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北陸の建築やまちに関する各種情報をお届けするウェブマガジン[AH!]

Vol. 62    issued on 2018/4/16

高田雁木の調査と報告会 《新潟》
□2018年2月2日に新潟県上越市は、市民を対象に平成29年度「高田雁木現況調査」報告会を開催した。上越市による高田雁木の現況調査と報告会は、2010年にも行われていた。それは2005年から2010年に上越市、市民、建築士会、複数の大学により行われた「高田市街地歴的建造物現況調査」の報告会であった。…
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伝え広がる防災まちづくり 《石川》  
金沢工業大学のSoRA防災減災プロジェクトでは、災害発生時に学生と地域住民が協力し合える環境作るために地域連携、地域防災を目的とした活動を行っています。SoRAには、学生(Student)、住民(Resident)、行政(Administration)が一体となり、災害発生時の自助・共助・公助を促進させようという意味が込められています。
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歴史的建造物の修復を通して見る地域の文化
─職藝学院 現場レポート vol.5─ 
《富山》
  
□地域文化財修復の意義
この「現場レポート」ではこれまで、土蔵・茶室・洋風建築などの修復・新築事例を紹介してきた。今回はこれらの取り組みに共通する特徴について、事例を補足しながらまとめてみたい。前提として、特徴的なのは本学院が修復の設計や施工を担う組織であると同時に、教育機関であるという点である。…
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坂井市丸岡町竹田でのワークショップ 《福井》
□活動概要
福井工業大学では、2年生後期にPBL科目「実践工学演習基礎」を必修科目として全員が取り組みます。その後は学年があがるにつれ、選択科目となって「実践工学演習T・U・V」と続く学習の流れがあり、座学で学んだ知識を実際の製作活動にいかすとともに、問題解決能力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力を養うことを目的としています。…
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Vol. 61    issued on 2018/1/09

限界集落での集落再生・活性化活動 《福井》
□活動概要
福井県勝山市北谷町小原は石川県境の山間にある集落である。集落内は段々の石垣の上にたつ民家や小道を流れる小川、多くの草花など原風景が残る自然豊かな土地である。当集落は明治期において90戸、400人ほどの人々が暮らしていたが、…
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小さな集落での、地域を巻き込んだ魅力発信
《新潟》
  
□小さな集落での試み
新潟県柏崎市に、小清水という30世帯ほどの集落があります。柏崎市内から車で40分程度山間に入った地域で、江戸時代には、柏崎と十日町を結ぶ峠道として様々な人々が往来していた場所でもあります。現在は過疎化の煽りを受け、今後さらに衰退が見込まれるエリアです
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「たてもの探偵団2017」
  大野秀敏先生とYKK関連施設を巡る 
《富山》
□「たてもの探偵団」史上最大の参加者
富山支所では毎年、建築文化週間の活動として、子供や学生と建築や地域の魅力を学ぶ「たてもの探偵団」を実施してきた。今年度は2017年9月30日(土)、建築家で東京大学名誉教授の大野秀敏先生をお迎えし、大野先生がこれまで40年近く設計に関わってこられたYKK関連施設を中心に、他の設計者の作品も含めて見てまわった。…
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県民の健康を守る強い味方
  〜新石川県立中央病院の紹介〜 
《石川》
「あっ、ホテルみたい。」と、内覧会の送迎バスで隣に乗り合わせた6歳くらいの男の子が言いました。車窓から見えたこの建物は、ホテルではなく新しい石川県立中央病院です。2017年9月に竣工し、その内覧会が11月26日に行われました。オープンは2018年1月9日。総工費約350億円の県内最大級のビッグ・プロジェクトは、間もなく1月初頭に開院します…
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Vol. 60    issued on 2017/10/06

