2005年度第回 鋼構造運営委員会議事録

日時:2005511日() 13001600

場所:★日本建築会館★301会議室

出席者(順不同、敬称略):

中島、田川、緑川井戸田内田、大井小河、笠井、桑村、今野、吹田、多賀、高井、高松、多田、田中、中込、深澤、松尾、矢部金子

欠席者:緑川、井戸田、大井、矢部

資料:

02-01 2005年度第2回鋼構造運営委員会議事録予定(2005725日)

02-02 2005年度第鋼構造運営委員会議事録(案)金子

02-03 2005年度 第1回 鋼構造座屈小委員会 議事録(多田)

02-04 鋼構造接合小委員会 活動報告(吹田)

02-05 鋼構造接合部設計指針改訂第2版に対する鋼構造運営委員会の査読対応について(高松、矢部)

02-06 鋼構造耐火設計小委員会活動経過報告今野

02-07 鋼構造関連学会出版物の取り扱いと新小委員会の立ち上げに関するメモ(中島)

02-08 鋼構造関連の建築学会直営出版物の扱い、小委員会についてのメモ多賀

02-09 質疑「アンカーボルトの許容荷重について」に関する回答(吹田)

02-10 日本建築学会愛読者カード

02-11 「鋼構造設計規準」改定講習会(田川)

02-12 「鋼構造設計規準」改定講習会 申込者状況(田川)

02-13 高強度・高機能鋼を用いたスケルトンの海外発信

02-14 小委員会の新規立ち上げ(案)(桑村)

 

審議事項

(1)          報告・議題について(資料02-01

中島主査より議題内容の確認と議事進行順序に関する計画が示された。

 

(2)          前回議事録(資料02-02)の確認

事前配布による委員の検討済みを確認した。

 

(3)          構造本委員会の報告

    中島主査より下記の報告があった。

各種委員会・WGの委員の任期について。

IT化による経費削減。

2006年度大会は9/79日 関東(神奈川大)にて開催。

大会投稿論文の採択数の推移

「鋼構造接合部設計指針」の査読者は崎野・緑川委員

鋼構造運営委員会から構造本委員会への出席者 : 中島委員(鋼構造運営委員会主査)、緑川委員(構造本委員会委員兼務)、高松委員(中国支部代表)

 

(4)          小委員会報告

1) 鋼構造座屈小委員会(資料02-03

    多田委員主査より、委員会活動は「座屈設計指針」の改定でること、スペースフレームの扱いは検討中であることが報告された。また、鋼構造座屈セミナーは定員50名に対して55名の参加があった。

    河野委員より、前委員会における方針(性能設計指向)についてコメントがあった。

    中島主査より、スペースフレームの扱いに対する判断は早めに行うよう指示された。9/20開催の小委員会で決断される予定である。

 

2) 鋼構造接合小委員会(資料02-04

    吹田委員主査より、4年後に「鋼構造接合部設計指針」の改定原稿作成までを活動方針とすることが報告された。

    中込委員より、施工関連が多くも多いので、鉄骨工事運営委員会との共同作業にしたいを指向したいとの意向が示された。

    中島主査より、委員会数縮小の方向の現状からにおいて、共同作業に前向きな意見が出された。

 

3) 鋼構造耐火設計小委員会(資料02-6

    今野委員主査より、「鋼構造耐火設計指針」1991.1版を2年間で終了すること、改定案・改定の程度などが報告された。

 

  ■会期終了後の小委員会

4) 鋼構造設計規準見直小委員会(資料02-1102-12

    田川委員より、「鋼構造設計規準」の改訂原稿の初稿に対する意見が収集され、再稿については主査・幹事で8月上旬に確認する予定が報告された。

 

5)  鋼構造変形限界設計小委員会

    桑村委員より、シンポジウム開催が1130日、構造本委員会へ実施計画書を提出済みであり、承認後に建築雑誌に案内を掲載するとの報告があった。

    中島主査より、学会事務局と連絡をとって案内他準備を速やかに進めて欲しい旨要請があった。

 

6) 鋼構造素材小委員会

    中込委員より、シンポジウムを11/29に開催すること、構造本委員会に実施計画書を提出して8/31の会議に諮るとの報告があった。

    中島主査より、学会事務局と連絡をとって案内他準備を速やかに進めて欲しい旨要請があった。

(5) 鋼構造接合部設計指針-鋼構造運営委員会査読結果報告(資料02-05

    高松委員と矢部委員の査読結果を了承した。今後、構造本委員会への査読に移すものとする。

 

(6) 鋼構造運営委員会・小委員会旅費の支給

    鋼構造運営委員会としては、産学にこだわらず柔軟に対応することを確認した。

 

(7) 鋼構造HPの整備

    鋼構造運営委員会と3つの小委員会でHPを今年中に立ち上げる。鋼構造運営委員会のHPに関しては中島主査より井戸田委員に担当していただくこと支援を依頼する。小委員会においても担当委員を決定する。

 

(8) 質疑「アンカーボルトの許容荷重について」に対する回答(案)(資料02-0902-10

    吹田委員より、回答(案)が説明された。

    質疑に対してどの程度丁寧に回答するかについて議論があった。する回答のレベルをどうするべきか話合われた。

     

(9) 出版物維持管理・小委員会立ち上げに関する審議(資料02-07

  (各委員のヒアリング内容は最終的にまとめる方向で整理、ポイントのみ記述?)

