本委員会の活動内容は支部長から諮問される事項の検討の他、建築構造に関する情報や意見の交換、建築物や工事現場の見学会や著名人の講演会の企画、本部主催講習会への協力や北海道に関連する建築構造部門の研究委員会の提案を行っている。
委員会は、北海道内の建築構造技術者(設計、技術、施工)および研究所や大学に所属する研究者によって構成され、現在22名の委員で構成している。
主査:串山 繁(北海学園大学),委員数22名, 委員会開催予定:4回
各種行事を企画して道内における構造分野の研究者・技術者との情報交換を行い、構造に関する研究調査を推進する。また,構造分野において、若手会員の学会活動への参加を支援する。 主な活動予定は次のとおりである。
1) 構成委員数は22名。
2) 委員会は2回(6月,12月),幹事会は2回(9月,3月)の開催を予定し,必要に応じて通信会議を開く。
3) 講演会・講習会は,1回(随時)開催する。
4) 見学会は,建築物(施工中も含む)等を対象に2回程度(随時)実施する。
5) 勉強会は,委員会開催時に構造に関わらず幅広い分野を対象に行う。
役 職 |
氏 名 |
所 属 |
委員 |
串山 繁 |
北海学園大学 |
幹事 |
岡崎太一郎 |
北海道大学 |
幹事 |
白井 和貴 |
北海道大学 |
幹事 |
谷川 栄治 |
(株)ドーコン |
幹事 |
長谷川圭一 |
(株)竹中工務店 |
委員 |
飯場 正紀 |
北海道大学 |
委員 |
稲川 努 |
(株)石本建築事務所 |
委員 |
植松 武是 |
(地独)北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所 |
委員 |
大西 直毅 |
北海道大学 |
委員 |
岡田 成幸 |
北海道大学 |
委員 |
桜井 修次 |
北海学園大学 |
委員 |
鈴木 邦康 |
釧路工業高等専門学校 |
委員 |
関 弘義 |
(株)北海道日建設計 |
委員 |
田沼 吉伸 |
北海道科学大学 |
委員 |
千葉 隆弘 |
北海道科学大学 |
委員 |
土屋 勉 |
室蘭工業大学 |
委員 |
永井 宏 |
室蘭工業大学 |
委員 |
西村康志郎 |
北海道大学 |
委員 |
本間 裕二 |
(地独)北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所 |
委員 |
前田憲太郎 |
北海道科学大学 |
委員 |
溝口 光男 |
室蘭工業大学 |
委員 |
緑川 光正 |
北海道大学 |
主査:溝口 光男(室蘭工業大学), 委員数21名, 委員会開催数:4回
1) 構成委員数は21名。
2) 委員会は,6月27日と12月18日に開催(都市防災専門委員会と合同)し,通信会議(E-mail利用)を9月30日と2月11日に行った。幹事会は5月26日,9月22日,10月18日に開催し,通信会議を2月4日に行った。
3) 講演会は,5月15日に佐分利和宏氏(竹中工務店)「建築の構造を設計するということとは」を鉄鋼連盟・JSCA支部と共催,
7月19日に「岡田成幸先生(北大)の2014AIJ賞(論文)受賞記念講演会」を北大・都市防災専門委員会と共催,12月11日に金箱温春氏(金箱構造設計事務所)「21世紀の建築と構造デザイン」を鉄鋼連盟と共催,合計3回開催した。
4) 見学会は,4月14日に「札幌競馬場スタンド改築その他工事」,8月4日に「北海道大学植物園内博物館本館改修工事」の2回の現場見学を材料施工専門委員会と合同で実施した。
また,6月27日に「(仮称)防災まちづくり拠点施設建築主体他工事の現場見学を釧路にて都市防災専門委員会と合同で実施した。
5) 勉強会は,12月18日に北大の飯場正紀先生を講師として「2011年東北地方太平洋沖地震における杭基礎の被害概要」について行った。
6) 調査研究推進のための行動計画の検討と実施については,特色ある支部活動助成へ企画「アイスシェルを作ろう」を応募することを検討した(特色ある支部活動助成が3年間募集中止となったため検討に留まった)。
7) 工業高校巡回講演会の講師は,北大の岡崎太一郎先生を推薦し,3月16日に苫小牧工業高校で「建築構造を裏づける科学」と題して講演した。
8) 年度計画にはなかったものの,6月28日に支部研究発表会にてパネル展を実施した。出展企業数は8社9件,パネル数は22枚を展示した。
主査:溝口 光男(室蘭工業大学), 委員数19名, 委員会開催数:2回
委員会の主な活動は次のとおり。
2) 委員会開催
6月28日と12月18日の2回,都市防災専門委員会と合同で開催。
3) 講演会
10月28日,「鵜飼邦夫氏(轄\造地盤研究所)の講演会「建築の構造を設計するということとは」を鉄鋼連盟・JSCA支部と共催。90名参加。
4) 見学会(材料施工専門委員会と合同)
6月24日,創価学会室蘭文化会館新築工事の現場見学。26名参加。
9月17日,(仮称)札幌三井JPビルディング新築工事の現場見学。25名参加。
5) 工業高校巡回講演会の講師推薦 長谷川圭一氏:1月22日,釧路工業高校
6) 勉強会
6月28日,岡田先生を講師として「東海圏における地震防災対策」を実施。
7) その他
9月2日,構造デザイン探訪ツアーを大会(北海道)実行委員会,JSCA支部と共催。20名参加。
2月15日,ワークショップ「アイスカテナリーシェルを作ろう!」実施。14名(内学生11名)参加。
主査:田沼 吉伸(北海道工業大学)、委員数24名
定期的に委員会を開催して構造関連の情報交換を行い、下記の活動を行った。
