[公開]農村計画委員会:
□ リレートーク&WEB討論
RUBBAR―セトギワ建築論 2020
【企画】日本建築学会 農村計画委員会 ルーラルデザイン小委員会
地域に根ざし、地域をつくる建築
RUBBAR: RUral-Based and rural-Build ARchitecture
とは、いま改めて、どんなものだろうか。
その糸口として「セトギワ建築」をとりあげる。
ポツンと⼀軒家も、災害復興も、歴史的建造物の保存も、セトギワに立たされつつ、
次の地域を構築するための手がかり、フロンティアとなりうるのではないか。
セトギワ≒フロンティアでは、地/図/時が反転することもある。
拠点施設が仮住まいの場になり、かつて見向きもされなかった建物が大事にされる。
建築家像もまた同様で、主役ではないことも多い。
そのようなルーラルの現場に実存する建築・建築群をヒントとして、
セトギワとフロンティアを闊歩する研究者、建築家、修復家らのリレートークから、
RUBBAR の具体的な目標像を見出したい。
日時 :2020年9⽉10⽇(⽊) 13:00-16:00 会 場 :オンライン(Zoom)
定 員 :100名(申込先着順) 参加費 :無料(資料なし)
申込⽅法:WEB申込み *以下のURLよりお申し込みください。 申込締切:8⽉28⽇(⾦)
https://docs.google.com/forms/d/1x1TYJ-uglcUTpeDi2s2rncDQTxVtS1tsl0az1wxQ804/edit
問合せ :aijrubbar@gmail.com(担当:大沼・平田・三笠・下田・宮崎・菅原)
詳細については以下のチラシを参照ください。
→ 案内チラシ
【プログラム】
13:00-14:15 5 ⼈の研究者・建築家のリレートーク(収録動画の配信)
(1) 趣旨説明/山海の居住地理とフロンティア 平田隆行(和歌山大学)
「セトギワの農山漁村集落には、どんな可能性があるか?」
趣旨説明+聞き手 大沼正寛+池ノ上真⼀
(2) 世界と日本のセトギワ建築 中谷礼仁(早稲田大学)
「建築・集落の持続̶セトギワ̶その先 には何があるか?」
聞き手 平田隆行+佐藤圭一
(3) 実測野帳による建築との対話 渡邉義孝(尾道市立大学)
「セトギワの建築遺構が語るデザインとはどんなものか?」
聞き手 津村泰範+宮崎篤徳
(4) 南三陸町・ルーラルの設計現場 阿部 正(ノーマルデザインアソシエイツ)
「復興というセトギワで、使い手・職人・建築家は共創できるか?」
聞き手 稲地秀介+菅原香織
(5) さいはての⾵景と建築の⼒ 渡辺菊眞(高知工科大学)
「セトギワからフロンティアへ、いかに建築は立ち上がるのか?」
聞き手 三笠友洋+下田元毅
14:15-14:40 コメンテーターによるコメント
山崎寿⼀(神⼾大学)+布野修司(滋賀県立大学名誉教授)
14:40-15:30 WEB討論「セトギワ建築論2020」
山崎寿⼀+布野修司+平田隆行+中谷礼仁+渡邉義孝+阿部正+渡辺菊眞+小委員会委員