室)

TEL 048-525-3100  FAX 048-525-7447      TEL 048-781-2222(内線3130)  FAX 048-781-1552

E-mail: ooshi@mail3.alpha-net.ne.jp       E-mail: rehako@hotmail.com