活動体制


ウェブサイト開設の 主旨沿革委員会構成学生ワークショップ活動証明書 などの活動体制は以下のとおりです。
質問は、下記の連絡先までお願いします。ただし、プログラムの詳細など、すべての質問にはお答えできない場合があります。




主旨

今、子どもたちの教育が大きな問題となっています。知識の詰め込みではなく、もっとゆとりのある、個性を尊重する教育とし、家庭生活や地域のなかでの体験的な学習が大切といわれています。学校教育では、教科教育だけではない複数の学科にまたがった横断的・総合的な学習が試みられるようになっています。

これまで(社)日本建築学会では、国立科学博物館との共催や、地方自治体や活動団体などの協力を得ながら、いろいろな専門分野を活かしながら、会員が子どもたちに住宅や建築・都市・環境のことを、身近に知ってもらうための講座、「親と子の都市と建築講座」を1991年より行ってきました。100以上の学習プログラムがすでに行われております。これらを、学校教育や地域学習で利用していただくために、「子どもの空間・環境チャレンジ講座−楽々建築・楽々都市−」と名付けたホームページを開設することにしました。

建築や都市の学習は、解答が一つではありません。答えを出す方法は複数あり、また完璧な解答は見つけられない分野の学習です。自ら出した解答に責任をもって付き合わねばならないことを知ることにもなります。

このホームページの開設によって、事業の方針を下記のように定めています。しかし、我々は建築や都市の専門分野には詳しくとも、小・中・高等学校の教育分野や地域行政、社会活動の分野からみると、いまだ問題がないとはいえないと思います。これから少しづつホームページを改良していきたいと思います。また、新しい講座の企画・開発も行っておりますので、トピックスとして紹介していきたいと考えています。





沿革

年号 委員会活動および講座 建築学会内外の動き
1984年 建築雑誌2月号、特集「住環境教育」を出す。
1990年 講演・展示事業委員会において「青少年向け都市・建築講座」の検討。
1991年 日本建築学会・国立科学博物館の共催により「都市と建築講座」を年4回開講。 「建築と子どもたち」(アン・テーラー/ニューメキシコ大学教授)の教育システムを紹介。
1992年 講演・展示事業委員会の下に「都市と建築講座企画部会(部会長 若木滋)」を設置。
名称を「子どものための都市と建築講座」に改める。
本会支部主催の「子どものための建築講座」を仙台と新潟にて開講。
1993年 学校が第2と第4の土曜日を休みとしたことを機会に、親子での参加を目的に「親と子の都市と建築講座」に改める。
本会支部主催の講座は仙台・新潟をはじめ千葉・名古屋・熊本などに広がる。
1995年 文部省が「サイエンスボランティア」制度を始める。
1996年 日本学術会議第5部報告:学術団体が果たすべき3つの役割。@共同機能、A学術評価機能、B社会とのチャンネル機能(啓発・教育)
1997年 日本建築学会大会(関東)特別企画「建築・環境と子どもたち−未来への架け橋」で『やってみよう−まちづくり』ワークショップを開催。
1998年 「子どもと高齢者に向けた学会行動計画」策定(委員長 平山善吉)
1999年 ホームページの企画をする。 「子どもと高齢者に向けた学会行動計画推進特別委員会」(委員長 仙田満)を新たに設置する。ガイドラインの企画をする。
2000年 ホームページ“楽々建築・楽々都市−子どもの空間・環境チャレンジ講座”を開設し、子ども向け講座の情報を提供を始める。小・中・高等学校において総合的な学習が開始されるにあたって、当委員会で新たなプログラムの企画・開発を行うこととした。
2003年 子ども教育事業委員会(委員長 村上美奈子)設置。
2005年 ホームページをリニュアルする。
2006年 創立120周年。






委員会構成

ウェブサイト開設担当委員会
都市と建築講座企画部会
講演・展示事業委員会
委員長 神田孜 事業理事・竹中工務店取締役
部会長 村上美奈子 計画工房代表
委員 伊藤有宏 名工学園講師
岩村和夫 岩村アトリエ代表
卯月盛夫 早稲田大学教授
浦添綾子 東京工業大学大学院
木村邦夫 杉並区立社会教育センター
久保田稔男 国立科学博物館
小澤紀美子 東京学芸大学教授
清水慶一 国立科学博物館室長
シュティーベリング育子 九段中学校教諭
鈴木雄司 児童青少年センター
田代久美 宮城大学助手
西河哲也 谷中学校
細田洋子 仙台市都市整備局計画部都市景観室
本多和恵 日本大学大学院
八木雅子 計画工房
山口明宏 アス デザイン アソシエイツ代表
山本邦史郎 計画工房




ウェブサイト管理・運営担当委員会
子ども教育事業委員会(2003年4月〜)
委員長 村上美奈子 計画工房
幹事 仲綾子 * 仲建築研究所
西河哲也 * NPOひとまちCDC
委員 伊藤泰彦 伊藤泰彦建築研究室
垣野義典 東京理科大学
北泰幸 事業理事・竹中工務店
木下勇 千葉大学
久保田稔男 国立科学博物館
小松尚 名古屋大学
佐藤将之 早稲田大学
志村秀明 芝浦工業大学
高橋英久 江戸東京たてもの園
龍野洋幸 大成建設
中村准子 日本建築センター
細田洋子 仙台市
山口邦子 スターツ総合研究所
横山謙悟 港区立赤羽小学校

*ウェブサイト管理・運営担当





学生ワークショップ活動証明書

「親と子の都市と建築講座」において、学生は重要な役割を果たしています。 学生たちは、当初はワークショップをサポートする立場で参加していましたが、 最近では企画立案から当日運営まで中心となって参画する機会が増えてきました。 このような活動を通して、学生たちはワークショップのスキルを身につけてゆきます。

こうした状況に鑑み、子ども教育事業委員会では、学生ワークショップ活動証明書を発行することとしました。 活動証明書は、下記の2段階に設定しています。
 ■学生スタッフ活動証明書(オレンジ版):企画から当日運営まで参画し、貢献したことを証明する。
 ■学生メンバー活動証明書(ブルー版):当日の運営に貢献したことを証明する。
学生スタッフ活動証明書(オレンジ版) 学生メンバー活動証明書(ブルー版)
学生スタッフ活動証明書(オレンジ版) 学生メンバー活動証明書(ブルー版)

これから建築・都市の計画・設計に関わる人にとってワークショップを通して体得できるコミュニケーション能力は必要不可欠であり、 社会からはワークショップスキルを身につけた人材が求められています。 学生のみなさん、子ども教育事業委員会が企画運営するワークショップ(講座)に参画して、 自己のスキルアップに役立ててください。





連絡先

日本建築学会事務局普及事業部 鎌田
Tel : 03-3456-2056  Fax : 03-3456-2058
e-mail : kamata@aij.or.jp



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