2002年度第4回 鋼構造運営委員会議事録
日時:2003年3月5日(水) 14:00-17:00
出席者: 小野、伊藤、上谷、大井、小川、小河、木村、桑村、田川、多田、長尾、中込、深沢、松尾
提出資料:
11-00 2002年度第4回鋼構造運営委員会議事予定(小野)
11-01 2002年度第3(11月26日)鋼構造運営委員会議事録(案)(松尾)
11-02 構造委員会議案(2002年度第4回12月12日)(大井)
11-03 鋼構造接合小委員会 進捗状況報告(中島)
11-04 鋼構造座屈小委員会議事録(案)(第3回12月21日)(上谷)
11-05 WG廃止・設置申請書(骨組座屈の統合的評価WG) (上谷)
11-06 S規準改定WG議事録(案)(第4回1月22日)(木村)
11-07 「エネルギー法告示案」に対する日本建築学会鋼構造運営委員会の意見(小野)
11-08 平成15年度予算配分案 (小野)
11-09 鋼構造変形限界設計小委員会議事録(案) (第5回1月14日)(桑村)
11-10 WG委員追加(変形限界設計小委 建築設備性能WG)(桑村)
配布資料 (用語校正)鋼管トラス構造設計施工指針
回覧資料 構造委員会資料(2002年度第4回12月12日)
審議事項
(1) 前回議事録案(資料11-01)の確認(松尾幹事)
(2) 構造本委員会(12月12日)の報告(資料11-02、大井幹事)
・ エネルギー法の説明に対する鋼構造運営委員会の意見・質問に対する国総研・建研からの回答・対応方針の紹介
・ 学会賞選考委員の交代 (鋼構造枠)森田前主査→小野主査
・ 構造関連のPD企画案の紹介
(3) 小委員会報告
1) 鋼構造接合小委員会(資料11-03、小川委員)
・ 3月27日にStanford大学Cornell教授を招いて外国関連規準等評価検討WGを開催する。
・ 高力ボルト接合設計施工ガイドブック(仮称)の原稿は4月中旬に鋼構造運営委員会へ提出予定との報告があり、運営委員会内の査読委員は、松尾幹事と多賀委員にお願いする。
2) 鋼構造座屈小委員会(資料11-04、11-05、上谷委員)
・ 12月21日開催の小委員会議事録に基づき、座屈性能設計WGと統合的評価WGの2WG進捗状況の報告があり、今後の活動方針として、統合的評価WGは2004年末にワークショップ、2004年末に東京でシンポジウムを開催予定。大阪のワークショップについては近畿支部構造力学部会のコロキウムと同時に行いたい。ただし、あくまでも鋼構造座屈小委員会の成果報告事業となるように配慮することとした。
・ 設置期間満了に伴う統合的評価WGの廃止申請と新年度からの設置申請が提出され、運営委員会として了承した。
3) 鋼構造設計規準改定WG(資料11-06、木村委員)
・第4回WG議事録に基づいて、進捗状況について報告があった。
・新年度からは小委員会としての活動になる。2年の予定であるが、運営委員会での議論を早めに始めるため、改定案は1年程度で提出したい。また運営委員会で議論すべき事項については早めに提出する。
4) 鋼構造素材小委員会(中込委員)
・破壊の考え方について、国内外の研究状況をまとめている。破壊防止設計法について提案したい。
5) 鋼構造地球環境小委員会(長尾委員)
・岩田小委員会主査から、次回にまとめて進捗状況を報告する。
6) 鋼構造変形限界設計小委員会(資料11-09、11-10、桑村委員)
・1月14日開催の小委員会議事録に基づき、進捗状況の報告があった。WG活動で、構造躯体、非構造部材、建築設備、収容物の4つの評価対象について、機能・損傷・修復・安全の4限界状態の性能判定について定量化作業を行っている。今回の大会PDについては、「耐震・変形限界を中心として」というサブタイトルをつけた。
・建築設備性能WGの委員追加(木内俊明、平山昌弘の両氏)について諮られ、運営委員会として了承した。関連して、同WG委員で建築学会会員でない方が数名おられるので、なるたけ会員になっていただけるようお願いすることとした。
(4) エネルギー法告示案に対する鋼構造運営委員会の意見(資料11-07、小野主査)
・各委員に照会し、寄せられた意見をもとに、資料11-07の意見文を作成し、国総研長谷川氏に送付したとの報告があった。
(5) 平成15年度予算配分案(資料11-08、小野主査)
・ 構造委員会全体では14年度比5%の減であるが、鋼構造運営委員会としては14年度より若干増額されている。各小委員会から提出された要求予算に基づいて、主査・幹事で作成した各小委員会への配分案が諮られ、了承された。
・
(6) 運営委員会の体制について
・平成15年度から一期2年の二期目に入るが、運営委員の任期は二期なので、主査、幹事、運営委員の構成、並びに、小委員会の構成は現状の体制をもう一期(2年)維持することが確認された。
・伊藤委員から異動に伴う進退伺いがあったが、引き続き運営委員をお願いすることとした。また寺本前委員の後任の委員候補について諮られた。適切な候補者があれば主査に連絡することとし、その推薦については主査に一任することとした。
(7) その他
・ 鋼構造塑性設計指針、搭状構造物指針の在庫がなくなっており、増刷について諮られた。今回は最小部数の増刷を行うこととし、改定の可能性については今後議論を継続することとした。
(8) 次回の開催予定
次回 2003年5月12日(月) 15:00から18:00 本会会議室
記録担当:大井謙一