公開見学会「神奈川芸術劇場の目指すもの」

主催 日本建築学会建築計画委員会 文化施設小委員会

企画主旨

2011年1月に横浜市に開館する神奈川芸術劇場(設計:香山壽夫建築研究所+アプルデザインワークショップ+アプル総合計画)は、従来の使いやすい劇場という枠を超えて、そこで行われる作品創造の様々な可能性を想定した次世代の公共劇場として期待されてい る。

そこでは、建築家、芸術監督、演出家、舞台技術者のコラボレーションによって、空間構成、スケール、設備、仮設性、そしてソフトの在り方等を含めた様々な観点から舞台芸術が立ち上がる場を創り出す努力が費やされ、そのプロセス自体が劇場の本質を浮かび上がらせるとともに、建築と舞台芸術の新しい関係を示唆している。同時にこの神奈川芸術劇場は、創造都市としても先駆的な横浜市の新たな創造拠点として、芸術監督に宮本亜門氏を迎える等の都市全体の創造活動を支援する公共劇場の一つのモデルとしても注目されている。

文化施設小委員会では、開館前の神奈川芸術劇場を会場として、設計者の解説による劇場全体の公開見学会と建築家、作品創造に関わる専門家による座談会を企画致しました。

座談会では、そのプロセスを共有しながら会員相互のディスカッションを踏まえその可能性と次世代のヒントを探ります。

スケジュール

日時:平成22年11月28日(日)13:00〜17:30
場所:神奈川芸術劇場(神奈川県横浜市中区山下町281 みなとみらい線 日本大通り駅 3番出口より徒歩5分)
受付 12:30〜(神奈川芸術劇場5階ホールロビー)
見学会 13:00〜15:30
解説 香山壽夫・長谷川祥久(以上香山壽夫建築研究所)
座談会 15:40〜17:30
 眞野純(神奈川芸術劇場館長)
 草加叔也(空間創造研究所)
 堀尾幸男(舞台美術家)他
進行 坂口大洋(東北大学) 長谷川祥久(前掲)

参加費

無料

参加申し込み方法

下記申込先に11月25日(木)までにメールにて参加される方の氏名と所属をご連絡下さい。

申込先

東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻
坂口大洋
e-mail sakaguti@tjogi.pln.archi.tohoku.ac.jp

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