日本建築学会から刊行されている「建築物の振動に関する居住性能評価指針同解説」は環境振動の評価にとどまらず,評価に基づく設計方法にまで踏み込んで解説を行っている。このため評価と設計とが渾然一体となり,ISOに見られるような振動の応答評価とは異なり,振動源の種類に大きく依存する形式になっている。本小委員会では,将来の指針改定を視野に入れ,評価と設計とを分離する可能性について検討を行う。
2011年度:
現在の評価指針の問題点を,特に設計の観点から整理する。
2012年度:
現在の評価指針を評価と設計に分離する方法を検討する。
2013年度:
評価に基づく新しい設計法を提案する。
2014年度:
設計指針のドラフトを作成する。
|