シンポジウム 「建物・地盤の動的相互作用」
―― 限界耐力計算にどう活かすか ――

建物・地盤の動的相互作用の評価は地震応答解析を前提とするため、従来は応答解析を必要とする特別な建物についてのみ適用されていましたが、改正建築基準法による新検証法「限界耐力計算」では、一般の建物にも静的な形で大幅に取り入れられています。このシンポジウムでは、建物と地盤の動的相互作用について基礎理論を学び、応用例を検討・吟味し、限界耐力計算における扱いを取り上げ、今後の課題を探りたいと思います。

 □ 主 催 : 日本建築学会近畿支部 耐震構造研究部会
 
 □ 協 賛 : 日本建築構造技術者協会(JSCA) 関西支部
 
 □ 日 時 : 2001年 10月 17日(水) 13時00分〜17時00分
 
 □ 会 場 : 大阪市立大学文化交流センター
       (大阪駅前第3ビル16階 電話 06-6344-5425)
 
 □ プログラム
    司会:福山 國夫 (竹中工務店)
   1. 主旨説明 [15']
          馬場 研介(部会主査:大阪大学)

   2. 地盤・建物相互作用の概説と基礎理論 [40']
          日下部 馨 (神 戸 大 学)

   3. 動的グランドコンプライアンス(DGC)の実施設計への応用例 [40']
          長瀬 正 (竹中工務店)

         ― 休 憩 ― [20']

   ※ 休憩時、質点系スウェイロッキングモデル動解プログラムの
     実演を実施
          堀家 正則(大阪工業大学)

   4. 限界耐力計算法による建物・地盤相互作用の評価事例と
                         動解モデルの紹介 [40']
          藤森 健史 (大 林 組)

   5. 限界耐力計算の中の建物・地盤相互作用と今後の課題 [40']
          林 康裕(京 都 大 学)

   6. パネルディスカッション [45']
       司会:馬場 研介(大 阪 大 学)

 □ 参加費 : 2000円、但し学生1000円(参加は 当日先着順 100名)

 □ 連絡先 : 日本建築学会近畿支部 電話 06−6443−0538