特集:2017年度日本建築学会北陸支部総会・大会《長野》 

全体報告
1.準備
2016年9月に開催された研究委員会において大会の内容、研究報告集の募集要項などを決定した。研究発表会のトピックステーマを「建築による地域貢献」とし、研究発表会における若手優秀プレゼンテーション賞対象者をその日に決定することが確認された…
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講演会  
2017年度支部大会では、「民家再生を通じての地域貢献」と題し、建築家の降幡廣信先生による基調講演会が行われた。先生は民家再生の第一人者であり、1990年には「民家再生の新しい方法論を確立するに至った多年の業績」により、日本建築学会賞(業績)を受賞されている。講演では、民家再生に取り組むことになった経緯、
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男女共同参画進シンポジウム報告
□建築設計VS 建築設計〜キャリアって何でしょう〜
2017年度建築学会北陸支部大会男女共同参画シンポジウム「建築設計VS 建築設計〜キャリアって何でしょう〜」が7月9日信州大学で開催された。加茂喜和子氏(みかんぐみ代表、名古屋工業大学教授)、小野田環氏(久米設計建築設計部主管)、今城絵美子氏(法務省大臣官房施設課法務技官)の3名に登壇頂き…
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学生による語り合いのシンポジオン2017:学内外における学生主体の建築活動(教育・研究・実践)
1.概要
シンポジオンでは、学生諸君の精力的な活動について話題提供の場を設け、語り合いと自由討議により参加者全員で交流することを目的としている。シンポジオンは毎回2部構成となっており、前半は話題提供として信州大学と福井大学の学生たちによる活動プレゼンテーション、後半は会場全体での自由な語り合いと意見交換がなされた。…
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Vol. 59    issued on 2017/07/06

雁木による手づくりのまちづくりの国際的展開
《新潟》
□協働の手づくりの町づくりの概要
新潟大学工学部建設学科では、長岡市栃尾表町で住民と大学が協働する雁木による手づくりのまちづくりを平成9年より継続的に行っています。雁木による手づくりのまちづくりは、表町区民・学生・専門家・まちづくり団体・地域企業が協働で雁木を少しずつ自力建設する特徴ある活動です。…
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戸隠の防災計画策定調査スタート! 《長野》  
□戸隠の町並み
平成29年2月に長野市戸隠が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。戸隠は戸隠神社が有名であり、古くから多くの信仰を集めてきた地域です。今回の保存地区である中社地区、宝光社地区は、信仰の拠点として成立してきた門前町で、
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「伏木測候所(現高岡市伏木気象資料館)」 塔屋復原 ─職藝学院 現場レポート vol.4─ 《富山》  
□近代化の中の伏木測候所 伏木地区は万葉の時代より港町として栄え、江戸時代には北前船による交易が発達したことで知られている。明治時代に入り、地元の廻船問屋の藤井能三らによって伏木港の近代化が進められ、
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図書がつなぐ市民活動の輪 〜野々市市の新しい文化交流拠点施設の紹介〜《石川》
平成29年(2017年)11月1日、石川県野々市市に新しい文化交流拠点施設が誕生します。この施設内で千変万化する市民活動の光景を万華鏡になぞらえ、その名も“カレード”(英語のKaleidoscope(カレイドスコープ;万華鏡)から)。
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福井の地から建築史・建築論研究を考える 「渡部貞清とイタリアと近代日本」開催報告 《福井》  
これまで森田慶一・増田友也の建築論をめぐる一連のシンポジウムを受けて、今年は、この建築論的思索を受け継いだ渡部貞清(1918〜2011)を取り上げ、かかる研究射程としてのイタリアと近代日本をテーマとして企画し、この記念講演に元福山大学教授・松本静夫氏をお迎えした。
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Vol. 58    issued on 2017/04/05

