シンポジウム結果報告

「建築伝熱計算プログラム/ライブラリの公開をめぐって」

 

■概要

 建築伝熱計算プログラム/ライブラリの公開をめぐって

主   催

 日本建築学会熱環境小委員会

日   時

 2003年2月28日(金)13:00-18:00

場   所

 日本建築学会会議室

参 加 費

 参加費:会員2000(学生1000),非会員3000

実質参加者

 54名

内   容

 司  会                                  二宮秀與(長岡造形大学)

 主旨説明                                 松本真一(秋田県立大学)

 第1部 国内外におけるプログラム/ライブラリ公開の実情と課題 

 (1)海外の実情−DOEなど北米を中心に         内海康雄(宮城高専)

 (2)研究における数値計算利用               田辺新一(早稲田大学)

 (3)国内におけるプログラム/ライブラリの開発 事例と公開の必要性(1)

萩島 理(九州大学)

 (4)国内におけるプログラム/ライブラリの開発 事例と公開の必要性(2)

奥山博康(清水建設)

休   憩

 第2部 クラスライブラリSWGホームページによる公開 

 (1)公開の目的と方法,展望                            松本真一(秋田県立大学)

 (2)公開の内容−ホームページの紹介と登録        西岡真稔(大阪市立大学)

 (3)デモンストレーション(1)                    芝池英樹(京都工芸繊維大学)

(2)              二宮秀與(長岡造形大学)

 閉会のあいさつ(まとめ)                石野久彌(東京都立大学)

              *リンクした資料はシンポジウム当日の資料をPDFにしたものです。

■意見交換

   このシンポジウムはクラスライブラリの紹介と意見交換を目的としたので具体的な項目の質疑応答はありません。会場での幾つかのコメントを以下に紹介します。

       DOEが活性化している理由:input,output部分の仕様が決められているので、コンポーネントを開発&利用しやすいのではないか。

       訴訟等のリスクを考えるとプログラムソースの公開は難しい場合がある。

       プログラムを公開しより多くの人に利用してもらうことで、プログラムの信頼性が向上する。

       日本でも積極的にクラスライブラリを収集・整理・公開してゆく必要がある。

 

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