お知らせ
「建築学からみたあるべき構造設計特別調査委員会」中間報告会 開催のご案内 |
日本建築学会では2005年11月に起きた耐震強度偽装事件を踏まえて「健全な設計・生産システム構築のための提言」を2006年9月8日に行いました。そこには「建築の安全性は、本来建築に関わる関係者の高い見識と真摯な努力によって担保されるべきものである。確認制度の厳格化など法令を強化することでは必ずしも安全性の担保につながらない。安全性の担保のためには、まず下に示す「品質確保のための自助努力」(A)が健全に機能し、これを補完する形で「法令規制」(B)が機能することが必要である」と書かれています。 前者(A)は個人・団体の問題であり、具体的に目に見えた変化があるようには思えません。そこで(A)の問題について考えを纏めるため、日本建築学会では「社会ニーズ対応推進委員会」のもとに「建築学からみたあるべき構造設計特別調査委員会」を設置し、2008年4月より本格的に活動を開始しました。本委員会では、我が国の構造設計の抱える課題や構造設計者の職能の確立などについての現状を調査し、そこから本来のあるべき姿とは何か、安全で品質が高い建築物を創造していくための制度のあり方などについて議論を行っています。 本委員会の今後の活動に反映させるために、1年以上にわたり議論してきた内容を報告し、会員の皆様から意見をお聞きする報告会を開催することにしました。皆様の積極的なご参加をお願いします。 →→→PDFはこちら -------------------------------------------------------------------- 日 時 : 2009年3月30日(月)13:30〜17:30 場 所 :日本建築会館 会議室 主 催 : 建築学からみたあるべき構造設計特別調査委員会 定 員 : 100名 (定員に達し次第締切) 参加費 :無料 申込方法:E-Mailで「催物名称、会員番号、氏名、勤務先名・電話番号、E-Mailアドレス」を明記の上お申し込みください。 事務局 川田昭朗まで(E-Mail:kawata@aij.or.jp) -------------------------------------------------------------------- 司 会 :金田勝徳、細沢 治 プログラム(案): 13:30 主旨説明/和田 章 13:40 「目指すべき建築とあるべき構造設計の姿」提言案の説明/金箱温春 14:05 構造設計に関する事前アンケートの結果報告/高山峯夫 14:30 構造設計者の技量評価と資格制度の提案/高木次郎 14:55 構造解析・モデル化の抱える課題/篠崎洋三 15:20 構造設計の審査における現状と課題/城戸隆宏 15:45 休憩 15:55 討論 17:30 閉会 -------------------------------------------------------------------- お知らせトップにもどる |