農村計画本委員会 議事録  記録担当 岡田


日時:2005年1月8日 10:30〜13:30

場所:建築会館/本会304会議室

出席者:委員長  伊藤庸一 (敬称略)
      幹 事  岡田知子・神吉紀世子・黒野弘靖
      委 員  藍澤 宏・重村 力・蟹江好弘・三橋伸夫・大内宏友・後藤春彦・山崎寿一・高橋隆博
           糸長浩司・伴丈正志・齋藤雪彦・前田真子・大沼正寛・栗原伸治
      事務局 伏見 
                                                          (敬称略)


<提出資料>
bP 第2回本委員会(8月30日)議事録
bQ 委員長便り7 041211
bR 学術推進委員会(10月、11月、12月、1月)議案
bS 2004年度日本建築学会大会(北海道)概要報告
bT 2005年度大会関連資料
bU 2004年度新潟県中越地震に対する(社)日本建築学会の対応
bV 2004年度委員会活動報告スケジュール案
bW 2005年度特別研究テーマ選考結果
bX 研究会「農山村の自然災害に農村計画は何をなすべきか」実施計画書
10 研究会「東アジアの集住文化にみる共生のしくみ−空間概念と構成」実施計画書
11 2005年日本建築学会大賞業績候補者の推薦方依頼
12 2005年日本建築学会文化賞候補業績の推薦依頼について
13 2006年学会賞選考委員会委員(論文部会)候補の推薦について(依頼)
14 2006年奨励賞選考委員会委員候補の推薦について(依頼)
15 論文集委員会委員の推薦方のお願いについて
16 論文集委員会査読委員候補者の推薦方お願いについて
17 技術報告集委員会委員の推薦方のお願いについて
18 技術報告集委員会査読委員候補者の推薦方お願いについて
19 2005年度農村計画委員会組織図および2005年度委員会活動計画案
20 2005年度農村計画委員会予算配分
21 2005年度大会農村計画部門研究協議会の企画
22 2005年度大会農村計画部門PDの企画
23 見学会「下川町の循環型地域づくり」実施報告書
24 研究会「農村研究の新しい動き」実施計画書
25 「近年の農村計画研究テーマ」に関する調査票
26 農村計画委員会HP検討事項


<議 事>

T.確認事項
  ・ 第2回本委員会(6月30日)議事録の確認
    標記議事録について確認した。

U.報告事項
  1.学術推進委員会関係(10月、11月、12月)
   伊藤委員長から資料にもとづき学術推進委員会の報告・審議事項について以下の報告が あった。なお、詳細は学術   推進委員会ホームページをご覧いただきたいと事務局から説明があった。
    (1)2004年度大会関連
     ・農村計画委員会の発表題数は90題(前年度より減少)、会場当たり平均参加者数は32.4人(他委員会と比べて決して多いとはいえない)
     ・研究集会の参加者数は研究協議会44人、PD68人、資料集についてはPDは180部完売、研究協議会は200部のうち37残部であったが赤字ではない。
    (2)2005年度大会関連
     ・準備日程
     ・発表取り下げ、無断欠席、代理発表は例外なく厳禁とする。ただし、梗概は認知されたものとする。
     ・2005年度からPCプロジェクターを導入する方向で検討する。
     ・障害者への発表支援は個別に対応する。
     ・字数の多い梗概は不採択の対象とし、プログラム編成会議で対応する。
     ・研究集会は全体で40企画(昨年は48)。災害、震災関連の研究集会は5つで、そのうち4つは部門ごとの企画で1日目、2日目に開催、3日目には中越地震をテーマに部門を超えた研究協議会が企画されている。
     なお、農村計画委員会の研究協議会は2日目午後、PDは2日目午前。
    (3)2004年新潟県中越地震に対する学会の対応
     災害委員会から提出された資料をもとに説明があった。
     特別研究委員会の中に中越地震総合研究小委員会を設置し対応する。 
    (4)2004年度委員会活動報告日程
     3月17日(木)、建築会館ホールで行われる。農村計画委員会は11:20〜11:40
     農村地域あるいは農村計画への理解度を高めるためにもきっちと説明していく必要がある。そのためにもビジュアルにプレゼンする方が良いので各小委員会から活動の目玉を ビジュアル情報で委員長まで提出することとする。

