[公開]農村計画委員会:
□ 研究協議会【建築CPD申請中】
「農村計画のパラダイム―今、移住・定住・地域論の達成と展望は」
【主催】日本建築学会 農村計画委員会
農村計画の新たなパラダイムを、移住、定住、地域論を基軸に総合的に議論する。
近年様々に取り組まれ、農村の持続性につながる新たな農村計画が、地域ごとに提唱されている。様々な交流の取り組み、地方移住、若年層移・定住、の動きが評価を得る一方、高齢化のさらなる進行、地震・台風・洪水等のあいつぐ災害、さらには、新型コロナ感染症の拡大等、多様な志向の大きなパラダイム展開も言及される現状にあって、ポスト地方創生、災害復興、家族とコミュニティの変化、非継承社会の到来という近年に生まれた観点から、新たな農村計画学の課題と展望を探求する。
なお、研究会は、2020年度大会研究協議会として準備されていた企画を再構成して行うものである。
日時 :2020年11月29日(日) 13:30-16:30
会場 :オンライン(Zoom)
定 員 :90名(申込先着順) 申込締切:11月19日(木)
参加費 :①会員1,700円、②会員外2,000円、③学生1,000円 (PDF版資料含む)
※①②の参加者には冊子版資料(700円)も郵送します。参加費に送料も含みます。
申込方法・参加費支払い方法: インターネットによるクレジット決済のみのお申し込みとなります。
以下のURLからお手続きください。
▶ https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=637060
※ お申込み後の参加費の払い戻しはできません。下記の「留意事項」を事前にご確認のうえお申し込みください。
※ 領収書(全参加者対象)ならびに冊子版資料(①②の参加者対象)は、お申込み時に入力・指定された[配送先]へ開催数日前に
お送りします。なお、[配送先]は国内限定です。
※ 領収書の宛名は、申込み画面の[領収書宛名]欄に入力された名称で作成させていただきます(お申込み後の文言変更はできま
せん)。領収書が不要な方は、[領収書宛名]欄に「不要」と入力してください。
問合せ : 日本建築学会事務局 伏見 Tel. 03-3456-2057
詳細については以下のチラシを参照ください。
→ 案内チラシ
【プログラム】 司会:山崎寿一(神戸大学) 副司会:斎尾直子(東京工業大学)
● 学会賞受賞講演 : 山崎義人(東洋大学)
1.主題解説
(1) 定住・交流・関係人口と農村計画 : 斎藤雪彦(千葉大学)
(2) 地方の実情から : 田口太郎(徳島大学)
(3) 外部支援者・研究者の関わり : 野田 満(東京都立大学)
(4) 震災復興と地方創生 : 本塚智貴(明石工業高等専門学校)
(5) 地震・豪雨・感染症のなかで : 柴田 祐(熊本県立大学)
2.パネルディスカッション コメンテーター : 山崎義人(前掲)
パネリスト : 田口太郎(前掲)・野田 満(前掲)・本塚智貴(前掲)
フロアコメンテーター :
前田 剛(長崎県対馬市しまの力創生課参事兼係長)
長崎県雲仙市出身、大学院で観光学を専攻。国立公園協会調査員として西表島に移住、その後環境省の対馬野生生物保護センターにレンジャーとして移住。
現在は市役所に勤務し企業支援、UIJターン誘致、地域おこし協力隊制度、域学連携事業を担当。
対馬の地域おこし協力隊は、任期修了者25名のうち7名が起業・定住しており、さらに学生・Iターン者が続いている状況となっています。
コロナ禍で人の移動が止まるなかでも島内外の人々の協力により対馬グローカル大学をオンライン開校しておられます。
(https://tsushimaglocal-u.com/)
西崎芽衣(一般社団法人ならはみらい(福島県楢葉町))
東京都出身、大学在学中学生時代のボランティア活動をきっかけに関わりを深め、休学、全町避難となった楢葉町で復興支援活動に従事。
その後復学して卒業した後、楢葉町のまちづくり会社、一般社団法人「ならはみらい」(https://narahamirai.com/)に就職し、
現在に至るまでさまざまな地域づくり活動を行っておられます。
3.総括と展望 : 神吉紀世子(農村計画委員長/京都大学)