Report
|
|
親と子の都市と建築講座1999 段ボールハウス 1999年6月26日(土)10:00-14:00 ファシリテーター アシスタント |
●ストーリー
子どもたちは工作をはじめる前、知らない人たちと大きな部屋で共同生活するときに、ほしくないことは何かを話し合いました。 子どもたちは、山のように積み上げられた段ボール(その数500箱分)を横目にワクワク。「はじまりー」の合図とともに一気に山に駆け上がりました。親たちは、自分たちが入れるほどのハウスをつくるとは思っていなかったらしく、予想外のワークショップに子ども以上に夢中になっていたようです。
参加者だけでなく、学会と科学博物館の方々、たまたま見学に来ていた江戸東京博物館の学芸員の方もふくめて、皆それぞれに、いろいろな思いを持ち帰ることができたようです。 学会の鎌田さん、科博の久保田さん・清水さん、ご協力を感謝しています。 |
|
|
|
【東京都台東区/小6男子と小4女子の母親】 前略。6月26日は楽しいワークショップに参加させて頂きありがとうございました。科学博物会の「友の会」の会報でワークショップを知りましたが、実は参加する当日までは、親子とも段ボールを使って、机の上サイズの家を作るだけだと思っていました。でも、人が入れるような大きなハウスが作れて感激しました。子どもも、毎日「楽しかった」と言っています。小6の長男は、次の機会が与えられたのならば、大きな布を持っていって段ボールハウスを飾ってみたいと、次の機会を心待ちにしています。その際には、親はいっさい口も手も出さずに、好きなようにやらせてみたいと思います。今回は親がはりきり過ぎたことを反省中です。草々
本日はダンボールハウス(科博)を子どもと共に楽しませて頂きありがとうございました。米サン始め主催の方々の楽しませ方、励まし方、大人達の心のほぐし方等感心致しました。皆様、色々な作品がありましたが、娘は予想通り"シルバニア"の拡大版もどきを作りました。 女の子らしく外装には興味はあまり示さず、小物ばかりを制作していました。ベッド、靴箱、タンス、テーブル、ざぶとん、階段と窓でした。もう少し時間があったならキッチンを作っていたことでしょう。私は"災害時"というサブタイトルを知らなかったので、子どもたちが協力しあって大きな作品を作り上げていっしょに遊ぶことを想像しておりました。その中で初対面の子ども達とのチームワーク等をどのように誘導していくのかなぁと。"災害時"ということであればもう少し違った作品になったように思います。 娘は最後に作品を壊してしまったことがとても残念だったようで、帰宅してから父(夫)に何度も話してました。家でも段ボールハウスをつくりたいと言い続けました。きっと思ったことは実行する子どもなので夏休みにはきっと段ボールハウスをつくることと思います。最後まで皆で協力して片付けた事はとても良い事でした。母としては「科博」に興味を持つ子どもが同じ学年の、お母様方と知り合いになれたことがとても有意義でした。お世話になり、ありがとうございました。
自分たちで工夫した飾り付けやジャバラのドアをほめられたのがとてもうれしかったようで、家へ帰ってきてからも家族に話したり、またつくるんだと材料を集めをしていました。
ぜんぶ たのしかった あそんでくれて ありがとう
壁と屋根の一部を私が提案し、後は子どもたちに任せました。子どもたちは屋根を全て作ることに執着したため、最後は段ボール湖やのようになってしまいました。他の方々のハウスを見ると、壁の構成から工夫したもの、広々とした大部屋を作ったもの等、創意工夫を感じました。親と子で段ボールハウスを作る試みは大変楽しい試みだったと思いました。
帰り際に「(弟は)人見知りする子だったんだけど、きょうはぜんぜんそんなことがなかった」とうれしそうに話してくれました。 |
|
Activity Center for
Children
yonekura@tech.tbgu.ac.jp