農村計画委員会 主査・幹事会 議事録
日時:2006年12月9日(土) 15:00〜17:20
場所:建築会館301会議室
出席者:伊藤、大沼、岡田、川嶋、河野、神吉、伴丈、三橋、山崎(寿)
宮田、栗原(記録)(出席者敬称略)
<提出資料>
1.2006年度第3回農村計画本委員会(主査・幹事会)議案
2.公開研究会「被災集落の支援のあり方について考える」(河野)
T.確認事項
・農村計画委員長便り16(061122)(資料No.1)の確認
一部修正後、農村計画委員会HPに掲載
U.報告事項
1.学術推進委員会関係(資料No.2)
(1)学術推進委員会の仕組み(組織、運営方法、承認事項など)について
現行の委員会を「系」にまとめる体制が1997年に決定されている
(ex. 農村計画、都市計画、建築計画を「計画・デザイン系」に)
現在も大小規模の異なる委員会が混在し、活性化を妨げているので、
新たな体制について検討をすすめる
2006年度:意見交換、2007年度:体制見直しについての議論
(2)2007年度国際交流振興基金援助事業申請について
締め切りは3月末、9月末、日韓交流に活用してはどうか
様式は学会HPよりダウンロード
(3)小委員会活動成果報告提出依頼
各小委員会の活動成果報告はHP上に掲載される
〆切;2007年2月15日(最終ver.でなくても提出する)
この日以降の活動を含めて最終締め切りは3月末日
様式は学会HPよりダウンロード
2.大会関係
(1)2006年度大会(関東)概要報告に関連し
農村計画部門の発表欠席者は8名
(梗概題数97、欠席率8.2%、全体の平均欠席率3.9%)
で欠席率が高いとの指摘を受けた→欠席を防ぐたにはどうしたらよいか、意見を募集
(2)AIJデジタルライブラリーにおける2006年度大会資料の頒布について
研究協議会資料「ラーバンデザインがきり拓くもの−混在・混住から共生への環境へ」
(¥1,100、残22部)は、出版化を予定しているので、頒布しない
PD資料「自然災害で居住地が甚大な被害を受けた農山漁村集落の再建計画」
資料が完売しており、デジタルライブラリーで頒布する
3.シンポジウム等催し物関係の実施計画
・農村計画本委員会・関東支部農村建築専門研究委員会 共催
「農村計画研究の新しい動きV」(資料No.3)
2007年3月9日(金)15:30-18:00、関東支部研究発表会にひきつづき実施
発表;川口友子氏(武庫川女子大学) 「明日香における心象風景とその生成」
山崎義人氏(神戸大学) 「流動的な住まい方の可能性」
・被災集落支援計画小委員会・農山漁村集落自然災害復旧支援特別研究委員会
共催
「福岡県西方沖地震・玄界灘復興での戸建て住宅計画の報告・検討会」(資料No.4)
2007年1月13日(土)15:00-17:00、アクロス福岡にて実施
報告;牧敦司氏(醇建築まちづくり研究所)
・被災集落支援計画小委員会・農山漁村集落自然災害復旧支援特別研究委員会 共催
公開研究会「被災集落の支援のあり方について考える」(追加資料)
2007年3月30日(金)14:00-17:00、アクロス福岡にて実施
講師は打診中(会告に間に合わせるためにも、12月中には決定)
農村計画学会が共催を希望、手続きについては農村計画学会に確認(川嶋)
・農村居住小委員会 主催
公開研究会「県境居住と地域連携」(準備中)
2007年2月24日(土)or3月、豊橋にて実施予定
報告;戸田敏行氏(東三河地域研究センター)ほか
・田園空間計画小委員会 主催
現地研修会「つくばスタイル」
2007年3月に実施予定
・「ボロブドゥール・エキジビション」にあわせて
2007年夏に現地でおこなわれる学生向けの講習会に農山漁村景観保全小委員会が参加する予定
V.審議事項
1.推薦依頼関係
(1)2007年日本建築学会大賞業績候補の推薦(〆切:1月22日、資料No.5)
農村計画委員会は青木正夫先生を推薦する、了承。(推薦書回覧)
(2)2008年度学会賞選考委員会委員(論文部門)候補の推薦(〆切:3月16日、資料No.6)
齊木崇人先生(神戸芸術工科大学)を推薦する、了承。
(3)2008年度奨励賞選考委員会委員候補の推薦(〆切:3月17日、資料No.7)
菊地成朋先生(九州大学)を推薦する、了承。
2.2007年度大会関係
(1)農村計画部門PS・OSについて(資料No.8)再確認
・PS:「まちづくりむらづくり」「景観・環境資産」「海外事例研究」で実施、了承。
・OS:「市町村合併と農村再編」のテーマで実施、了承。
主旨:平成の大合併が全国を席巻している。市町村合併のねらいは、
自治体行政の効率化、行政対応の高度化・専門化などにあると
されるが、他方で行政対応力の低下、住民サービス低下、公共
施設やインフラの整備・維持管理への支障、地域コミュニティ
活動の低下、市町村内における地域格差拡大、などが危惧され
ている。農村計画委員会では、市町村合併が地域の生活、施設
・サービス、そして自治などに及ぼす影響を明らかにし、計画
的課題の整理をめざして本OSを企画する。以下の4つのテーマ
を中心に積極的な論文投稿を望む。
(1) 住民生活への影響・生活圏の広域化、過疎化促進・限界集落の増加
(2) 地域施設・サービスの統合・再編、施設管理への影響(指定管理者等)
(3) 地域自治区の設置と住民自治組織の再編、住民と行政との協働
(4) 新市町村の総合計画策定、国土利用計画・都市計画マスタープラン策定
(2)研究集会企画について(資料No.9)
・研究協議会「美しい国土(くに)づくり」(案)
司会:山崎寿一(神戸大学)
副司会:未定
記録:福島綾子先生(九州大学)?
