***春季学術研究会***

美しい集落(沖縄編)−私のフィールドノートから−
<主催>農村計画委員会

 フィールドノートは集落の美しい形を記録すると同時に、その形をつくりあげてきた人々の意志と自然と共生する仕組みを解き明かす優れた手法である。そしてまた、フィールドノート自体にフィールドワーカーの思い入れと技量を読み取ることができる。農村計画分野では集落をエリアとするが故に多くのフィールドノートが蓄積されてきた。また近年は、新しい視点のフィールドノートも模索されている。本年の春季学術研究会は、集落研究の宝庫ともいえる沖縄を会場にして、フィールドノートの役割や意義、新しい視点、新しい発見、新しい展開について報告を受ける。さらに、参加者の図面やフィールドノートを持ちより意見を交換する。
 それに基づき集落空間の魅力を記述する方法について共通の認識を深めたい。

 日 時  2005年6月4日(土) 13:30〜17:00
 会 場  那覇市ぶんかテンブス館 3階会議室(沖縄県那覇市牧志3−2−10)
         tel:098-868-7810 http://www.tenbusu.jp/  
        [アクセス方法] モノレール:牧志駅(那覇空港から16分)下車徒歩4分
                           美栄橋駅(那覇空港から14分)下車徒歩6分

 【プログラム】 司会:前田真子 (奈良女子大)
  
  主旨説明/
伊藤庸一(日本工業大学)
  
  研究発表/

   ・坂本淳二(広島国際大学)  「集落風水土のフィールドワーク  竹富島調査を中心に」 
   ・清水 肇(琉球大学)  「みんなでつくるフィールドノート 集落マップづくり」   
   ・平田隆行(和歌山大) 「思考によってつくりなおす・フィールドワークのフィールドノート」
   
  私のフィールドノート/
   ・参加者がフィールドノートを持ちより、空間記述の魅力や視点・発見・展開を語り合う
  

 定  員  50名(申込み先着順)
 
 参 加 費  会員1,000円、登録メンバー1,500円、会員外2,000円、学生500円
 
 申込方法  FAXまたはE-mailにて
          「催し物名称、(本会会員の場合) 会員番号、氏名、勤務先・同電話番号」を
          明記のうえ下記まで申し込む。
          定員に達した場合のみお断りの方にご連絡します。
 
 申込締切
  5月20日(金)まで
 
 申込み・
  奈良女子大学 前田 真子
 問 合 せ  E-mail:mmaeda@cc.nara-wu.ac.jp   Fax.0742-20-3480

 ※研究会終了後、懇親会を開く予定。
   6月5日には見学会を兼ねたフィールドノート実践編を企画中。

農村HP 表紙