農村計画委員会 主査幹事会 議事録
日時:2006年9月8日(金) 12:00〜13:00
場所:神奈川大学横浜キャンパス20号館1階116室(2006年度大会会場内)
出席者:藍澤、伊藤、糸長、内田、大沼、岡田、蟹江、川嶋、河野、神吉、
神田、金、斎尾、齋藤、重村、篠部、瀬沼、内藤、伴丈、三橋、
山崎(寿)、山下、平田(記録)、山崎(義)(記録)、栗原(記録)
<提出資料>
1.2006年度第2回農村計画本委員会議案
2.2006年度集落共生デザイン小委員会活動計画・活動報告(伴丈・大沼)
3.2006年度農村居住小委員会活動計画・活動報告(山崎(寿))
T.審議事項
1.推薦依頼関係
(1)2007年日本建築学会大賞業績候補の推薦
青木正夫先生の推薦について計画委員会、九州支部に打診する
大賞締め切りは1月22日
(2)2007年日本建築学会文化賞候補の推薦
推薦者がいれば提案を、文化賞締め切りは1月31日
(3)卒業論文等顕彰事業委員会委員の推薦
伴丈正志先生(長崎総合大学)の交代
黒野弘靖先生(新潟大学)に打診(その後、本人了承)
2.大会関係
(1)AIJデジタルライブラリーにおける2006年度大会研究集会資料のデジタル頒布
・農村計画部門+農山漁村集落における自然災害復旧支援計画特別研究委員会PD
「自然災害での居住地が甚大な被害を受けた農山村漁村集落の再建計画」
頒布する、(大会終了後、大会会場販売価格)
・農村計画部門 研究協議会
「ラーバンデザインがきり拓くもの−混在・混住から共生の環境へ」
将来出版するため頒布しない
(2)2007年度大会のPS、OS、発表部門再分類の検討/11月30日締め切り
・OS:「市町村合併とむらづくり」(仮)
市町村合併が進行している状況をふまえ、集落再編、災害復興対応など、
新しい計画的な視点を盛り込んだむらづくりに関する研究
タイトル、趣旨200字について、三橋先生を中心につめる
・PS:今年度「むらづくり・まちづくり」「景観・環境資産」「海外事例研究」
を継続、ポスターはHPに掲載
・2007年度の発表部門細分類:このまま継続
(3)2007年度大会研究集会の企画提出
12/20までに企画をだす、各小委員会での検討をお願いしたい
3.シンポジウム等催し物関係
・「中山間地域の今後を展望する」 参加者20名
・春季学術研究会
「近年のアジア農村研究−フィールドワークからフィードバックへ」
参加者16名(費用を払った方のみで実際には払っていない学生が多い)
⇒来年度は、近畿支部研究発表会と重ならないように日程調整が必要
・日韓公開研究交流会「東アジアの集住文化と保存」 参加者39名
4.小委員会活動計画・活動報告について
(1)集落共生デザイン小委員会(伴丈先生、大沼先生)
・ワークショップ「環境資産の継承と集落の共生デザイン」を開催する
候補地は宮城県登米市登米町、2006年11月25〜26日が最有力候補
(2)農村居住小委員会(山崎(寿)先生)
これまでの活動報告: 1奥能登の消滅集落をたずねる、2人と自然の共生ゾーンの居住;神戸市/台南芸術大学が視察、研究会を開催
今後の活動計画: ・科研申請の準備、・東三河において現地研究会、3金沢において消滅集落研究のシンポジウムor研究会を検討(金木先生に打診)
(3)農山漁村景観保全小委員会(神吉先生)
・景観法における文化景観の位置づけを視野に研究、
・最終的には行政担当者に見せられるような冊子づくり
・これを踏まえ2008年度頃にPD等を検討
・美しい集落アーカイブを具体化する
活動報告:
・8/29〜30、和歌山県高野町にて第1回目の現地研究会を実施
出席率が高かった(委員10名中初日は9名出席、2日目は8名出席)
また女性が委員の大半を占める
今後の活動計画:
・12/2〜3、第2回目の現地研究会兼委員会を実施する予定
(4)中山間地域組織小委員会(三橋先生)
今後の活動計画:
・第2回研究会の開催/小田切先生(明治大学、農業経済)を招いて
・自治区長を住民投票でえらんでいる上越市での現地調査
自治の運営協議会、振興会などの組織がどう関係しているのかを調べる
12月に実施する予定
・科研申請予定
(5)田園空間計画小委員会(川嶋先生)
これまでの活動報告:
・大会協議会資料集への論文投稿
今後の活動計画:
・出版の具体化
・科研申請予定
(6)被災集落支援計画小委員会(河野先生)
これまでの活動報告:
・現地視察をおこなった
今後の活動計画:
・玄界島における戸建住宅の対応についての考察
・これまでのシンポなどの成果をきちんとしたものにまとめる、現時点での総括をおこなう⇒特別研究報告書に収録
○各小委員会で実施する研究会、勉強会の情報を農村計画ネットで紹介する
5.その他
(1)「地井先生を偲ぶ会」
・2007年6月16日を第一候補として企画
渡辺先生、寺門先生、幡谷氏、重村先生が中心になり、
青木志郎先生や農村計画委員長ほかが発起人に加わり、呼びかけを行う
(2)地井先生の書籍出版
・まずは研究業績などのリストを作成する、情報を重村先生、山崎寿一先生に集約する
U.連絡事項
1.国土形成計画への提案
・農村計画委員会・海洋委員会をあわせ、建築学会として国交省に送られた
・国交省からのレスポンスはまだ
・都市計画委員会は現在、検討中
2.「セッション講評と一押し講演梗概の推薦」について
・全司会者が提出するようご協力を
司会がセッションの講評等を書かないと発表した方にとって不公平が生じてしまう
3.技術部門設計競技入選作品について
・大いに活用したい、現在、関東支部埼玉支所主催交流展、中越地震復興2周年事業(長岡造形大)での展示を企画中
4.環境教育の出版について(重村先生)
・4年前におこなった科研資料をスリム化して出版
執筆メンバーにはリライトのご協力をお願いしたい
5.中山間地再生計画研究会委員推薦
都市計画家協会より、長岡市小国地域法末集落の再生プロジェクト、法末および山野田集落の再生計画の作成調査をすすめるため、中山間地再生計画研究会を発足させるが、農村計画委員会から委員を推薦して欲しい旨、要請があり、三橋先生を推薦することにした
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