1)委員会開催 委員会を都市防災専門委員会と合同で2回行った(6月29日,12月17日)。また、必要に応じて通信会議を行った。
2)見学会
(1)琴似4・2地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事(住宅棟)の現場見学:材料施工専門委員会と合同実施
実施日時:2012年11月2日(金) 参加者:42名
(2)北榮興業(株)恵庭工場(異径、絞り管の溶接施工状況等):溶接学会北海道支部,日本鉄鋼連盟と共催
実施日時:2013年1月18日(金) 参加者:22名
(3)北海道大学 緑川光正先生の学会賞受賞講演会:研究室と共催
実施日時:2012年9月15日(土) 参加者49名
(4)勉強会
12月17日の委員会終了後、昨年度の道内の積雪被害(その後の経緯も含む)に関する調査結果関する勉強会を行った。
担当:草苅委員、堤委員、田沼委員、前田委員
定期的に委員会を開催して構造関連の情報交換を行い、下記の活動を行った。
1) 委員会開催
委員会を2回行った(7月1日,12月15日)。また、必要に応じて通信会議を行った。
2) 見学会
(1)2011年11月10日(木)13:30〜16:30
溶接学会北海道支部と共催
「(株)双葉工業社 はまなす工場:鉄骨製作工場、石狩工場:溶融亜鉛メッキ工場、新港工場:鉄塔製作工場」 参加者:28名
(2) 2011年11月15日(火)14:00〜15:30
構造専門委員会・材料施工専門委員会共催
「北海道工業大学の体育館新築工事」現場見学会 参加者29名
3) 日本建築学会における被災建築物悉皆調査への協力(構造専門委員会委員以外も含む)
(1)調査地区:仙台市卸町地区西側
調査期間:5月13日(金)〜15日(日)
(2)調査地区:仙台市卸町地区東側
調査期間:5月29日(日)〜31日(火)
(3)調査地区:仙台市古城小学校周辺調査
調査期間:6月1日(水)〜6月4日(土)
(4)調査地区:仙台市卸町地区東側
調査期間:6月3日(金)〜5日(日)
4) 勉強会
2011年12月15日 委員会終了後
平成23年東北地方太平洋沖地震被害調査報告(主として仙台市内の調査結果)
岡崎 太一郎委員(北海道大学)、前田 憲太郎委員(北海道工業大学)
定期的に委員会を開催して構造関連の情報交換を行い、下記の活動を行った。特に、委員会活動をより活発化するため日本建築構造技術者協会(JSCA)北海道支部と協力して勉強会を行った。
1) 委員会の開催
委員会を都市防災専門委員会と合同で年2回(6月23日,12月21日)行った。必要に応じて通信会議を実施している。
2) 見学会
(1) 2010年7月2日「新日本製鐵(株)室蘭製鐵所、追直漁港人工島および橋梁」見学会
溶接学会北海道支部、日本鉄鋼連盟と共催 参加者85名
3) 勉強会平成22年12月21日(火)17:30〜18:30
第2回委員会開催時に勉強会を行い、JSCAから10名の参加があった。
テーマ:建築確認における構造審査の円滑化のための基礎的研究(構造設計の現状および構造計算プログラムの特性把握)
講師:渡邊和之委員
4) ドーム模型の試作
高校生などに空間構造への理解を求める目的で、長谷川委員が幾つかの簡易的な方法で模型の試作を行った。下の写真は布に水を含ませて凍らせ、逆さにしてドーム模型とした例である。

これまでに引き続き、委員会を通して道内における構造関係の研究者・技術者との情報交換を行うと共に、各種行事を企画して地域の会員・市民への啓蒙活動を行う。主な活動予定および経過報告は次のとおりである。
1) 委員会の開催
委員会を都市防災専門委員会と合同で年2回(6月16日,12月11日)行った。必要に応じて通信会議を実施している。
2) 見学会
(1)2009年4月21日 「新千歳空港新築工事」現場見学会 構造専門委員会・材料専門委員会共催 参加者40名。
(2)2009年9月4日 「北海道大学大学院工学研究科共用実験棟」見学会 構造専門委員会・材料専門委員会共催 参加者25名。
(3)2010年2月8日 「新千歳空港増築柱大組立ロボット溶接」
北栄興業(株)恵庭工場見学 参加者20名
3) 工業高校巡回講演会2010年3月18日 名寄産業高校建築システム科 南出 孝一 委員 演題:「建築柔剛論争」
4) 勉強会 12月11日委員会終了後
12月委員会終了後に、北海道工業大学准教授・前田 憲太郎委員を講師に、下記のテーマで勉強会を実施した。 「国土交通省建築基準整備補助金事業に関わる日本鋼構造協会応募事業について」
定期的に委員会を開催して構造関連の情報交換を行い、下記の活動を行った。特に、委員会活動をより活発化するため日本建築構造技術者協会(JSCA)北海道支部と協力して講演会を行った。
1) 委員会開催
委員会を2回行った(6月3日,12月5日)。また、必要に応じて通信会議を数回行った。
2) 見学会
(1)2008年8月4日「札幌開発総合庁舎の免震改修」現場見学会
構造専門委員会・JSCA共催 参加者20名。
(2)2008年10月21日「北洋大通りセンター新築工事」現場見学会
構造専門委員会・材料専門委員会共催 参加者30名。
3) 講演会
2008年10月2日「2007年施行の構造計算関連規定の概要と限界耐力計算の地盤増幅の考え方」
(独)建築研究所 構造研究グループ長 飯場 正紀氏
構造専門委員会・JSCA 共催 参加者70 名。
4) 勉強会
2008年12月5日 委員会終了後
室蘭工業大学名誉教授・藤間 聡氏を招き勉強会を行った。
演題:「洪水から安全に非難するために」
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