2.3 Compact Village in くりから ―中山間地域における新しい住まい方の提案―
発表者:池尻謙太(石川工業高等専門学校、熊澤研究室)
当該地域は木曽義仲の源平合戦の遺跡をはじめ多くの文化資産が残る地域であるが、少子高齢化、若者離れにより、集落の維持が難しくなってきている。氏は、こうした問題を中山間地域の問題としてとらえ、集落再建の1つの解決案として、「コンパクトビレッジ」構想を提案されていた。すなわち、集落消滅を待つのではなく持続可能性をどう確保するかということで、居住の仕方を中心に教育や生活などの提案について、畳一枚ほどの大きな模型を持ち込んで熱弁を振るわれていた。