第8回(2005年度第6回2006年度第4回) 鋼構造運営委員会議事録
日時:2006年9月6日(水) 15:00-17:00
場所:★日本建築学会★3階 会議室
出席者(順不同、敬称略):中島、田川、緑川、井戸田、内田、笠井、大井、今野、吹田、多賀、永田、高松、多田、田中、寺田、金子
欠席者:河野、桑村、中込、松尾、大井、緑川、井戸田、小河、深澤
提出資料:
08-01 第7回(2006年度第3回) 鋼構造運営委員会議事録(案)(金子)
08-02 2005年度 第5回 鋼構造座屈小委員会(多田)
08-03 鋼構造耐火設計小委員会活動経過報告(今野)
08-04 鋼構造接合小委員会報告(吹田)
08-05-1 2006年度 第3回 鋼構造制振小委員会 議事録(笠井)
08-05-2鋼構造制振設計指針の考え方(笠井)
08-06 鋼構造塑性設計指針改定WGの進捗状況(高松)
08-07 2006年度大会PD 構造部門(金子)
08-08 構造部門PD まとめ(緑川)
08-09 「各種合成構造設計指針・同解説」アンカーボルトに関する回答(田川)
審議事項
(1) 前回議事録の確認(資料08-01)
(4)-4)において「3名」を「5名」に修正し、承認された。
(2)構造委員会の報告
中島主査から各賞の推薦、2007年度大会PDの検討、各委員会の活動計画の作成、WG設定委員会、耐震偽装に対する提言書についての報告があった。
・学会賞大賞候補に高梨晃一東京大学名誉教授を鋼構造運営委員会として推薦する。
(3)2006年度大会PDについて(資料08-07、08-08)
・資料08-07により時間配分と進行内容を確認した。
・緑川幹事からPD最後の「まとめ」の内容を資料08-08により解説された。PD全体の要約とし、会場での質問にも対応する。また、中島主査から主旨説明で指針の指向を示すことが報告された。
・笠井委員からPD資料の概要と資料08-05-2について説明があった。
(4)各小委員会・WG報告および次年度計画
1) 鋼構造座屈小委員会(資料08-02)
・ 多田小委員会主査委員から改定WGのスケジュールは順調に推移しているとの説明があった。
2) 鋼構造接合小委員会(資料08-04)
吹田小委員会主査委員から資料06-04に基づき説明があった。
3) 鋼構造耐火設計小委員会(資料08-3)
今野小委員会主査委員から資料08-04に基づき説明があった。
・ 改定中の鋼構造耐火設計指針の草稿は年内には完成させる計画である。
・ 鋼構造運営委員会における査読は完成状況を配慮して早期に始める。構造委員会の査読は2007年になるが、2006年度最終の鋼構造運営委員会(3月)までに鋼構造運営委員会査読を終了する。
4) 鋼構造制振小委員会(資料08-5-1)
笠井小委員会主査委員から資料08-5-1についての説明があった。
・ 3名の委員公募に対して5名の公募があり、委員会の主旨に沿って長崎大学木村助教授、京都大学井上教授、巴コーポレーション山下氏が選定され選出、また公募以外に竹中工務店金子氏が推薦され、鋼構造運営委員会に先立って開催された構造委員会で承認された。
5) 鋼構造限界状態設計指針改定検討WG
井戸田WG主査委員から、荷重指針、接合指針など他の指針との整合を図りながら改定を進めるとの説明があった。
6) 鋼構造塑性設計指針改定検討WG(資料08-06)
高松委員WG主査から資料08-06に基づき改定の進捗状況の説明があった。
・ 6回/年の委員会開催により改定の方向性を示す。
・ 柱脚のスリップ現象を指針の範疇に入れるかWGで議論する。
・ 鋼種を特定するか検討中であるが、SNとSSの相違に言及するかWGで議論する。
7) 各種合成構造設計指針改定WG
田川委員から指針の各編の担当者について説明があった。
・ 第2編の合成スラブ関係の委員として伊藤氏(日鉄建材)と福田氏(JFE建材)の2名が追加され、構造委員会・鋼構造運営委員会にて承認された。
・ 第4編のアンカーボルトでは東京理科大学松崎先生グループの意見を伺う。
(5)その他
・ 資料08-09について田川幹事から説明され了承された。
・ 2007年度PDの検討が始まるが、その世話役に寺田委員が指名された。
・ 次回鋼構造運営委員会は11月24日(金)午後1時から開催する。
記録:金子 洋文