1998年6月、建築基準法は性能規定化を主旨の一つとして改正され、2年以内に
そのすべてが施行されることとなった。現在、防火規定について具体的な技術的 規準の策定が始まっているが、防火性能に関しては建築設計の実務上大きな影響 が生じるものと考えられ、設計者・技術者の関心も高い。そこで、技術的規準の
骨子がまとまった現在、その内容について広く公開し理解を深めること、性能規定化による火災安全設計の可能性を探るとともに、設計者・技術者のこれに対す る意見を収集すること、さらに今改正の限界を明らかにして今後の火災安全設計
に関する研究課題を把握することを目的としてシンポジウムを企画した。
主 催:日本建築学会 防火委員会・建築計画委員会
日 時:1999年3月10日(水) 13:00〜16:30
場 所:建築会館ホール
司 会:塚越 功(慶應大学・防火委員会委員長)
副司会:富松太基(日本設計・安全計画小委主査)
記 録:矢代嘉郎(清水建設・防火委員会幹事)
林 広明(大成建設・安全計画小委員会幹事)
主旨説明:塚越 功(慶応大学・防火委員会委員長)
(1)防火関連性能規定化の概要 未定 (建設省住宅局建築指導課)
(2)現在検討中の技術基準案について 辻本 誠(建築研究所防火研究調整官)
(3)性能規定化への期待 濱田信義(濱田研究室・安全計画小委員会防災規定WG)
(4)耐火設計に関する可能性と課題 大内富夫(鹿島建設・防火委員会)
(5)質疑討論
定 員:200名(当日先着順)
参加費:会員1,000円 会員外1,500円 学生500円(いずれも、資料代を含む)
問合せ:事務局研究事業課 大野 E-mail:ono@aij.or.jp FAX
03-3456-2058