きなせや下町〜学生が参画するまちづくり〜《新潟》  
□きなせや下町とは
信濃川河口の左岸に位置する新潟市下町地域は、旧小澤家住宅をはじめとした町屋が多く建ち並び、かつての湊町新潟の風情を今に伝える歴史的市街地です(写真1)。一方で、郊外への人口流出や空き家の増加、商店街の衰退などの課題が表出している地域でもあります。…
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歴史的組積造建造物の実験・解析 《長野》  
0. 初めまして!!
初めまして!! 遠藤 洋平です(写真1)。まずは私の自己紹介から始めます。私は、日本建築史の研究(日本)、その後歴史的町並みの保存政策(英国)、歴史建築構造保存(イタリア、スペイン)と、世界各地で幅広く研究と実務に従事してきました。
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学生ファースト! 新・夢考房落成 《石川 》  
『何とかファースト!』と付けると「お前もか!」と叱られそうなご時世になってきましたが、2017年度初のトピックは僭越ながら金沢工業大学の新・夢考房をご紹介したいと思います。 「夢考房」をご存知の方も居られると思いますが、夢考房は課外の学生のワークスペースです。
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Vol. 57    issued on 2017/01/06

空き家改修による学生シェアハウス《新潟》  
□空き家改修の経緯と概要
現在、空き家の増加は社会的課題となり、その適切な管理や有効活用に向けた様々な取り組みが全国各地で起こっています。筆者らも、新潟県柏崎市(人口8.6万人)で、空き家を学生シェアハウスへリノベーションする事業に、住人となる大学生や関係者らとともに取り組んできました。…
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越中おわらと街衆の心意気 《富山》  
本稿では、伝統芸能八尾おわらを仔細に紹介し、次いで、おわらが(子どもを含めた)街衆の心意気を醸成していることを述べる。併せて街のあり方考としたい。
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富山城址公園 茶室「碌々亭」移築復原
─職藝学院 現場レポート vol.3─ 《富山》
  
□ 茶室「碌々亭」の来歴
茶室「碌々亭」は、明治三十年頃に高山の永田家が、武者小路千家8代の一指斎(1848〜1898)に依頼して計画した茶室である。一指斎は完成を待たずして病を得たため、実兄である表千家11代の碌々斎(1837〜1910)が後を継いで完成させたと伝えられている。…
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庭が変われば空き家、街も変わっていく 《長野》  
メディアで空き家問題が連日のように取り上げられている。一口に空き家と言っても、厳密には、「二次的住宅(常時住んでいないが使っている)」、「賃貸用住宅(貸したいのに売り手がいない)」、「売却用住宅(売りたいのに買い手がいない)」、「その他(用途がなく使われていないか分類不能)」に分類される。
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メダリスト誕生!? 〜“金沢プール”〜 《石川 》  
今年の漢字は「金」だそうである。毎年、その年の世相を反映した1文字が選ばれ、京都清水寺の貫主が揮毫する。今年はリオデジャネイロ五輪によるメダルラッシュが反映されたものとみられる。五輪と言えば柔道、レスリングなどの競技が日本のお家芸として持て囃されるが、水泳も日本は強豪国として名を連ねる。
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Vol. 56    issued on 2016/10/07

特集:2016年度日本建築学会北陸支部総会・大《福井 

全体報告
1. 研究発表会のトピックステーマを「地域と防災」とする。
2. 研究発表会における若手優秀プレゼンテーション賞対象者の発表をまとめる。 その後、福井大学及び福井工業大学の教員を中心に実行委員会を組織し、事前準備、当日運営に関する詳細を決定した。 …
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講演会  
平成28年度の支部大会において、中島正愛 先生(日本建築学会会長,京都大学防災研究所教授)による基調講演会が開催された。平成28年7月23日14:35〜16:00のスケジュールで、福井大学文京キャンパス総合研究棟T13F会議室を会場として実施された。
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学生による語り合いのシンポジオン2016:学内外における学生主体の建築活動(教育・研究・実践)
シンポジオンでは、学生諸君の精力的な活動について話題提供の場を設け、語り合いと自由討議により参加者全員で交流することを目的としている。今回のシンポジオンは2部構成とし、前半は話題提供として5チーム(4大学1高専)の学生たちによる活動プレゼンテーション、後半は会場全体での自由な語り合いと交流がなされた。 …
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研究協議会「熊本地震の被害報告・意見交換」
災害連絡部会では、北陸管内を対象とした災害情報連絡を本務としながらも北陸管内にこだわることなく学会活動の一環として役割を果たすべきとして、4月14日(16日)に発生した熊本地震について、北陸支部大会実行委員会ならびに支部執行委員会・研究委員会の協力を得て標記の研究協議会を開催することができた。 …
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Vol. 55    issued on 2016/07/08

