2002年度第1回 鋼構造運営委員会議事録  

日時:2002524() 15:00-18:00

出席者: 小野、岩田、上谷、大井、小川、木村、桑村、多賀、多田、中込、中島、長尾、深沢、松尾、緑川

 

提出資料:

08-01 2002年度第1回鋼構造運営委員会議事予定(小野)

08-02 2001年度第7回鋼構造運営委員会議事録案(松尾)

08-03 構造本委員会議案(2002年度第1回5月10日)(大井)

08-04 高力ボルト接合設計施工ガイドブック(仮称)執筆方針(案)(中島)

08-05 愛読者カード-鋼構造設計規準(SI単位版)(小野)

08-06 WIT Press: Save 30% When you order using this form (岩田)

08-07       鋼構造座屈小委員会議事録案(平成1434日)(上谷)

08-08       高力ボルト摩擦接合の許容せん断応力度と設計ボルト張力に関するメモ(桑村)

08-09       鋼構造設計規準SI単位版設計ボルト張力(中島接合主査よりのメール) (小野)

08-10 S規準改定WG1回議事録(木村)

配布資料 鋼構造設計規準第2版第2510頁・同第3版第1刷(SI単位版)11

 

審議事項

(1)       前回議事録(資料08-02)の確認

     (3)小委員会報告1)鋼構造変形限界設計小委員会の項

「名称も含めて指針作成に着手すべきかどうかを議論することにした」

→「名称も含めて指針の内容について議論することとした」に修正。

 

(2)       構造本委員会(5月10日)の報告(資料08-03

     2002年度構造本委員会委員・組織図、北陸大会発表題数(構造2087題:昨年より5題増、鉄骨構造276題)の紹介。

・ 2002/2003年度刊行企画の紹介。鋼構造関連では、鋼管トラス設計施工指針20026月刊行予定、鋼構造限界状態指針SI単位版20028月刊行予定、軽鋼構造設計施工指針20029月刊行予定。

     鋼構造設計規準改定WGの設置が承認された。

 

(3)       小委員会報告

1) 鋼構造座屈小委員会(資料08-07、上谷主査)

     3月4日開催の小委員会議事録に基づき、座屈性能設計WGと統合的評価WGの2WG進捗状況の報告。座屈性能設計については、他の小委員会(変形限界設計小委など)との連携・情報交換も図る。統合評価では、実解析例を踏まえながら全体系の解析による設計法の提案を目指す。

2)       鋼構造地球環境小委員会(岩田主査)

     北陸大会のPD開催に向けてPD関係者を含めた拡大小委員会を開催した(59日)。PD配布資料は、パネリスト原稿は610日締切で取り纏め、620頃提出予定。

3)       鋼構造変形限界設計小委員会(桑村主査)

     前回運営委員会以降、小委員会は開催していない(次回小委員会5月末)。

4)       鋼構造接合小委員会(資料08-04、中島主査)

     接合部設計指針刊行後、正誤表、今後の課題などについて割り出し作業中。

     高力ボルト接合設計施工ガイドブック(仮称)の執筆方針案について、資料08-04に基づいて報告があった。桑村委員より同刊行物の編集に参加したいとの希望が表明されたが、当面、資料08-04の執筆方針案で原案作成を進めることとした。

5)       鋼構造設計規準改定WG(資料08-10、木村主査)

     1WG議事録に基づいて、当面の作業方針・作業分担について報告があった。

 

(4)       鋼構造設計規準SI単位版の設計ボルト張力について(資料08-0808-09、配布資料)

     読者から指摘のあった鋼構造設計規準SI単位版の設計ボルト張力と、他の学会刊行物の設計ボルト張力との数値の不整合について(配布資料)、小野運営委員会主査から経緯の説明があった。

     資料08-08に基づき、桑村委員より鋼構造設計規準SI単位版の設計ボルト張力に関する数値の丸め処理について説明があり、合理的であるとの主張がなされた。

     資料08-09に基づき、小野運営委員会主査から、学会の刊行物では、設計ボルト張力の数値については従前から一貫して法令・告示の値とは整合しない形になっていたので、従前の学会刊行物の設計ボルト張力の数値に整合すべきである、との答申を接合小委員会から受けた旨の報告があった。

     種々議論があったが、本件についての最終判断は、小野運営委員会主査に一任することとした。

 

(5)       その他

・ 岩田委員から新刊書”Innovative Approaches to Earthquake Engineering”の紹介があった(資料08-06)。

 

(6)       次回の開催予定

     次回 2002年8月1日() 16:00から

場所:ホテル六華苑 金沢市広岡2-3-10 Tel.076-222-4488

   金沢駅西口徒歩10分 ホームページwww.rokkaen.jp

懇親会(ホテル六華苑にて):18:00- 会費8000

★懇親会出欠締切★724日迄に 松尾幹事(matu12@hiroshima-u.ac.jp)宛

 

記録担当:大井謙一