壁式構造配筋指針改定小委員会 |
小委員会の目的 |
設置目的
現行の「壁構造配筋指針」は1987年11月に初版を発行してから23年が経過し、21,700部が
発行され、広く会員に活用されてきたところである。この間、JISの改正、SI単位系の
導入、中層型枠コンクリートブロック造設計規準(案)の刊行などがあり、また、関連する
標準仕様書であるJASS5鉄筋コンクリート工事やJASS7メーソンリー工事、壁式構
造配筋指針改定補強組積造配筋検討WGなどが改定されており、内容を整合させる必要が生じ
ている。
「壁構造配筋指針」には、壁式鉄筋コンクリート造と組積造関連の配筋指針を含むことか
ら、壁式構造運営委員会直属の小委員会として発足し活動を行うこととしたい。
委員会の位置付け
現行の「壁構造配筋指針」には、壁式鉄筋コンクリート造、型枠コンクリートブロック造並
びに補強コンクリートブロック造などの壁式構造建築物の設計、施工に際して参考とすべき配
筋関連が詳細に記載されている。また、壁式構造特有の単配筋の構造部材の配筋を解説してお
り、これまで広く会員をはじめとする構造設計者や施工者に活用されている。
JISの改正、SI単位系の導入並びにJASS5やJASS7の改正を反映して指針を改
正することは、緊急性かつ必要性が高く、本会としての社会貢献活動に益するところ大と考
える。
活動計画
初年度:壁式構造配筋指針改定原案(WG成果)に基づく解説部分・配筋図の検討
2年度:「壁式構造配筋指針改定(本文・解説案)」の作成および検討
3年度:「壁式構造配筋指針改定(本文・解説案)」の作成
4年度:運営委員会・構造本委員会の査読およびコメントに基づく本文・解説の修正ならびに
「壁式構造配筋指針・同解説」編集
期待される成果
「壁式構造配筋指針・同解説」の作成
公表方法:書籍として刊行
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日本建築学会>常置研究委員会組織>壁式構造運営委員会
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壁式構造配筋指針改定小委員会
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