( |
|
|||||
京都大学第7次イラン・アフガニスタン・パキスタン学術調査 | 京都大学 | パキスタン・タレリ遺跡 | 1967 〜 1968 | 水野精一、田中重雄、西川幸治、肥塚隆 | ||
イラン仏教式美術調査 | 名古屋大学 | アフガニスタン、イラン、パキスタン | 1969.08 〜 1969.11 | 科研 |
小寺武久、前田耕作、伊藤三千雄、水野耕嗣、山田耕二、宮地昭 | 主としてバーミヤン石窟寺院の壁画及び構造調査 |
環地中海遺跡調査 第1次調査 | 熊本大学 | アルジェリア、モロッコ、チュニジア、エジプト | 1969.10 〜 1970.02 | 科研 |
堀内清治、飯田喜四郎、石井昭、福原昌明、宮内久光、北野隆 | 北アフリカ沿岸諸国の古代都市・建築遺構の調査 |
シリア農村住宅調査 | シリア田園都市省 | シリア | 1971 〜 1984 | 八木幸二、長幸男 | シリア・レバノンの民家調査 | |
環地中海遺跡調査 第2次調査 | 熊本大学 | トルコ、レバノン、ヨルダン、シリア、ブルガリア、ギリシャ | 1971.09 〜 1972.01 | 科研 |
堀内清治、飯田喜四郎、桐敷真次郎、宮内久光、阿久井喜孝、木島安史、青柳正規、川畑博、千原政晴 | 中近東・バルカン諸国の古代都市・建築遺構の調査 |
エジプト・マルカタ遺跡「魚の丘」発掘調査 第1次 | 早稲田大学 | エジプト・ルクソール地区・マルカタ南 | 1973.12 〜 1974.02 | 渡辺保忠、稲葉和也、関和明、 |
ルクソール |
|
イラン圏イスラーム建築調査1) | 東京都立大学 石井研究室 | イラン全域 | 1974.04 〜 1975.04 | 石井昭 | 日本学術振興会プロジェクトにより「西アジア地域研究センター(テヘラン)」に駐在、イラン政府文化芸術省の支援のもとに、各地の遺構・遺跡を巡訪調査 | |
トルコ圏イスラーム建築調査1) | 東京都立大学 石井研究室 | トルコ全域 | 1974.07 〜 1974.08 | 石井昭 | ヴァンからエディルネまでの諸都市をめぐり主として中世の遺構を調査 | |
アラブ圏イスラーム建築調査1) | 東京都立大学 石井研究室 | シリア、レバノン | 1974.10 | 石井昭 | ダマスクス、ホムス、ハマ、アレッポ所在の主要遺構とアインジャール遺跡調査 | |
エジプト・マルカタ遺跡「魚の丘」発掘調査 第2次 | 早稲田大学 | エジプト・ルクソール地区・マルカタ南 | 1974.12 〜 1975.01 | 渡辺保忠、稲葉和也、関和明、吉村作治 ほか | ||
イラン圏イスラーム建築調査2) | 東京都立大学 石井研究室 | イラン中部・西北部 | 1976.02 〜 1976.03 | 石井昭、木口根夫 | カシャーン、イスファハーン、タブリーズ、マラーゲ等所在の若干の遺構を調査 | |
エジプト・マルカタ遺跡「魚の丘」発掘調査 第3次 | 早稲田大学 | エジプト・ルクソール地区・マルカタ南 | 1976.12 〜 1977.02 | 渡辺保忠、稲葉和也、関和明、吉村作治 ほか | 古代エジプト第18王朝期の遺跡の |
|
イラク・ハムリン盆地遺跡調査・研究 予備調査 | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク | 1977 | 藤井秀夫、岡田保良、浜崎一志、井口直己、伊藤重剛、星和彦、吉沢正己、堀内清治、西川幸治、桐敷真次郎、小林文次、黒川直樹 | ハムリン盆地における5つのテルの発掘調査。とくにテル・グッパではシュメール時代の特異な同心円状の建築遺跡を発掘調査した。 | |
トルコ圏イスラーム建築調査2) | 東京都立大学 石井研究室 | トルコ全域 | 1977.06 〜1977. 08 | 谷水潤 | 各地の主要遺構を巡訪調査 | |
イラン圏イスラーム建築調査3) | 東京都立大学 石井研究室 | イスファハーン | 1977.08 | 石井昭、谷水潤 | 保存対象として新たに選定された同市所在の邸宅遺構3棟を調査。 | |
アラブ圏イスラーム建築調査2) | 東京都立大学 石井研究室 | エジプト | 1977.08 | 石井昭 | カイロ市内の主として中世遺跡調査 | |
イラク・ハムリン盆地遺跡調査・研究 発掘調査 | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク | 1978 | 藤井秀夫、岡田保良、浜崎一志、井口直己、伊藤重剛、星和彦、吉沢正己、堀内清治、西川幸治、桐敷真次郎、小林文次、黒川直樹 | ハムリン盆地における5つのテレの発掘調査。とくにテレ・グッパではシュメール時代の特異な同心円状の建築遺跡を発掘調査した。 | |
