耐震耐風設計における減衰機構WG | |
WGの活動目的 | |
○設置目的 直上小委員会は、前小委員会でまとめられた減衰評価方法、データベースに基づいて、実測・実験データの収集・分析を引き続き進め、減衰機構の整理および減衰性能の評価を行うことを目的として活動している。この活動目的のうち、主として上部構造の減衰機構の整理と性能評価のために、本WGは、既往の簡易応答予測法を調査し、耐震耐風設計における減衰の役割を明らかにし、減衰を有効に活用する総合的な設計法の提案を目指すとともに、免震・制振構造物の新しい適用領域として住宅等の軽量低層構造物を取り上げ、その減衰機構・減衰モデルの解明を進めることを目的として活動するものである。 ○設置期間 2009年12月−2011年3月 ○活動計画 1年目:(1)耐震耐風設計における既往の簡易応答予測法を調査し、その原理をまとめる。 特に減衰に着目し、各方法における取扱いの相違点や関連性を整理する。 (2)住宅等の軽量低層構造物を対象に、実測および振動台実験結果の検討により、 固有振動数および減衰定数の特性を明らかにする。 2年目:(1)免震・制振構造物のような減衰を有効活用する建物の総合的な簡易応答予測法 の提案を行う。 (2)住宅等の軽量低層構造物に関する既往の実験結果の再検討を引き続き進めると ともに、減衰機構を検討し、適切な減衰機構・減衰モデルを確立する。 (3)現行の荷重指針に対して、参考になるような形式を検討し、本WGの成果の取り まとめを行う。 |
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