文・写真/田中康裕(大阪大学大学院)
■下新庄さくら園の概要
□所在地:大阪市淀川区
□運営日時:月〜土曜日/9:00〜16:00

◆ 「高齢者が気軽に出入りして、いろんな人と交流したり、さまざまな活動に参加することで、ふれあいのある生活が送れること」を目的とし、大阪府の「ふれあ いリビング」の整備事業の第一号として2005年05月に開設された。開設に際しては、大阪府の府営下新庄鉄筋住宅敷地内に、既存の団地集会所とは別に建 物が新築された。

「下新庄さくら園」では下新庄鉄筋住宅の居住者だけでなく、周辺地域の人々にも開かれた場所とするために、府営住宅の敷地の表側に開設されるなどの配慮も行われている。


◆「下新庄さくら園」で提供されている
  メニュー

「下新庄さくら園」はボランティアスタッフによって運営されており、1日に40〜50人程度の人々が訪れている。

メニューは、コーヒーと紅茶が100円で提供されている他、トーストとゆで玉子も提供されており軽食をとることもできる。


◆「喫茶コーナー」の様子

「下新庄さくら園」では開設時に、喫茶のための「喫茶コーナー」、食事会や趣味のサークル活動、会議などのための「だんらんコーナー」、料理教室やイベント時の料理、グループでの食事づくりなどのための「厨房」がもうけられている。

ただし、運営が始まると喫茶が予想以上に盛況であったため、運営者は「喫茶コーナー」をもっと大きくすればよかった、と述べている。


◆「だんらんコーナー」の様子
喫茶が予想以上に盛況であったため、「だんらんコーナー」も普段は喫茶のための場所として利用されている。テーブルには花がたえず置かれている。

◆「厨房」

「下 新庄さくら園」では、他の「ふれあいリビング」に比べて大きな厨房がもうけられており、現在では、高齢者への食事サービス、「社協アワー」としての「抹茶 の日」、「ぜんざいの日」の準備のための場所として、あるいはボランティアスタッフが昼食を食べるための場所として利用されている。




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