建築計画委員会小委員会委員公募のお知らせ

 建築計画委員会では、4年前にそれまでに14あった小委員会を一旦すべて廃止し、1996年度より新規に小委員会を設置するというかたちで、大幅な委員会組織の再編を実行しました。そして現在、24の小委員会が活発に活動を展開しています。この度、設置から4年間が経過したため、改めて2000年からの委員会組織の再編を行い、あわせて小委員会委員の一部公募を実施することになりました。委員の任期はすべて2000年4月〜2002年3月までの2年間(1期)です。
 つきましては、参加を希望される会員は応募要領に従いふるって応募して下さい。

応募要領

下記の(1)、(2)をE-mailあるいはA4用紙にワープロで作成して郵送で提出して下さい。
     (1)希望委員会名
     (2)応募者
       1)会員番号、氏名、年齢、所属、連絡先住所、電話番号、FAX番号、E-mail
         アドレス、専門分野
       2)希望委員会で果たせる役割
       3)希望委員会に関連する業績

応募締切

2月25日(金)必着

採  否

委員会が決定して本人に通知します。

提出先

〒108-8414 東京都港区芝5-26-20
(社)日本建築学会 建築計画委員会公募係宛
enomoto@aij.or.jp TEL:03-3456-2057 FAX:03-3456-2058
小委員会名: 住宅小委員会
主査・幹事名: 沢田知子(文化女子大学)
園田眞理子(明治大学)・篠崎正彦(昭和女子大学)
公募委員数: 3名以内
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: (1)集合住宅における都心居住と供給方式
(2)集合住宅ストックの建て替えと再生
(3)戸建住宅・マンションの供給動向
(4)住宅・住宅地に関する若手研究者との交流などが課題。定例委員会・見学会・フォーラム等を予定。


小委員会名: 持続型居住小委員会
主査・幹事名: 初見学(東京理科大学)
大月敏雄(東京理科大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 居住地の更新(変容)と計画との関連性を追求し、「持続型居住」を可能ならしめるため、今後どのような実務・研究領域の枠組みが必要となるかを、幅広い視点から整理・検討・提案することを目的としている。


小委員会名: 高齢者居住小委員会
主査・幹事名: 外山義(京都大学)
公募委員数: 5名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 社会の高齢化に伴い高齢者の様々な居住形態が登場してきているが研究成果との関連は希薄である。当小委員会では、施設から住宅までを幅広く高齢期の住まいとして捉え、各事例を批判的に評価し、計画に結びつく成果としてまとめる。


小委員会名: 在宅ケア環境小委員会
主査・幹事名: 大原一興(横浜国立大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 介護保険の施行を踏まえ、建築と多様な分野(医療・リハ工学・保健・社会福祉・教育など)との議論を通じて在宅ケア環境としての住宅のあり方を考察し、総合的体系的な検討・提案を行う。住宅改修の効果・評価手法の開発、多分野連携と協力の方法などを明らかにする。


小委員会名: ノーマライゼーション環境小委員会
主査・幹事名: 高橋儀平(東洋大学)
佐藤克志(日本女子大学)・井上由起子(横浜国立大学)
公募委員数: 4名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 超少子高齢社会における住宅、施設、環境等の課題を総合的に研究し、かつ関連情報を発信する。今期は建築教育の研究、他小委員会、関連学会、団体との連携イベントを計画する。海外情報、事例のWGあり。


小委員会名: 痴呆性高齢者・グループホーム小委員会
主査・幹事名: 中祐一郎(名古屋女子大学)・狩野徹(岩手県立大学)
公募委員数: 5名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 2000年4月の公的介護保険制度のスタートと同時に正式に制度化される、グループホームに焦点を当てて、今後のグループホームのあり方を建築計画学的な立場から研究・提案することを目的とする。
具体的活動内容は、
1.グループホームにおけるケアシステムと空間のあり方についての問題認識の確立と知見の集積
2.グループホームの建築計画指針の検討
3.実際のグループホームの事例収集とその評価などである。


小委員会名: 劇場・ホール小委員会
主査・幹事名: 小野田泰明(東北大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 地域計画的視点から見た劇場・ホールに関するシンポジウム、講演会の企画、開催、出版事業「ホールの地域計画」、劇場・ホールの地域計画研究の手法に関する研究会・勉強会の開催


小委員会名: 医療施設小委員会
主査・幹事名: 今井正次(三重大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 本小委員会は、疾病構造の変化にともなう新しい医療環境の変革に対応し、各施設が担うべき医療機能のあり方や、急性期医療施設の臓器移植、遺伝子治療等の新しい医療技術への対応等について学術的に検討します。