主旨説明:伊藤庸一(日本工業大学)
主題解説:岡田知子(西日本工業大学)
三橋伸夫(宇都宮大学)
西山徳明先生(九州大学)?
九州農政局の人or九州で仕事をされているコンサル
まとめ:神吉紀世子(京都大学)
(第2日目の午後 に開催希望)
サブタイトルをつけ、方向性を明確にするなど、伊藤庸一が内容をつめ、
企画をまとめる、〆切は12月20日(水)
・PDについて、2007年度は難しい
→主査幹事会終了後の打合せで、協議会テーマは「いかに美しい国土(くに)を
つくるか」に変える、同日の午前に2時間ていどのPDを開く、テーマは「誰が
守る九州の美しいむら」とし、諸塚村、緒方町、小国町などの担当者に報告を
お願いする案が検討された。企画案文を本委員にメイル回覧し意見を募ることにした
3.シンポジウム等催し物関係の実施報告
・集落共生デザイン小委員会主催
ワークショップ
「環境資産の継承と集落共生デザイン−宮城県登米市の町並みと炭焼き小屋を中心に−」
2006年11月25〜26日、登米市森林公園で実施
参加者:委員6名、学生9名、計15名
まちづくりの計画案について議論し、A1パネル3枚にまとめた
それをふくめた報告書を作成する予定
4.本委員会関係
(1)2007年度予算配分
・農村計画委員会 2007年度予算配分は¥1,291,000となった(資料No.11)
(2006年度予算配分:¥1,258,000→ ¥33,000増額)
・2007年度小委員会活動計画案が11月15日〆で提出された(資料No.12)、確認。
・新たに農村環境教育小委員会(主査:重村力先生)設置の希望が出された(資料No.13)、
環境教育科研の成果物を出版するための小委員会で、設置期間は1年を予定。了承。
・06農村計画設計競技WG、環境教育出版WG廃止(資料No.14)、了承
・以上を踏まえた農村計画委員会の予算配分
設置2年目の小委員会 ¥125,000×6小委員会=¥750,000
農村環境教育小委員会 ¥ 60,000×1小委員会=¥ 60,000
本委員会 ¥481,000 了承
(2)刊行企画「田園で学ぶ地球環境」(資料No.15)
日本建築学会(編)とし、農村環境教育小委員会が企画をすすめる
科研の学術図書助成金を申請中、申請がとおれば印税はなし
6月10日に原稿を出版社(技報堂)に提出、6月30日までは原稿修正可
(申請がとおらなくても、技報堂から出版できるように交渉)
10月に刊行予定
5.その他
(1)日韓研究会について
・2007年度は韓国で開催する
国際交流振興基金援助事業申請3月・9月〆を勘案する
・春期学術研究会とかぶせる?
中山間で開催し、景観、居住、組織・・・etc.小委員会の横断的なテーマにする?
→両学会の農村計画に関する研究発表リストを交換し、実質的な研究交流の参考にするとよい
研究会終了後は記録報告書を作成して蓄積をつくるとよい
⇒アジア農村フォーラムWG主査の金先生(宇都宮大学)から打診してもらう
(2)春期学術研究会について
・スケジュール:6月16、17日は近畿支部研究発表会なので、23、24日にする
・内容:日韓研究会とかぶせる方向で検討をすすめる
⇒岡田が中心となって(金先生と連絡を取り)検討する
(3)小委員会の活動報告会について
・日時:3月10日(土)を第一候補 (本委員会と同時開催)
・場所:建築会館?
(3月8-10日は関東支部研究発表会、会場?)
・費用:本委員会予算はかなり厳しい、小委員会予算があればお願いしたい
・なお建築学会学術推進委員会の活動報告会は3月20日(火)午前に開催される
以上
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