富山城址公園「富山市 本丸亭」新築竣工・開館
─職藝学院 現場レポート vol.2─《富山》
  
□「富山市 本丸亭」開館
5月20日、茶道をはじめとした伝統文化に親しむ場として、富山城址公園内に「富山市 本丸亭」(以下、本丸亭)が開館した。「本丸亭」は、県内茶道6流派が集い結成された実行委員会によって企画され、前年度本学院で移築復原を行った茶室「碌々亭」の増築棟として、6流派からの寄付によって建築が進められてきたものである。…
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レッサーパンダのいえ 《福井》  
□はじめに
福井県鯖江市西山動物園は、JR鯖江駅から徒歩15分、福井鉄道西鯖江駅から徒歩1分と便利な市街地の中の西山公園の中にあります。この動物園は日本一小さな動物園と言われ、とても小規模(約3,000u)ですが、レッサーパンダが現在11匹と多く、国内でも有数の繁殖実績を誇る動物園として有名です。
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福井の地から建築史・建築論研究を考える
─「増田友也の建築作品について」開催報告─ 《福井》
  
昨年の生誕100年を迎えた増田友也(1914〜1981)を記念した企画「増田友也の思索をめぐって」に続いて、今年は、京都工芸繊維大学・美術工芸資料館での展覧会「増田友也展」(10/26〜12/12)にも合わせて、記念講演会・シンポジウム「増田友也の建築作品について」を開催した。…
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神城断層地震の被災地域における文化遺産レスキュー活動 ─被災建物・史料救援ネットのこれまでとこれから─ 《長野》  
平成26(2014)年11月22日の夜10時頃、長野県北部を大きな地震が襲った。白馬村や小谷村を中心に、多くの建物が壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、地縁的な関係を礎として迅速な救助活動が行われたこともあり、幸い一人の死者を出すことなく済んだ。マスコミはこれを「白馬の奇跡」と呼んだ。
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編集所感    広報部会メンバーによるWebマガジン[Ah!]の編集所感です。
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Vol. 54    issued on 2016/04/01

復原 内山邸柳原文庫
─職藝学院 現場レポート vol.1─《富山》
  
□職藝学院の『実物実習』
大工と庭師を育てる専門学校「職藝学院」では毎年、実際の建築物の新築及び修復を授業の一環として行っている。昨年6月には県民会館分館 内山邸の土蔵「柳原文庫」の新築復原が完了した。今回のレポートでは、この柳原文庫の完成までの流れを通して、…
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石川県指定文化財中谷家住宅の保存・活用 《石川》  
石川工業高等専門学校建築学科では、学外、地域との連携のなかで、いくつかの研究室活動を実施しています。今回は、石川県指定文化財中谷家住宅の保存と活用に関する活動を紹介させていただきます。
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近代化遺産を活かしたまちづくり 《福井》  
□敦賀市のまちづくり
敦賀市は、日本海側の奥部に位置し、古代から、北陸と中京・京阪神をつなぎ、また対岸諸国との交通の要衝として発展してきた(写真1)。このことは、中心市街地に所在する越前国の一宮として位置づけられる北陸道の総鎮守氣比神宮の存在からもうかがうことができる。…
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古い空きビルの使い方 《長野》  
□イベントまでの流れ
2016年2月20日に、「いえとビル_長野門前のまちとコミュニティ」と題し、建築家の塚本由晴氏による講演会、および不動産専門家の倉石智典氏を加えたシンポジウムを開いた(図1)。会場となったこおむらビルは長野で最も古いコンクリート造で、
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Vol.53    issued on 2016/01/06

