青山コンバージョンプロジェクト (設計:竹中工務店)

 オフィスビルから賃貸住宅へのコンバージョンが行われた事例である。
既存建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、1965年建設、地下2階、地上8階建てである。
この建物が、2階から8階部分はSOHO型賃貸住宅、1階店舗、地下1階事務所、地下2階トランクルームへとコンバージョンされた。
オフィスビルから集合住宅へのコンバージョンの実例としては、我が国最大級の規模である。
住戸は、コンバージョン住戸ならではの魅力が最大限に引き出されたデザインが施され、その効果も相まって、事業としても大成功を収めた事例である。

写真1 コンバージョン後の外観
写真2 見学会(2004年4月22日)の様子
写真3 メゾネット住戸下階の内観
写真4 メゾネット住戸上階の内観

基礎データ

コンバージョン後
建物用途:SOHO型住宅,飲食店,サービスオフィス,スタジオ,トランクルーム
住戸数:44戸 住戸面積:35〜65u
工期:2003年11月〜2004年4月

コンバージョン前
規模:地下2階,地上8階 構造:SRC造 建設年:1965年
敷地面積:691.80u 延床面積:4,047.46u

(文責:門脇耕三)


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