  2.本委員会関係
    (1)2005年度特別研究委員会テーマ選考結果
     申請は6提案、うち4提案が採用された。農村計画委員会からは以下の2提案。
     ・農山漁村集落における自然災害復旧支援計画に関する研究
      中越地震総合研究小委員会(主査:重村)を設置する。
      農村計画委員会が中心になり、小委員会は中越地震を親委員会は農山漁村の自然災害全般をテーマ幅広く活動する。
      KARTH、JIA、農村建築研究会、農業土木・農業基盤関係との連携も必要ではないかといった意見が出された。
      委員長より意見をストックしていきたいのでメイルお送り下さいとのこと。
     ・木造廃校舎を含む学校施設の利活用
      主として農村計画委員会、構造委員会が連携して活動する。
      学会として耐震基準の考え方を文科省に逆提案して欲しい、粘性ダンパーなど新技術がありRC造と比べて木造は耐震補強に可能性があるなどの意見が出された。
    (2)催し物実施計画について
     ・研究会「農山村の自然災害に農村計画は何をなすべきか」実施計画
       主催:本委員会
       日時:2005年1月8日(土)14:00〜17:00
       会場:建築会館会議室
       講師:浦上健司、内田文雄、前田真子
     ・研究交流会「東アジアの集住文化にみる共生のしくみ−空間概念と構成」実施計画
       主催:集住文化小委員会
       日時:2005年2月25日(金)14:00〜17:00
       会場:建築会館会議室
       講師:岡田知子、渋谷鎮明、伊藤庸一他参加者  

V.審議事項
  1.推薦依頼関係
    (1)2005年日本建築学会大賞業績候補者
     候補者がいれば委員長に連絡する。なお、推薦書類の提出期限は1月24日。
    (2)2005年日本建築学会文化賞候補
     候補者がいれば委員長に連絡する。なお、推薦書類の提出期限は1月24日。
    (3)2006年学会賞選考委員会委員(論文部会)
     和田幸信を推薦する。
    (4)2006年奨励賞選考委員会委員候補
     木下勇を推薦する。
    (5)論文集委員会委員
     黒野弘靖の後任に大内宏友、藍沢宏の交代として蟹江好弘(任期1年)を推薦する。
    (6)論文集委員会査読委員候補者
     宇高雄志、大野啓一、大沼正寛、小林史彦、島村昇、菅原麻衣子、温井亨、藤沢直樹、本多友常、村上佳代を推薦する。
     他に候補者がいる場合は1月31日までに委員長に連絡する。
    (7)技術報告集委員会委員
     岩田俊二の後任に高橋隆博を推薦する。
    (8)技術報告集委員会査読委員候補者
     論文集委員会査読委員候補者に同じ。

  2.本委員会関係
    (1)2005年度活動計画
     2005年度は小委員会再編にむけて議論していきたい(委員長)。
     以下の小委員会から活動計画について報告があった。
     ・農村計画情報交流小委員会
     ・農村計画システム小委員会
     ・集住文化小委員会
     ・ラーバンデザイン小委員会
     ・環境教育研究会
     2005年度は研究会で活動、2006年度に小委員会設置申請をする。
    (2)2005年度予算配分
     総予算1,269,000円。
     うち、小委員会は一律130,000円、残り469,000円を本委員会予算とする。 
     研究会企画等で不足する場合は本委員会予算から補填することも考えられる。
    (3)2005年度大会研究集会企画
     ・研究協議会
      テーマ:集住の知恵と環境共生デザイン(仮)
      集住文化小委員会が企画担当する。
      2月25日の公開研究会での議論をふまえて中身をつめていきたい。
      景観づくりを主題解説に含めてはどうか、文化庁の文化的景観モデル事業の事例などの意見が出された。
     ・PD
      テーマ:農山村集落の災害復旧支援を考える(仮)
      1月8日の研究会の議論と農山漁村集落における自然災害復旧支援計画特別研究委員会の活動を通して内容をつめる。
    (4)催し物実施報告および計画
     ・見学会「下川町の循環型地域づくり」実施報告
      主催:農村エコシステム小委員会
      日時:2004年9月1日、2日
      参加者:17名
     ・研究会「農村計画研究の新しい動き」実施計画
      共催:本委員会、関東支部農村建築専門研究委員会
      日時:2005年3月4日(金)15:30〜18:00
      講師:根来宏典、藤沢直樹
    (5)その他
     ・「近年の農村計画研究テーマ」に関する調査について
      研究会を企画する際の資料とする。農村計画企画WGが調査を実施。

  3.その他
    (1)農村計画委員会のHPについて
      各小委員会でもHPを作成するよう要請。
      「環境教育科研」は環境教育研究会に入れる。
      「刊行物の紹介」大会冊子は大会関連に入れる。
      「関連研究室など」は整理する。
      「シンポジウムなど」は各小委員会活動の中に入れる。
      「大会一押し」は大会関連に入れる
       意見があれば岡田、柴田まで。
    (2)次回主査幹事会について
     3月4日(金)を予定する。
     本委員会予算消化のため、小委員会予算の残金を主査幹事会の旅費にあてる。
(以上)