「集合!みんなはたてもの探偵団」報告
《富山》
  
身近な建物や町並みに興味を持ちながら、都市の安全・防災・防犯を考えることを目的に、小学生2年生〜6年生を対象とした町並み探検のワークショップ「第11回集合!みんなはたてもの探偵団」を、去る2015年10月12日(月・祝)に富山市で実施した。…
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福井市グリフィス記念館
ー明治の洋風建築復元とまちづくりー
 《福井》
  
□グリフィスとは
 ウィリアム・エリオット・グリフィスは、明治4(1871)年に福井藩が欧米の先進技術や知識を学ぶために招聘した米国人教師です。藩校明新館で理化学を教え、日本最初の米国式理科実験室を作るなど、日本の教育の近代化に尽力しました。
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設計課題作品展報告 《長野》  
信州大学工学部建築学科学部2年生の「建築設計製図U」住宅課題の作品展が、昨年12月3日(木)から25日(金)まで、工学部キャンパス北側向かいの長野県信用組合(以下、けんしん)若里支店内ギャラリーにて、初めて開催された。…
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犀川が生んだ建築家谷口吉郎の旧家 《石川》  
「そうだったのか!」一見するとちょっと変わった色の荘厳な蔵(写真1)があるなと、普段は特に気を止めることもなく通過していた一画の建物群が、建築家故谷口吉郎の旧家だったとは(写真2・3)。谷口吉郎は東宮御所をはじめ、東京国立博物館東洋館や帝国劇場などを設計したわが国を代表する建築家である。
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Vol. 52    issued on 2015/09/30

特集:2015年度日本建築学会北陸支部総会・大会 


全体報告−中越地震から10年「災害と建築」−《新潟》  
 日本建築学会北陸支部大会は毎年各県持ち廻りで実施しているが、県内では更に新潟大学、新潟工科大学、長岡造形大学を持ち廻りで行うため、本学での大会実施は15年ぶりのものとなる。…
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講演会報告 《新潟》  
 今年度の支部大会の講演会として、10年前に発生した新潟県中越地震の応急対応、復旧復興プロセスに行政の立場から取り組んでこられた渡辺斉氏を講師に迎え、10年間の取り組み、そしてそこから得られた教訓や課題についてご紹介いただいた。
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学生による語り合いのシンポジオン 2015 《新潟》
7月12日(日)14:00〜15:30 (長岡造形大学 円形講義室) ・テーマ「建築家にできること」、「建築が実現できること」または「建築を学ぶ学生ができること」―中山間地の生活をゆたかにするためにー …
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Vol.51    issued on 2015/07/01

竹田の里づくりプロジェクト 進行中。
−講演会と見学会の実施報告−
 《福井》
  
福井県の北部、のどかな山あいの坂井市丸岡町竹田地区で里づくりプロジェクトが進んでいます。2013年に「竹田の里将来ビジョン検討委員会(委員長:福井県立大学 北川太一教授)」が設立され、住民アンケートやワークショップなどを行いながら竹田の活性化について地元の方々と話し合いを重ね、昨年3月に「竹田の里将来ビジョン」が発表されました。…
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読書発電所 施設見学 《長野》  
□事の発端
少し前の事である。長野県南木曽町にある読書発電所を見学した。事の発端はこうだ。大学祭で実施する「親子体験教室」のテーマを決めなければならない。→ 工学部らしいものづくりを体験させてあげたい。→ 身の回りにある不要なものを活用して何か作れないか。--- 等々の議論の末、
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複合商業施設「片町きらら」誕生! 《石川》  
北陸新幹線が金沢まで開通して早3ヶ月。開通に合わせて石川県内ではいろいろなプロジェクトが胎動しています。今回はその一つ「片町きらら」(図1,2)にフォーカスしてみたいと思います。片町は言わずと知れた?金沢随一の繁華街であり、連日連夜ドラマが繰り広げられています。そんな片町の中心地に凛として建つ何と約15,000m2の大型商業施設が誕生します。…
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Vol.50    issued on 2015/04/01