シリア農村住宅調査 | 八木幸二 | シリア | 1978 | 八木幸二、梅里迪正 | シリアの民家調査、とくに気候要因との関連 | |
アラブ圏イスラーム建築調査3) | 東京都立大学 石井研究室 | クウェイト、エジプト | 1978.07 | 石井昭、山田幸正 | クウェイト市内、カイロ市内の主要遺構を調査 | |
イラン圏イスラーム建築調査4) | 東京都立大学 石井研究室 | イラン中部・東北部 | 1978.07 〜 1978.08 | 石井昭、山田幸正 | イスファハーン、ニーシャプール、マシュハド各市において伝統的民家を調査。またサラフト、ハルギルド、トルバテ・ジャーム、トルバテ・ヘイダリーエ、カーシュマル等所在の遺構・遺跡を調査 | |
エジプト・マルカタ遺跡「魚の丘」発掘調査 第4次 | 早稲田大学 | エジプト・ルクソール地区・マルカタ南 | 1978.11 〜 1979.01 | 渡辺保忠、稲葉和也、関和明、吉村作治 ほか | 古代エジプト第18王朝期、アメンヘテプ3 |
|
イラク・ハムリン盆地遺跡調査・研究 発掘調査 | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク | 1979 | 藤井秀夫、岡田保良、浜崎一志、井口直己、伊藤重剛、星和彦、吉沢正己、堀内清治、西川幸治、桐敷真次郎、小林文次、黒川直樹 | ハムリン盆地における5つのテレの発掘調査。とくにテレ・グッパではシュメール時代の特異な同心円状の建築遺跡を発掘調査した。 | |
イラク・インド視察 | 西川幸治 | イラク・インド | 1979.9.24 〜 10.18 | 西川幸治 | ハムリン、バビロン、カージュラホ、ハイデラバード | |
イラク・ハムリン盆地遺跡調査・研究 調査研究 | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク | 1980 〜 1981 | 藤井秀夫、岡田保良、浜崎一志、井口直己、伊藤重剛、星和彦、吉沢正己、堀内清治、西川幸治、桐敷真次郎、小林文次、黒川直樹 | ハムリン盆地における5つのテレの発掘調査。とくにテレ・グッパではシュメール時代の特異な同心円状の建築遺跡を発掘調査した。 | |
トルコ圏イスラーム建築調査3) | 東京都立大学 石井研究室 | トルコ全域 | 1980.05 〜1980.09 | 谷水潤 | 各地の主要遺構を巡訪調査 | |
サハラ、シリア砂漠集落比較調査 | シリア | 1981 | 科研 |
小堀巖、高橋裕、片倉素子、久保幸夫、奴田原睦明、八木幸二 | オアシス及び遊牧民の集落調査 | |
アラブ圏イスラーム建築調査4) | 東京都立大学 石井研究室 | スペイン | 1982.08 | 石井昭 | マディーナ・アッ・ザハラ遺跡の発掘・修復状況を視察 | |
トルコ圏イスラーム建築調査4) | 東京都立大学 石井研究室 | イスタンブル | 1982.08 | 石井昭 | オスマン朝盛期の諸建築を調査 | |
トルコ圏イスラーム建築調査5) | 東京都立大学 石井研究室 | イスタンブル | 1983.07 | 谷水潤 | オスマン朝盛期の諸建築を調査 | |
トルコ視察 | 西川幸治 | トルコ | 1983.3.31 〜 04.13 | 西川幸治 | イスタンブール、アンカラ、ネフシェシル、イズミール | |
トルコ圏イスラーム建築調査6) | 東京都立大学 石井研究室 | イスタンブル | 1984.12 | 谷水潤 | オスマン朝盛期の諸建築を調査 | |
古代エジプト・ルクソ−ル・マルカタ王宮第1次建築調査 | 早稲田大学古代エジプト調査隊 | エジプト・ルクソ−ル | 1985.12 〜 1986.01 | 文部省科研費 | 渡辺保忠 ほか | 古代エジプトに残存する大規模な都市王宮遺跡における建築調査。主として建築装飾の復原を目的とする。 |
フェズのメディナの調査研究 | 東京都立大学 | モロッコ・フェズ | 1986.02 〜 1986.03 | 自費 | 吉田正二 | フェズのメディナの建築と都市構造 |
イラク西南沙漠遺跡の発掘調査(第l次) | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク西南部 | 1986.09 〜 1986.12 | 私学振興財団及び国士館大学 | 藤井秀夫、岡田保良、大沼克彦、松本健、川又正智、沼本宏俊、柴田英明 | イラク西南沙漠地帯の古代集落とその文化を解明することを目的として着手。教会堂を中心とする8〜9世紀のキリスト教修道院遺構、それに付随する洞窟住居を発掘 |
古代エジプト・ルクソ−ル・マルカタ王宮第2次建築調査 | 早稲田大学古代エジプト調査隊 | エジプト・ルクソ−ル | 1986.12 〜 1987.01 | 文部省科研費 | 渡辺保忠 ほか | 主王宮H室の完掘、外周壁の部分的清掃など。 |