松尾委員:実務者へのサービス、役立つものサーベイするも必要である

深澤委員:技術検討、説明で使用する。塔状鋼構造設計指針は新しい用途が出現しており見直しを期待したい。鉄骨構造と空間構造関連を一本化したらどうかしてはどうか

中込委員:ガイドブックを含めて出版物の整備の継続的なメンテは必要。学会と他協会等で行うものと重複しないようにほうがよい。出版物に対応して小委員会の立ち上げてはどうか

高井委員:JSSCの例では10年毎に改定。ガイドブックはJSSCの方がよいのではなじむのではないか。学会規準・指針の海外発信を期待する(資料02-13)。

今野委員:耐火設計は告示先行のために今回改定するただし現状では縦割り的な委員会であるが、今後り、SRCも扱えないか考えたい。各種合成構造設計指針の改定要望する

高松委員:耐震診断関連の出版物が無いない。古いものから新しいものも取り入れる。若い人が参画したくなる委員会の立ち上げが必要を期待したい

小河委員:出版物は基本的に整備メンテすべきである。改定頻度は出版物の種類に応じて分類してはどうか

田中委員:耐震改修の出版物が必要は必要である耐震改修では合成構造に関する事項が増える。例えば各種合成構造設計指針の後施工アンカー等情報が無い各種合成構造設計指針にないので改定して欲しい

多田委員:全体の設計を示す出版物が無いない。制震関連を指針やガイドブックにまとめてはどうか

吹田委員:年代物の出版物について利用者にヒアリングしてはどうかする小委員会で対応。

河野委員:各種合成構造設計指針はSRCの委員関連委員会と合同で改定するしたい。鉄骨構造を使用者(学生を含む)に説明しやすいガイドライン等が必要。次部材の被害に対して性能規定が必要。説明責任もしやすい。外装が取付部の腐食で落下する被害があり、耐久性に関する出版物が必要。

内田委員:地方の事情として、学会や学会出版物の情報が少ない。講師を招いた普及活動を要望する。分かりやすく解説した出版物が必要も必要である

桑村委員:学会は学術的な先端性を扱うことが重要。実用書は産学界からの要望主導する協会等が出版すればよい11月のシンポ反応に応じて、「鋼構造性能設計小委員会」(資料02-142005.12頃の立ち上げを計画立ち上げを検討したい(資料 02 04

田川委員:出版物の整備の役割として、実用向けの優先順位低い。各種合成構造設計指針は合成梁から合成梁・合成スラブへと変遷している。今後はアンカーボルトを追加するしたい。出版物のリストラが必要。

金子委員:学会は建築界を代表するところ。学会から最新の知見を収集。

多賀委員:資料02-08で各出版物の改定作業に着手◎、現状のまま○、存続の要否検討△を提示。新しい知見のメンテが必要。

笠井委員:学会は設計の方向性を示す立場にあり影響力がある。学会が出版することは新しい体系化に役立つ。社会が必要とするものを提示する。制震なども理路整然とした出版物を出すことは重要。

 

  自由討論(ポイントのみ記述?)

桑村委員:塔状鋼構造設計指針の改定は、新しい課題がなければ関連協会に任せ方がよいるべきである

高井委員:鉄連で「エネルギー法」のガイドブックを作成中である。学会刊行物だと権威付けがあるが高まる

桑村委員:エネルギー法についてはのまとめは学会が出版した「保有耐力と変形能力」で終わった了している

笠井委員:エネルギー法の告示学会としての総意として認められているのか疑問である。

中島主査:資料02-07内部監査において、運営の面から学会はサイレントマジョリティーへのサービスの取り組みが重要であることを訴えた(資料02 07。学会は、他に一歩先んじて学の香りを出せる提供できる場である。

笠井委員:高井委員が説明したガイドブックの提示の仕方によっては悪い方向に誘導してしまう。良い方向に向かうのであれば賛成するが、単なるサービスだけでは反対である。

高井委員:制震構造の出版物は各社の特許の問題ある。

 

  メンテの重要度が高い出版物の選択

出版物のメンテは全て行うことを前提原則とし、進行中や終了直後の出版物は除く。当面除き、メンテ作業の優先度が高い出版物について意見分布をはかった。(1委員3出版物を選択

一人3つ選択する。

採択結果意見分布結果:塑性設計指針-13、座屈諸問題-0、塔状鋼構造-0、各種合成-14、軽鋼構造-2、鋼管トラス-1、限界状態設計・設計例-10、ガイドブックH形鋼-0、ガイドブックトラス梁-0、設計の考え方-1

意見分布を踏まえ、次回鋼構造運営委員会まで改定の事前見直し下記の委員が担当委員の指名メンテすべき内容を事前に検討することとした。

     各種合成構造設計指針:河野委員、田川幹事

     鋼構造塑性設計指針:高松委員

     鋼構造限界状態設計指針、設計例:内田委員、田川幹事(相談役)

 

  小委員会立ち上げ案

小委員会案考えられる小委員会:免制震、性能設計、補修・補強、英訳、素材、耐久性、環境

メモ提出のための委員を選定し、次回に議論する継続審議とする

 

(10) 次回運営委員会

議 題:・3つの出版物の改定ポイントについて

・小委員会立ち上げポイントについて.

    ・次年度大会PDの提

 

会議

日時:2005年31日()1:00~1:00

場所:大阪科学技術センター 601号会議室

懇親会

日時:2005年31日()1:00~20:00

場所:大阪科学技術センター 602号会議室

会費:8,000

 

記録:金子 洋文