環境心理生理運営委員会
これまでの活動
本委員会が企画・編集した出版物

「住まいと街をつくるための調査のデザイン」オーム社 ISBN978-4-274-20995-6
 本書は,人間と建築・都市の関係を対象とする調査手法のノウハウを網羅した本です。 インタビュー,アンケート,心理評価実験の計画・実施からデータ分析まで,どのようにしたら目的を果たせるのかについて詳細に紹介されています。

◆「都市・建築空間の科学―環境心理生理からのアプローチ 」技報堂出版 ISBN4-7655-2464-7
 本書は,音,熱,空気,光といった各環境要因ごとに心理生理研究との関係について紹介するだけでなく,総合的なアプローチとして,景観評価に関する異文化間比較研究,複合環境評価研究,統計手法などについてもトピックス的に取り上げ,さまざまな切り口から環境心理生理学研究についてまとめています。

◆「建築空間のヒューマナイジング―環境心理による人間空間の創造」彰国社 ISBN4-395-00589-6
 本書は,建物に対する利用者の感じ方を,環境心理学の手法で分析し,実務に適用した事例を集めたものです。新宿副都心のビル風対策についての利用者へのヒアリング,建物利用者の評価に基づく小児科医院の改築計画や,スキー場の宿泊施設に関する日本人とフランス人の好みの違いなど,建築物のデザインや機能だけでなく,建築物の色や音,街のイメージなどに関する事例も紹介しています。

◆「よりよい環境創造のための 環境心理調査手法入門」技報堂出版 ISBN4-7655-2444-2
 人間と環境の関わりを明らかにすることでより良い環境創造をめざす「環境心理学」という研究領域のさまざまな研究手法をできるだけやさしく,かつわかりやすく解説した,入門書・教科書です。卒論や修論に取り組もうとする学生諸君や,実務に環境心理的な手法を使ってみようとする設計者,ファシリティー・マネージャーといった方々に読んでいただくことを目指して書かれています。

◆「人間環境学 よりよい環境デザインへ」朝倉書店 ISBN4-254-26011-3
 人間の心理や行動と環境との関わりとそれに基づく環境デザインの方法についてわかりやすくまとめたものです。環境設計・建築設計に携わる人が最低限知っておくべき知識,一般の人々が環境を理解してよりよく生活するための基本的な知識を提供しようという観点から書かれています。

2010年度の活動内容
・「環境工学用教材」「環境工学実験用教材」への環境心理生理分野に関する内容検討・原稿作成
・大会学術講演会にてオーガナイズドセッション「環境心理研究の実践2」を実施
・第8回 建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム開催(2010.6.5)
・第10回 環境心理生理チュートリアル「自由記述は宝の山? テキストマイニングの作法と技法」開催(2010.9.28)
・第9回 建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム被験者は何人必要か?  心理実験・調査研究におけるサンプリング2開催(2010.11.20)
2009年度の活動内容
・「環境工学用教材」「環境工学実験用教材」への環境心理生理分野に関する内容検討・原稿作成
・大会学術講演会にてオーガナイズドセッション「環境心理研究の実践」を実施
・第1回環境心理ワークショップを実施(2009.8.30)
・第8回環境心理生理チュートリアル「アンケート調査の作法と技法」を開催(2009.9.28)
・第9回環境心理生理チュートリアル「アンケート調査の作法と技法2」を開催(2009.11.28)
・建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム(第7回)を開催(2009.12.12)
2008年度の活動内容
・大会学術講演会にてオーガナイズドセッション「屋外空間の心理生理評価」を実施
・第7回環境心理生理チュートリアルを実施(2008.9.21)
・建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム(第5回)を開催(2008.5.24)
・建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム(第6回)を開催(2009.3.14)
・環境工学教材への環境心理生理分野の内容追加についての検討(新規)
2007年度の活動内容
・大会学術講演会にてオーガナイズドセッション「環境心理研究における質的アプローチ」を実施
・第6回環境心理生理チュートリアルを実施(2007.8.31)
・建築空間における感覚・知覚心理シンポジウム(第4回)を開催(2007.10.13)

日本建築学会常置研究委員会組織環境工学委員会環境心理生理運営委員会>これまでの活動