まちかど研究室−商店街に大学生の活動拠点《新潟》  
□「まちかど研究室」とは
柏崎駅前商店街の空き店舗を活用した「まちかど研究室(以下、まち研)」は、新潟工科大学、新潟産業大学と柏崎市の連携事業として平成24年7月に設立され、これまで約3年間活動を続けてきました…
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ひとのつながりがつくるまちの活性化 《福井》  
□多様な「人」が集まる場「きちづくり福井会社」
福井市のまちなかを主体に地域活性化をしようと、2012年6月にきちづくり福井会社は設立されました。発端はまちづくり福井株式会社が主催するまちづくりの人材育成セミナー「まちの担い手育成プロジェクト」で
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いま甦る!玉泉院丸 《石川》  
3月6日は啓蟄。二十四節季の一つで、冬眠していた虫が這い出ると言われる日。その翌日に長い冬眠から目覚める庭園が公開された。金沢城の玉泉院丸の庭園である。ご存知の通り金沢城は加賀前田家の居城。隣接された兼六園は日本三大庭園として有名である…
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2014年11月22日の長野県北部の地震による白馬村の被害 《長野》  
2014年11月22日22時08分頃、長野県北部を震源としたマグニチュード6.7、最大震度6弱の地震が発生した。この地震によって長野県の多くの木造建築物が被災し、震源に近い白馬村や小谷村で建物の倒壊や土砂崩れなどの大きな被害があった …
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Vol.49    issued on 2015/01/08

集合!みんなはたてもの探偵団 《富山》  
身近な建物や町並みに興味を持ちながら、都市の安全・防災・防犯を考えることを目的に、小学生3年生〜6年生を対象とした町並み探検のワークショップ「第10回集合!みんなはたてもの探偵団」を、去る2014年10月11日(土)に富山市で実施した。参加した小学生は3年生7名・4年生1名・6年生2名と …
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駐車場活用テラスと空き店舗活用サロン 《福井》  
福井市中心市街地では、空き店舗や青空駐車場が虫食い状に増加し、近年、中心市街地の歩行者数や来店者数が減少を続けるなどの状況に陥っている。一方で、新栄商店街周辺地区(以下、新栄地区)は、JR福井駅西口に近く中心市街地の商業の中心部に位置しながら、老朽化した木造建築物が4m未満の …
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シンポジウム「増田友也の思索をめぐって」 《福井》  
昨年度の企画「森田慶一『西洋建築史概説』刊行50周年を記念して」(記念講演:加藤邦男氏)を受け、今年度は生誕百年を迎えた増田友也(1914〜1981)のシンポジウムを開催した。なお京都大学の森田と増田は、戦後の福井大学の建築学教育に深く関わったことから、この福井支所での連続企画が実現 …
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中山間地域の未来学 《長野》  
□時代が移りつつある…ただなかにいる、そう実感します。私たちが年々疑いもなく歳を重ねていく先の生活にはさまざまな問題が待っているのだと信州に移住してよく知るようになりました。人口が減り、高齢者が多く生きる国の未来は、ここ信州の小さな集落の多くで生じて久しく …
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伝統文化を継承する花街のまちづくり 《新潟》  
ここでいう花街(かがい)とは、主に芸妓(げいぎ/げいこ)さんを呼べる料亭、茶屋などが集積する都市の一画を指します。花柳界と同様に花街柳巷(かがいりゅうこう)という漢語に由来しますが、昭和以降「はなまち」という読み方も広がりました。明治以降、娼妓の遊郭と芸妓の花街とが分離されます。これが …
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