都市計画・デザイン教育小委員会とは？

この小委員会は、２００９年度の都市計画本委員会傘下の小委員会の再編に伴い、これまでの「都市計画教育小委員会」を発展させて、新たに組織された小委員会です。

まちづくり支援建築会議や都市計画家協会等の活動が盛んになる中、建築学会として都市計画教育を検討するにあたって、計画論とそれを空間として実現させるデザイン論を併せもつ教育を議論していく必要があります。本小委員会では、これまでの都市計画教育小委員会が進めてきた都市計画教育のカリキュラム体系とその教育実践の成果をベースにして、国際的な視点とシャレットワークショップでの蓄積と経験により、計画教育とそのデザインへの展開手法について調査、研究、実践を行うことを目的としています。

建築学会の社会貢献は重要課題です。都市計画委員会が寄与できるフィールドのひとつに、総合的なまちづくり教育を挙げることができます。また一方では、建築士法の改正により都市計画教育の位置づけが、特に地方大学で弱くなることも懸念されています。
地域へのまちづくりの普及の基本となるものは、教育であり実践です。本小委員会では、まちづくりの担い手となる地域住民、専門家、学生が、いかにして実際の地域問題を解決する手法を見出せるか、その手法を国際的レベルに照らして、理論的・実践的に研究しながら地域貢献を果たすことを想定しており、学会として都市計画教育の継続性、必要性、緊急性が極めて高い活動であると考えています。


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◆◆　シャレットワークショップWG　メンバー　◆◆

高橋　　潤（ＷＧ主査）	明治大学　理工学部　建築学科	研究室HP
三輪　律江	横浜市立大学　学術院国際総合科学群　准教授	研究室HP
高鍋　　剛	株式会社　都市環境研究所	研究室HP
遠藤　　新	工学院大学　建築学部　まちづくり学科　准教授	研究室HP
小林　剛士	山口大学　大学院理工学研究科　建築デザイン工学分野　助教	研究室HP
出町　　慎	関西大学　工学部　建築学科	研究室HP