イラク西南沙漠遺跡の発掘調査(第2次) | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク西南部 | 1987.11 〜 1988.02 | 私学振興財団及び国士館大学 | 藤井秀夫、岡田保良、大沼克彦、松本健、川又正智、沼本宏俊、柴田英明 | イラク西南沙漠地帯の古代集落とその文化を解明することを目的として着手。教会堂を中心とする8〜9世紀のキリスト教修道院遺構、それに付随する洞窟住居を発掘 |
古代エジプト・ルクソ−ル・マルカタ王宮第3次建築調査 | 早稲田大学古代エジプト調査隊 | エジプト・ルクソ−ル | 1987.12 〜 1988.01 | 文部省科研費 | 渡辺保忠 ほか | ハーレム部の清掃、王の寝室の再発掘など。 |
イラク西南沙漠遺跡の発掘調査(第3次) | 国士館大学イラク古代文化研究所 | イラク西南部 | 1989.01 〜 1989.02 | 私学振興財団及び国士館大学 | 藤井秀夫、岡田保良、大沼克彦、松本健、川又正智、沼本宏俊、柴田英明 | イラク西南沙漠地帯の古代集落とその文化を解明することを目的として着手。教会堂を中心とする8〜9世紀のキリスト教修道院遺構、それに付随する洞窟住居を発掘 |
サナア旧市街保全計画 | 吉田正二 | イエメン・サナア(サアダ,トゥラ,イッブ,ジブラ,ザビード,シバーム・ハドラマウト) | 1989.10 〜 1992.02 | 国際協力事業団(JICA) | 吉田正二 | 国際協力 |
歴史的な組積造ドームの構造と保全に関する日本−トルコ国際共同研究 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1990.04 〜 1992.03 | 日本学術振興会 | 日高健一郎、飯田喜四郎、加藤史郎、真下和彦、篠野志郎、佐藤達生、河辺泰宏、青木考義、ミュフィト・ヨルルマズ、ゼイネップ・アフンバイ、フェリドゥン・チェル、アンドレア・ギリンゲッリ | 1)トルコ国内に残るビザンティン時代およびオスマン・トルコ時代の大規模な組積造ドームの実測、建設史および構造特性の分析、2)大規模な組積造ドームの保存方法を確立するための学術調査隊生の整備、3)ハギア・ソフィア大聖堂のドームの修復および補強の歴史の解明 |
小アジアとその周辺地域における大規模な組積造ドームの構造と歴史に関する学術調査 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1990.04 〜 1993.03 | 科研費 | 日高健一郎、飯田喜四郎、加藤史郎、真下和彦、篠野志郎、佐藤達生、河辺泰宏、青木考義、中井泉、石川浩一郎、ミュフィト・ヨルルマズ、メティン・アフンバイ、ゼイネップ・アフンバイ、フェリドゥン・チェル | トルコおよびその周辺地域のビザンティン建築とオスマン・トルコ建築を対象とした、1)大規模な組積造ドームをもつ歴史的建築物の構造特性の解明、2)建築架構技術とくに大規模な組積造ドームの建設にみられるビザンティン、オスマン・トルコ両建築の技術史的関連、3)迅速かつ的確な保全措置の必要が叫ばれている組積造ドームの修復・保全方法、に関する調査・研究。 |
シリア・パルミラ遺跡調査 | (財)なら・シルクロード博記念国際交流財団 | シリア・パルミラ | 1990.10.09 〜 11.16 | 樋口隆康、泉拓良 ほか9名 | 地中レーダーを用いた地下墓の探索。 | |
ハギア・ソフィア大聖堂の修復および補強の歴史に関する研究 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1991.04 〜 1993.03 | 科研費 | 日高健一郎、佐藤達生 | 6世紀の竣工から20世紀に至るまでイスタンブールノハギア・ソフィア大聖堂に加えられた修復および補強工事の歴史を、現地調査の成果を参照しつつ主として文献研究によって整理し、体系化することを目的とした研究。 |
パルミラ遺跡第一次発掘調査 | (財)なら・シルクロード博記念国際交流財団 | シリア・パルミラ | 1991.08.01 〜 10.16 | 樋口隆康、泉拓良、浜崎一志 ほか10名 | 地中レーダー探査で検出した地下墓の発掘調査。建立年(109年)や建立者名を記した碑文が出土 | |
エジプト・アブシール第1次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1991.12 〜 1992.01 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、高宮いづみ、長谷川奏、中川武、溝口明則、西本真一、柏木裕之、 ほか | |
