当委員会について
人・物・情報が世界規模で瞬時に行きかう現在、それらの要因に影響を受け、居住の質や暮らし方は、日々劇的に変化しています。また、一昔前は前人未踏の秘境だったような場所についても、情報技術の発達により、今ではどこにいてもその住居や町並みの様子を手に取るかのように知ることができるようになりました。
こういった状況のなか、私たち比較居住文化小委員会は、あえてある程度継続的な時間をフィールドで過ごし、そこに暮らす住民と時間を共有しながら、「フィールドワーク」という手法を用いることによって住居および居住文化の研究を行っている研究者たちによって組織されています。
所属する研究者それぞれには、フィールドとしている国や地域があり、皆、そのフィールドに対しひとかたならぬ思いを抱いています。私たちは、その調査研究から得た貴重な知見をフィールドへの感謝の気持ちをこめて多様に展開し、建築学の発展に寄与することも活動の目的としています。
活動内容
- フィールドワークによる住居および居住文化の調査研究
- フィールドワークによる住居研究の研究会の開催
- フィールドワークによる住居研究事例の見学会の開催
- フィールドワークによって得た知見を基にした書籍の刊行
- 上記情報の発信