15回(2007年度第5回)鋼構造運営委員会議事録

日時:2008327日() 13001700

場所:★日本建築学会★301 会議室

出席者(順不同、敬称略):中島,田川,緑川,井戸田,内田,小河,河野,今野,吹田,永田,田上,多田,田中,辻田,深澤松尾,金子

欠席者:笠井,桑村,多賀,高松,寺田,中込

提出資料:

15-00 2007年度5回鋼構造運営委員会議事予定(中島)

15-01 第14回(2007年度第4) 鋼構造運営委員会議事録(案)金子

15-02 鋼構造座屈設計指針の改訂メモ(多田)

15-03 鋼構造接合小委員会報告(吹田)

15-04 鋼構造耐火設計小委員会活動報告(今野)

15-05 鋼構造塑性設計指針改定小委員会議事録(案)(松尾)

15-06 刊行企画書(各種合成構造設計指針・同解説)(松尾)

15-07 第6回鋼構造限界状態設計指針改定WG議事録(案)(井戸田)

15-08 2008年度大会構造部門(鋼構造)(吹田)

15-09 2007年度第5回各種合成構造設計指針改定小委員会議事録(松尾)

15-10 2007年度第6回各種合成構造設計指針改定小委員会議事録(松尾)

15-11 日本建築学会愛読カード(軽鋼構造設計施工指針・同解説)

15-12 搭状鋼構造設計指針改訂小委員会(深澤)

15-13 2008年度予算原案(中島)

15-14 「高機能社会耐震工学WG2008年度活動の進捗状況

 

審議事項

(0) 前回議事録の確認(資料15-01

事前配布された議事録(案)に対する修正意見は特になく、承認された。

 

(1) e-ラーニング

「鋼構造設計規準」の講習内容が日本女子大にてビデオ収録されたことに関して意見が交わされた。聴講者がいないことに戸惑いがある。講師間の連携はなかった。講習会会場を録画してもよい。講習会場以外の地域に有益となる。

構造関係では初めて。参加者数は順調に推移している。学会としては推進して行きたい。

 

(2) 構造委員会の報告(緑川)

緑川幹事から若手奨励テーマ募集、AIJデジタルライブラリー、大会PD(構造8件)、刊行物の査読者、高機能社会耐震工学WG設置等の概要説明があった。

 

(3) 2008年度予算原案(資料15-13)(中島)

中島主査から資料15-13についてメールで担当者に確認済の報告があった。

 

(4) 各小委員会・WG報告

1) 座屈小委員会(資料15-02)(多田)

多田小委員会主査から(資料15-02)に基づき改定原稿の構成が紹介された。

10章シェル」については容器構造設計指針・同解説とほぼ同じであり削除するとの説明であった。現指針の執筆担当者に意見を伺うとともに、鋼構造運営委員会で最終判定をする。

20087月からの鋼構造運営委員会の査読は河野委員、寺田委員が担当する。11月末からの構造委員会の査読委員は6月に決定される。

2) 接合小委員会(資料15-03)(吹田)

吹田小委員会主査より、資料15-03についての説明があった。

「溶接接合設計施工ガイドブック」についての鋼構造運営委員会の査読は終了し、意見を反映させる。構造委員会の査読担当は植松委員と宮崎委員に決定された。構造委員会査読開始は4月初旬で,査読委員からの意見の提出期限を5月末とする計画である。

「鋼構造接合部設計指針の改定」については、鋼構造運営委員会の査読前に改定部分を中心に200811月の委員会で重点審議課題とすることが確認された。

3) 耐火小委員会(資料15-04)(今野)

今野小委員会主査より、資料15-04指針改定の講習会の報告と、小委員会活動休止の申し出があった。

次回改定を目指すので小委員会主査は鋼構造運営委員会には引き続き委員として参画することが確認された。

4) 制振小委員会(緑川)

緑川小委員会委員から活動内容の概要が報告された。

他の類似出版との違いとして、ダンパー性能や接合方法等に注視したいとの意見があった。

5) 塑性設計指針改定小委員会(資料15-5)(松尾)

松尾小委員会委員から資料15-5についての説明があった。

接合部係数や荷重係数等、現行指針との整合性についての質問が出された。

2008529日の鋼構造運営委員会の重点審議を受けて小委員会で審議結果を検討する。

6) 各種合成構造小委員会(資料15-0615-09)(松尾)

松尾小委員会主査から資料15-0615-09に基づき指針改定内容について説明があった。

AISC2005と本指針との違い、アンカーボルトの埋め込み深さの変更に伴う既存不適格、基礎ボルトの埋め込み長さの数値等について質問があった。

20087月の鋼構造運営委員会の集中審議課題とすることが確認された。

7) 限界状態設計指針改定検討WG(資料15-07)(井戸田)

井戸田小委員会主査から資料15-07による活動状況報告があった。

構造委員会の構造設計規準等の基本原則に則して指針作りを進めている。

8) 塔状構造物設計指針改定小委員会(15-12)(小河)

小河小委員会主査から指針改定原稿の見直しの提案があり、設計者の査読を再度受けることになった。査読者は小委員会メンバー(田上、永田、多賀、金子)およびその関係する設計者者に依頼する。

 

(5) 耐火小委員会主査交代の件

今野小委員会主査から次回小委員会発足時の主査として千葉大学平島先生に交代することの申し出があり、鋼構造運営委員会で議論され、了承された。今後は平島先生が出席される。ただし、鋼構造運営委員会の委員交代は7月に開催される構造委員会の承認が必要である。

 

(6) 2008年度PD企画

吹田PD幹事からPD主題解説の内容が紹介された。

開催日時は大会3日目の2008920日(土)の午前に確定した。

 

(7) その他

・資料15-14について中島主査から説明があった。内閣府委託事業「長周期地震動対策に関する業務」について構造委員会に「高機能社会耐震工学WG」が設置されたが、鋼構造運営委員会は小委員会として対応するかどうかは継続審議とする。

2008年度大会プログラム編成は59日(金)に行われる。担当者として当委員会メンバーの中から人選を行い、さらに田川幹事が大学関係者に協力を呼びかける。

9月大会直前の鋼構造運営委員会主催の懇親会幹事として寺田委員が選出された。

・今年度の重点審議課題とその予定日

529日:鋼構造塑性設計指針改定

728日:各種合成構造設計指針改定

11月  :鋼構造接合部設計指針の改定

・これからの鋼構造運営委員会査読予定者一覧

*鋼構造座屈設計指針  :河野委員、寺田委員

*鋼構造接合部設計指針 :田川委員、辻田委員

*鋼構造塑性設計指針  :内田委員、田上委員

*鋼構造限界状態設計指針:緑川委員、中島委員

*各種合成構造設計指針 :田中委員、深澤委員

・次回以降の鋼構造運営委員会開催予定

次回  529日(木)13001700 建築学会会議室

次々回 728日(月)13001700 建築学会会議室

次々々回917日(水)15001700 広島

記録:金子 洋文