2004年度第5回 鋼構造運営委員会議事録
場所:建築会議室
出席者(順不同、敬称略):
岩田、上谷、大井、小河、小川、小野、木村、桑村、多賀、田川、深沢、松尾
提供資料:
21-00 2004年度第5回鋼構造運営委員会議事予定(小野)
21-01 2004年度第4回鋼構造運営委員会議事録(案)(大井)
21-02 2004年度第4回構造本委員会(12/13)報告(小野)
21-03 2005年度構造委員会予算配分(小野)
21-04 鋼構造座屈小委員会 活動報告(上谷)
21-05 鋼構造接合小委員会−進捗状況報告(中島)
21-06 鋼構造変形限界設計小委員会議事録(案)(桑村)
21-07 第3回規準のあり方検討WG議事録案(大井)
21-08 アンカーボルトの強度計算に関する読者からの質問(小野)
21-09 鋼構造設計規準構造委員会などによる査読結果に対する対応(木村)
21-10 鋼構造設計規準構造委員会査読結果(木村)
審議事項
(1)
前回議事録(資料21-01)の確認
・ メールで配布した前回議事録案を資料中のアンダーラインのように修正して承認した。
(2)
構造本委員会報告(資料21-02)
小野主査より下記の報告があった。
・ 2005年度予算は資料21-03のとおり配分された。
・ 2005年度大賞候補者として青山先生の推薦を決定した。
・ その他の報告事項は資料21-02に記載のとおりである。
(3)
小委員会報告
1) 鋼構造座屈小委員会(資料21-04)
・ 上谷委員より、前回以降に鋼構造座屈性能設計WGを2回、骨組座屈の統合的評価法WGを1回開催したことが報告された。
・ 平成16年6月23日鋼構造座屈セミナーを開催する。会場は建築会館会議室。
・ 次年度大会PDについて説明がなされた。それに対し、論点を絞りもう少し全体的なストーリーを付けて欲しいという意見が出された。
2) 鋼構造接合小委員会(資料21-05)
・ 2005年3月までに鋼構造接合部設計指針の改訂版完成を目指して活動中であり、3月30日に最終の委員会を開催予定である。柱脚について密度を上げていく方針である。
・ それに対して、改訂なので鋼構造運営委員会内では査読は不要であるが、完成原稿を資料として提出するよう要請した。
3) 規準のあり方検討WG(資料21-07)
・ 11月8日開催のWG報告がなされた。また、これまでの議事録とその概要および今後の方向性などを大井主査がまとめて答申書として運営委員会へ提出することとした。
4) 鋼構造変形限界設計小委員会(資料21-06)
・ 鋼構造性能設計ガイドラインの進捗状況が資料のとおり報告された。その中で、構造部材についてはデータが性能に準拠しているので順調に進行していること。反面、非構造部材は遅れ気味であることが報告された。
・ 性能設計例として、レベル4の地震動を再現期間2500年とすることについて若干の議論が行われ、JMA神戸原波による応答結果と同程度であることが説明された。
5) アンカーボルトの強度計算に関する読者からの質問(資料21-08)
・ 回答を多賀委員に依頼した。その際、本会とセンター指針との違いの経緯や理由を説明する必要はなく、本会の考え方のみを説明することとした。
6) 鋼構造設計規準見直小委員会(資料21-09、資料21-10)
・ 構造委員会による査読結果などに対する対応が説明され基本的に了承された。
・ その中で、BCR,BCP材についてもう少し詳しく言及するかしないかについて種々議論した結果、同材を使用するに際しての具体的な問題点や制約条件などを丁寧に説明する方向で原案を作成することとした。
(4)
次期主査の選出および次期委員会構成について
・ 投票の結果次期主査として中島正愛委員を選出した。
・ 退任希望を提出した委員は委員会終了後に提出されたものを含めて以下の8名であった。
岩田、上谷、小野、小川、木村、田渕、牧野、松尾各委員
・ 現委員より以下の5名の候補者の推薦があった。さらに推薦候補者を若干名追加した後、現委員による投票を行う。
井戸田 秀樹、笠井 和彦、金子 洋文、高松 隆夫、田中 剛
次回運営委員会
記録:松尾 彰