パルミラ遺跡第二次発掘調査 | (財)なら・シルクロード博記念国際交流財団 | シリア・パルミラ | 1992.04.04 〜 07.28 | 樋口隆康、泉拓良 ほか4名 | 第一次調査で検出した地下基(C号墓)の継続調査 | |
エジプト・アブシール第2次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1992.08 〜1992. 10 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、長谷川奏、中川武、西本真一、柏木裕之 ほか | |
エジプト・クフ王第2の船第1次予備調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1992.09 〜 1992.10 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、中川武 ほか | |
エジプト・クフ王第2の船第2次予備調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1992.11 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治 ほか | |
エジプト・クフ王第2の船第3次予備調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1992.12 〜 1993.01 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、白井裕泰、黒河内宏昌 ほか | |
ハギア・ソフィア大聖堂実測調査結果の解析 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1993.04 〜 1994.03 | 科研費 | 日高健一郎 | ハギア・ソフィア大聖堂の写真測量を中心とする実測データを、画像計測・処理システムによって解析し、同大聖堂の現状と複雑な建設史との関係を明らかにすることを目的とした研究 |
ハギア・ソフィア大聖堂の保存方法に関する研究 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1993.04 〜 1994.03 | 平和中島財団 | 日高健一郎、佐藤達生、河辺泰宏、ミュフィト・ヨルルマズ、ゼイネップ・アフンバイ、フェリドゥン・チェル | 1)ハギア・ソフィア大聖堂の保存計画立案を前提とする過去3年間の調査結果の整理と考察、2)組積造建築の保存と修復に関わる各種技術の検討および保存の指針と構想の決定、3)保存対策実施にあたっての問題点および課題の検討を内容とする研究 |
エジプト・クフ王第2の船第4次予備調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1993.07 〜1993. 08 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、黒河内宏昌 ほか | |
エジプト・アブシール第3次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1993.08 〜 1993.10 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、中川武、西本真一、柏木裕之 ほか | |
シリアにおける都市文明の展開(第1次) | (財)古代オリエント博物館 | シリア、イドリブ県 | 1993.09 〜 1993.11 | 科研費 | 脇田重雄、江上波夫、岩崎卓也、常木晃、三宅裕)、浅野一郎、岡田保良 | 北シリアにあるテル・マストゥーマの発掘を通じて古代小都市の変遷の様相を明らかにすることを目的とする。1980〜88年にテル北東部の上層にある住宅群を発掘し、今次の調査では、都市全体の構造、住宅形態などが明らかになりつつある。1995年まで継続。 |
ハギア・ソフィア大聖堂を中心とする歴史的建築物の劣化現況調査と保存修復計画の立案 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1994.04 〜 1997.03 | 科研費 | 日高健一郎、飯田喜四郎、坂本順、谷川恭雄、加藤史郎、佐藤達生、中井泉、河辺泰宏、青木考義、石川浩一郎、ミュフィト・ヨルルマズ、メティン・アフンバイ、ゼイネップ・アフンバイ、フェリドゥン・チェル、ニライ・ユルマズ | ハギア・ソフィア大聖堂を主たる対象として、以下の研究調査活動を行った。1)大規模な組積造建造物の特性に適合する劣化診断手法を確率し、同大聖堂にそれを適用して、劣化の現況を詳細に記録、分析する。2)歴史的建築物の表層劣化、亀裂の分布、構造的変形に関する実例を収集し、長年月にわたる劣化と変形、地震力等による変形と崩落に関する具体例の定性的類型化を行う。3)同大聖堂および数棟の関連建築物の静的、動的解析を行い、修復計画の基礎となる構造特性の分析、構造安定性の評価を行う。4)劣化診断による各種の計測データ、構造調査と構造解析の結果、化学的分析法による劣化特性の検出を総合的に考察し、同大聖堂の保存修復のための基礎計画を立案、提示する。 |
