No. 7

蝶理情報システム東京支社

最小のスタッフで最大の効果を上げ、企業ブランドの価値向上を図った移転プロジェクト


【提案者】蝶理情報システム株式会社【提案年月】2004年
【概要】
背景
移転前は、立地条件やオフィスの居住性が悪いという従来のシステム開発企業の典型的なオフィスであった。
今回の移転では、顧客とのコミュニケーションを重視したソリューションの提供に力を注ぐようになってきたビジネスプロセスの変化を支援するオフィスの機能が求められた。
ポイント
@最新のITを提供する企業のイメージを反映するオフィスデザインにより、移転による来客増加など企業のブランディングに貢献している。
A質の高いワークプレイスを提供することにより、社員のモチベーション向上を図る。
Bユニバーサルプランを導入し、組織変更や増員に対応している。
C執務スペース中央にコミュニケーションスペースを配置し、社内のコミュニケーションの活性化を図っている。

【空間(WORKSPACE)】
 
 
 
若手女性デザイナーによる女性らしさを生かした「サプライズのあるデザイン」をオフィスデザインのコンセプトとしている。
執務ゾーンではユニバーサルプランを導入。増員や組織変更に柔軟に対応している。
また、フロア中央にはコミュニケーションスペースを配置し、社内のコミュニケーションの活性化を促している。
【道具(WORKTOOL)】
執務ゾーン全体はローパーティションやカーペットの渋めのカラーリングに天井からの配線ダクトがインテリアのポイントとなって、落ち着いた雰囲気の中にも適度に刺激のある空間となっている。
この配線ダクトは、二重床を採用すればさらに天井高が抑えられてしまうという制約条件を、逆手にとった発想から生まれた解決策でもある。
【働き方(WORKSTYLE)】
近年、営業手法が変わり、ソリューションセミナー等に「来て、見て、触れて頂く」というように、顧客とのコミュニケーションスタイルが大きく変化してきた。
顧客とコミュニケーションし、コラボレーションできるオフィスが求められる。

【実施例】 【紹介文献】
  1. FMプロジェクトマネジメントの実際(事例集),JFMA

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