小委員会名: 安全計画小委員会
主査・幹事名: 富松太基(日本設計)
公募委員数: 2名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 建築の安全計画の考え方と計画方法を提案することで合理的で効果的な建築の安全性を実現することを目的とする。日常から火災などの非常時まで、建築における生活行為に視点を置く。また関連法規や規定などにも言及する。


小委員会名: 建築人間工学小委員会
主査・幹事名: 建部謙治(愛知工業大学)
公募委員数: 2名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 人間と環境との関係の解明を目指し、建築、環境の安全性や快適性を実現するために、それに必要な各種データの蓄積や更新、研究手法や研究分野の開拓を図る。


小委員会名: 環境行動研究小委員会
主査・幹事名: 未定(現在 主査 舟橋國男(大阪大学)・幹事 鈴木毅(大阪大学))
公募委員数: 6名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 建築計画学や環境心理学等の研究,及び建築・都市設計で明示的・暗示的に前提とされてきた人間−環境系モデルの理論的検討を行うとともに,ケーススタディの事例検討・評価を通じて環境行動研究の役割を考察する。


小委員会名: 設計方法小委員会
主査・幹事名: 門内輝行(早稲田大学)
山田哲弥(清水建設)・日色真帆(愛知淑徳大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 多様な設計主体の創発的なインタラクションに基づく『コラボレーションによるデザイン』の単行本を刊行すると共に、数学・設計工学・人工生命等の他分野とも連携して「設計に関する一般理論」の探求を推進する。


小委員会名: 意味のデザイン小委員会
主査・幹事名: 延藤安弘(千葉大学)
公募委員数: 5名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 本小委員会の目的は、住民・行政・専門家参画のコミュニティデザインにおける意味作用の生成モデルを明らかにすることにある。意味のデザインは、建築・環境づくりにおいて、機能レベルをこえて、〈生活づくり〉〈空間造形〉〈意識づくり〉の3レベルを包括的に扱うことによって、新しい時代の計画学の地平をひらく。意味のデザインの最も重要なコンセプトは、「純粋経験」(自発的で質的に連続的な変化)である。コミュニティデザインの現場にたちあらわれる意味を具体的にすくいあげ、研究と実践の橋わたしを行うことに、社会的・学術的意義がある。


小委員会名: 計画設計情報小委員会
主査・幹事名: 柳田武(日本大学)
公募委員数: 若干名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 建築の計画・設計を進めるうえで、どのような情報をどのように収集・分析し、いかにそこから適切な計画設計を導き出すかということは、計画・設計を進めるものにとって大きな関心事である。当小委員会では、そのような観点から、「計画設計情報活用事典」の出版を企画、また、その一環として当小委員会のHP上で「計画設計情報」にかかわる情報の交換、また、それらに関連する話題を取り上げて研究会・見学会等を展開してきたが、今後も電子フォーラム等も活用しながら更に活動を広げてゆきたい。


小委員会名: 各部構法計画小委員会
主査・幹事名: 真鍋恒博(東京理科大学)・角田誠(東京都立大学)
公募委員数: :3〜4名
設置期間: 2000年4月から2004年3月まで
活動目的: 各部構法計画の実態を把握し問題点を整理するために、先進的な構法を用いた建築物の見学会や当該技術に関するシンポジウムを行い、今後の技術開発や構法と意匠との関連について討議する。各部構法計画に関わる教育内容の実態を把握し、今後の構法教育の在り方、望ましい教材の内容について検討


小委員会名: オープンビルディングの産業化小委員会
主査・幹事名: 石塚克彦(積水ハウス)
小畑晴治(都市基盤整備公団)・松村秀一(東京大学)
公募委員数: 3名
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 今後の集合住宅の建設・改修の中核的技術になると期待されている『SI住宅=オープンビルディング』を安定的な手法・技術とするための研究を行う。これまでの未研究の市場ニーズ対応・産業化等に重点をおく。


小委員会名: 国際化推進小委員会
主査・幹事名: 上野淳(東京都立大学)
西出和彦(東京大学)
公募委員数: 5名程度
設置期間: 2000年4月〜2004年3月まで
活動目的: 過去50年あまりにわたって蓄積されてきた建築計画研究の成果を広く国際的に発信することを目的として,優れた計画研究論文を英文で発刊する試みを推進する。この企画・編集等に参画して下さる、気鋭の計画研究者を求めます。