パルミラ遺跡発掘調査(東南墓地F号地下墓第一次調査) | (財)なら・シルクロード博記念国際交流財団 | シリア・パルミラ | 1994.07.25 〜 10.12 | 樋口隆康、泉拓良 ほか3名 | F号墓の発掘調査。埋葬施設や死者の彫像が出土 | |
シリアにおける都市文明の展開(第2次) | (財)古代オリエント博物館 | シリア、イドリブ県 | 1994.08 〜 1994.11 | 科研費 | 脇田重雄、江上波夫、岩崎卓也、常木晃、三宅裕、浅野一郎、岡田保良 | 北シリアにあるテル・マストゥーマの発掘を通じて古代小都市の変遷の様相を明らかにすることを目的とする。1980〜88年にテル北東部の上層にある住宅群を発掘し、今次の調査では、都市全体の構造、住宅形態などが明らかになりつつある。1995年まで継続 |
中東都市保全研究 | 国際連合地域開発センター(UNCRD) | モロッコ | 1994.10 〜 1994.11 | UNCRD | 吉田正二 | 保全事業の現状 |
チョガ・ザンビール遺跡保存修復事業予備調査(第1次) | イラン・フゼスタン州 | 1995.02.16 〜 03.01 | ユネスコ日本信託基金 | 岡田保良、C.Manhart | ||
エジプト・アブシール第4次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1995.08 〜1995. 09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、中川武、西本真一、柏木裕之、 ほか | |
チョガ・ザンビール遺跡保存修復事業予備調査(第2次) | イラン・フゼスタン州 | 1995.11.05 〜 23 | ユネスコ日本信託基金 | 岡田保良、渡辺邦夫、山内和也、H.Guillaud, C.Manhart | ||
エジプト・ダハシュール北部予備調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1996.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 新王国時代末期、特にアマルナ時代に関わる遺構を発掘したことで注目される。大規模なトゥーム・チャペルを発見。 | |
エジプト・アブシール第5次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1996.07 〜 1996.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之、 ほか | |
モロッコにおける歴史的居住環境の保全に関する研究 | モロッコ研究会 | モロッコ(フェズ,メクネス,ラバト,サレ,カサブランカ,マラケシュ,アイト・ベン・ハドゥ) | 1996.11 | 財団法人松下国際財団 | 吉田正二、山田智子 | 文化財保護の法制度 |
エジプト・ダハシュール北部第1次調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1997.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 神殿型貴族墓の中庭中央でシャフトが見つかり、地下に複数の部屋があることを確認。 | |
ハギア・ソフィア大聖堂学術調査結果の整理および考察 | 筑波大学、日高健一郎(研究代表者) | トルコ | 1997.04 〜 1999.03 | 科研費 | 日高健一郎、佐藤達生 | ハギア・ソフィア大聖堂の1)南北テュンパヌムの写真測量の図化と分析、2)中央ドーム基部の立体形状およびコーニス面のリブ施工曲線の分析、3)造建後現在にいたる構造的変形、再建、形状修正の履歴の解明を行う。 |
エジプト・アブシール第6次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1997.07 〜 1997.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之 ほか | |
エジプト・ダハシュール北部第2次調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1997秋 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 地下室の調査、及び地表のトゥーム・チャペル内外域の発掘。 | |
イエメン・サナア旧市街における歴史的環境の保全に関する研究 | サナア旧市街研究会 | イエメン・サナア | 1997.11 〜 1997.12, 1998.07 〜 1998.08 | 財団法人住宅総合研究財団 | 吉田正二、佐藤寛、大坪玲子、アブダッラー・ハドラミー ほか3名 | 保全的開発の提案 |
エジプト・ダハシュール北部第3次調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1998.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 地下第2層の部屋の発見と花崗岩製大型石棺の確認。 | |
エジプト・アブシール第7次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1998.07 〜 1998.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之 ほか | |
チョガ・ザンビール遺跡保存修復事業着手派遣団 | イラン・フゼスタン州 | 1998.11.16 〜 11.23 | ユネスコ日本信託基金 | 岡田保良、野口英雄 | ||
エジプト・ダハシュール北部第4次調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1998.12 〜 1999.01 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 新たに発見された花崗岩製大型石棺の調査。 | |
エジプト・ダハシュール北部第5次調査 | 早稲田大学古代エジプト調査室 | エジプト | 1999.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | トゥーム・チャペルに近接した3つのシャフトに関する調査。 | |
エジプト・アブシール第8次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 1999.07 〜 1999.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之 ほか | |
エジプト・ダハシュール北部第6次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 2000.02 〜 2000.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | トゥーム・チャペルに近接した6つのシャフトに関する調査。 | |
エジプト・アブシール第9次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 2000.07 〜 2000.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之 ほか | |
エジプト・石切り場調査(1) | 早稲田大学理工学部建築学科西本研究室 | エジプト | 2000.08 | 日本学術振興会 | 西本真一、河崎昌之、遠藤孝治 | 古代エジプト新王国時代の石切り場に関する調査。クルナ、ゲベル・シルシラ、アスワーンなど。主として残存するヒエラティック・インスクリプションの収集。 |
エジプト・ダハシュール北部第7次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 2001.02 〜 2001.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 第15号墓地下部分に関する調査。 | |
エジプト・アブシール第10次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 2001.07 〜 2001.09 | 文部省科学研究費(国際学術研究) | 吉村作治、近藤二郎、長谷川奏、高宮いづみ、柏木裕之 ほか | |
エジプト・石切り場調査(2) | 早稲田大学理工学部建築学科西本研究室 | エジプト | 2001.08 | 日本学術振興会 | 西本真一、遠藤孝治 | 古代エジプト新王国時代の石切り場に関する調査。ディバビーヤ、ワーディ・エル=ナクラ、カウ・エル=ケビール、シェイク・サイードなど。主として残存するヒエラティック・インスクリプションの収集。 |
エジプト・ダハシュール北部第8次調査 | 早稲田大学エジプト学研究所 | エジプト | 2002.02 〜 2002.03 | 吉村作治、長谷川奏、近藤二郎、西本真一、中川武 ほか | 第15号墓地上部分に関する調査。 |